今週から中山開催が始まります。土曜日のメインレースはオープンクラス、ダート1200m戦の千葉Sです。

　本命にはゼンノベラーノです。前々走の根岸Sでは大敗しましたが、前走のすばるSでは勝ち馬に離されたものの2着にきました。このクラスで好走しており、さらに今回の中山コースを得意としています。安定した先行力もあり、得意のコースなので今回はこの馬を軸とします。

　対抗にはタイセイレジェンドを推します。前走の根岸Sでは、フェブラリーSで好走した馬を相手に差の無い4着と好走。またその前のカペラSでも人気薄ながら3着と好走しました。逃げ馬がほかに何頭かいますが、逃げられるのがこの馬にとって理想ですので、頭を取れれば好勝負だと思います。

　3番手にはトーホウチェイサーです。前走のすばるSでは先行馬が残る流れの中、後方から3着にきました。後方からのレースが多く展開に左右される面がありますが、先行して結果を残しているレースもあり、このクラスでの実績もあるので、複勝圏内に入ってくると思います。

　押さえには現在2連勝と勢いのあるマルカバッケンと中山コースで二2勝のコンフォーコです。

東大ホースメンクラブ　キャラメル

【上位拮抗】軌道に乗った印象のゼンノベラーノは使い詰めも元気一杯でコース相性も上々。タイセイレジェンドは前走後ひと息入ったが気配良好。前々走で重賞3着の条件で逆転も十分。前走快勝のマルカバッケンも好調キープで争覇圏。プラス16kgを叩かれたトーホウチェイサーも上向いている。シゲルソウウンは前走でクラスにメド。サウンドアクシスとアーリーロブストも差のない実力の持ち主だ。

【見下ろし】タイセイレジェンドは、12月のカペラSを、1分9秒5で3着。当時の鞍上は南関東の坂井英。決して下手な騎手ではないけれど、1200ダートの特性もまだ明らかではなく、しかも8番人気。半信半疑で動かした感じもあったが、チカラ勝負の東京1400ダート・GIIの根岸Sを、ゴール寸前まで粘りに粘って4着に好走。鞍上のウチパクも、今回は見下ろしで乗れる。マルカバッケンも、以前と比べ、馬込みで競馬ができるようになった。ロスなく躊躇なく仕掛けられるぶん、二連勝。勢いに乗る手だ。ゼンノベラーノは、いかんせん連闘明け。予想のスタンスとして、本命は打ち切れなかった。すばるS3着のトーホウチェイサーは、ひと絞りで前進十分。クリアンサスは、本質はダート馬ではないか。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。