11R

エリザベス女王杯

15:40発走 / 芝2200m (右 外 B) / 天候:雨 / 馬場:重
5回 京都 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際) 牝(指) 定量 16頭
本賞金:9000,3600,2300,1400,900万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走、秋華賞以外の牝馬限定戦で4着以下だった日本馬
※京都過去10年[0-0-2-43]
●2011年該当馬→アパパネ(3着)、シンメイフジ(7着)、ブロードストリート(10着)、レディアルバローザ(17着)、サンテミリオン(18着)
○2012年該当馬→メルヴェイユドールクリスマスキャロルオールザットジャズホエールキャプチャエリンコートレインボーダリア

・前走、重賞以外に出走していた日本馬
※京都過去10年[0-0-0-21]
●2011年該当馬→レインボーダリア(5着)、ワルキューレ(6着)、グルヴェイグ(14着)、オールザットジャズ(15着)
○2012年該当馬→アカンサスマイネジャンヌピクシープリンセスレジェンドブルーマイネオーチャードラシンティランテ

2011年残った馬→スノーフェアリー、アヴェンチュラホエールキャプチャフミノイマージンイタリアンレッドレーヴディソールエリンコートアニメイトバイオダンシングレイン

【2011年結果】
1着:スノーフェアリー(○)
2着:アヴェンチュラ(○)
3着:アパパネ(×)

2012年残った馬→マイネイサベルスマートシルエットフミノイマージンヴィルシーナ

2012年下半期[星取り表]:●●●○●○●●●●●△○○●△●●△

井崎:須田クン、アルゼンチン共和国杯ってトリガミだったの!? 久々に当たった気がしたんだが……おっかしいなあ。

須田:ボク基準では間違いなくガミです。だって、馬連ほぼチャラ、馬単ガミ、3連複と3連単ハズレ、ですもん。ビートブラックが3着に残れば、また違ったんですけどねえ。

井崎:マイネルマークが差した瞬間、白星がスルリと逃げていったのか……近そうで遠いものだよなあ、白星って。

須田:いやいやいや、そんな遠い目をして言うほどのハードルじゃないですって(笑)。当てて、儲かれば、それだけで白星になるんですから……しっかりしてください。

井崎:でもさ、エリザベス女王杯はこの4頭で、当たるし儲かる気がするんだよな。

須田:消去ネタがたったの2つしか使われていないのに、よくここまで絞り込めたものですね。いっそのこそ、消去ネタをひとつ足して、3頭か2頭にまで絞りません?

井崎:おお、当てろ当てろと小姑のようにうるさい須田クンの発言とは思えないぞ。なんでまた、そんなことを言い出したの?

須田:お気付きとは思うんですが、今年の下半期にヴィルシーナが出走したレースって、すべてトリガミになってるじゃないですか。

井崎:そりゃまあ、消去ネタから考えて、ジェンティルドンナヴィルシーナのどちらかを消すなんて暴挙、なかなか推奨できないからねえ。で、ガミる、と。

須田:いわば、このコラムの「強敵」なわけですよ。今回も、ヴィルシーナフミノイマージンあたりで決まったら、ギリギリ白星にならない可能性もあるかなー、と。

井崎:さすがに今回は大丈夫だろ(笑)。ここから減らしたり軸を取ったりすると、当たるものも当たらなくなる気がするし。だから、素直にボックスで勝負するぞ!

須田:「二度あることは三度ある」って格言の意味を、センセイに身をもって知っていただけそうな気がしますよ……。

 望田潤の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

6

1点 1000円

馬連流し

6

相手

7

11

12

3通り 各2000円

馬連流し

6

相手

5

14

15

3通り 各1000円

望田潤の見解

 ▲ヴィルシーナ、☆フミノイマージンは牝馬G1を勝てる実力の持ち主だが、▲はヘイローのニアリークロスが多すぎて、☆は母のデルタジャッジのクロスの影響で、どちらかといえば小回り内回り向きの脚質に出ている。

 京都外2200mなら追い切りの動きに身上のしなやかさが戻ってきた○ホエールキャプチャのほうが信用できるような気がするが、雨で時計や上がりがかかる決着ならば◎はピクシープリンセスでいってみたい。

 牝祖フォールアスペンはハイインロー的なスタミナを伝え子孫が大繁栄した名繁殖で、そこにキングマンボ×サドラーでヌレイエフ≒サドラー3×2とエルコンドルパサーばりの配合をしている母オータムメロディーは、ことスタミナと底力に関しては世界最高レベルの名血と断言できる。

 下りからロングスパートして、他はみんなバテたのに一頭だけ力強く伸び続けて突き放した前走の勝ちっぷりをみると、この欧州本格派の名血がついに覚醒してきたのではないかと思う。

 ミルコは持続力があるのはわかっているからロングスパートでくるはずで、前売りをみるとイヤになるほど穴人気になっているが、ここは血統予想らしい◎ピクシープリンセスでいってみたい。

 △の3頭は◎が勝ち負けするような持続戦想定で拾ってみた。

 井内利彰の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

10

1点 1500円

複勝

10

1点 4500円

3連単フォーメーション
1着

6

10

16

2着

12

相手

3

6

7

10

11

16

15通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

12

2着

6

10

16

相手

3

6

7

10

11

16

15通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

10

12

2着

10

12

相手

3

6

7

11

16

10通り 各100円

井内利彰の見解

 まずは過去のエリザベス女王杯における調教タイプの傾向。過去5年では軽目トラックが3勝で最多勝ですが、これは外国馬スノーフェアリーの連覇。よって、基本的にはこの調教タイプは重視する必要はありません。ちなみにもう1頭がリトルアマポーラでした。

 残る2勝は調教本数の多いタイプ。京都芝2200mで行われるレースですから、基本的には調教量が必要。特に標準多め併用系統が好走できる条件です。これに該当する馬は何頭かいますが、その中には○ヴィルシーナがいますから、これをすんなり本命にする手もあったと思います。

 ただ競馬予想TV!で使用している調教チャートを見れば分かりますが、今回の仕上げと前回の仕上げはほぼ同じ。前走時は「少し緩い調教」ということで評価を下げたので、実は今回、もっと攻めてくれると思っていました。意外と緩い今回の攻め、だからといって崩れるとは到底思えませんが、断然人気が予想できる今回、高く評価する必要はないと思いました。

 ◎オールザットジャズ。まず最終追い切りの内容で3頭併せの最内から仕掛けた程度で先着した動きが角居勝彦厩舎の勝負調教に該当します。単なる先着というよりも、どこまでも伸びていきそうな勢いある動きは前走時とは全く違います。前走は馬体重が大きく減ってしまう、仕上げすぎでしたが、そこから戻しての今回。これで好走すれば、仕上げ切ってから戻していくという調教パターンが角居厩舎の新たな鉄板になる可能性もあります。

 そして調教チャートからも好走を示唆するデータ。チャートの項目、スピードが2以下だった場合の成績が[1-2-0-6]なのに対して、3以上だと[4-2-0-0]と抜群の勝率を誇ります。今回はスピードが5、しっかり速い時計の追い切りをできたことで勝利へのスイッチが入ったと思われます。ちなみにスピード5では、2006年フサイチパンドラが7番人気1着などの好走例があり、エリザベス女王杯にも高い適性があります。

 最初に本命候補に考えたのが▲ラシンティランテ。調教データ的には◎に上回るものはありませんが、状態はとにかく最高。最終追い切りでもグリッターウィングの後ろで折り合い走りを見せ「ためて伸ばす」という本番への試走を成功させています。敵は身内にあり、ヴィルシーナにとって、そんな言葉はまんざらでもなさそうです。

 ☆ピクシープリンセスは1着もあると考えての印。中1週でのCW追いでしたが、とにかく前へ前へという走りが印象的。まだまだ走りに雑な部分があって、伸びしろがありますが、現状でも十分上位争いできると思いました。

 以下は3着候補という印。坂路での自己ベストを更新した△ホエールキャプチャは今回の追い切りでやっぱりマイルが最適と思いましたし、△フミノイマージンはそこまで上積みを感じることができない最終追い切り、△スマートシルエットにしても、夏場から使い続けて現状維持という印象しかありません。


1.マイネイサベル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

2.アカンサス
今回:標準少め坂路
前回:馬ナリ平均坂路

3.スマートシルエット
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

4.メルヴェイユドール
今回:標準併用
前回:乗込併用

5.マイネジャンヌ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

6.ピクシープリンセス
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準併用

7.フミノイマージン
今回:標準トラック主体
前回:標準併用

8.レジェンドブルー
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均トラック

9.クリスマスキャロル
今回:標準坂路
前回:標準坂路

10.オールザットジャズ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

11.ホエールキャプチャ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

12.ヴィルシーナ
今回:乗込併用
前回:標準多め坂路

13.エリンコート
今回:標準多めトラック主体
前回:標準トラック

14.マイネオーチャード
今回:標準多め併用
前回:標準少め坂路

15.レインボーダリア
今回:乗込併用
前回:標準トラック

16.ラシンティランテ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

 山崎エリカの予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

7

相手

3

12

15

3通り 各2500円

馬連流し

7

相手

6

1通り 各2000円

ワイド

7

-

8

1点 500円

山崎エリカの見解

 世間では「エリザベス女王杯は荒れる」というイメージが強いようですが、能力的な視点で言えば、あまり荒れるレースではありません。配当上の大波乱となった09年の勝ち馬クィーンスプマンテは同年のみなみ北海道Sで2着に3馬身半差引き離しての高指数での逃げ切り勝ちを決め、2着のテイエムプリキュアも同年日経新春杯勝ちの実績がありました。ただ、その逃げ切り勝ちがフロックとして取り扱われていただけなのです。

 能力的な視点で荒れるパターンをしぼり出すとすれば、08年の勝ち馬リトルアマポーラのように、夏の休養中に成長していたパターンです。秋華賞は休養明けだったので能力全開とまではいかず、エリザベス女王杯の舞台で変わり身を見せました。

 特に今年は能力上位馬と、そうではない馬の色分けがしっかりしています。ちなみにジェンティルドンナが出走していないということで注目を集めている1番人気ヴィルシーナは、パワーポイント指数では上位拮抗の能力値3位です。

 そこで今回の◎はストレートに今年の札幌記念の勝ち馬で能力値1位のフミノイマージンを推します。ヴィクトリアマイルでは太宰騎手にとっては不本意な乗り替りがあり、タメ殺しされての15着大敗、休養明けで挑んだクイーンSも直線で前が詰まる不利があり、力を出し切れずの8着でした。

 しかし、元の鞘に収まった札幌記念では、昨年の天皇賞(秋)の2着馬で、今年は4着のダークシャドウを2着に降して勝利し、牡馬の強豪相手の京都大賞典でも4着と上々の走りを見せました。

 また、京都の外回りは内回りとの合流地点で内側がポッカリと開いたところを後方勢が強襲することができるので、あまり腕のない騎手でも前が詰まることがありません。これが前記したエリザベス女王杯がほぼ能力どおりに決着する理由です。

 ○は超オーバーペースのマーメイドSこそ崩れたものの、それを除けば近走は0.1秒差以内の安定した成績を収めているスマートシルエット。同馬はここでは能力値2位の存在となり、このメンバーではスタミナがあるほうなので、雨が降るのはプラスでしょう。

 ▲は3歳牝馬クラシックで連続2着のヴィルシーナ。3歳馬の成長力を加味すれば、勝ち負けされても不思議ではありませんが、過剰人気なのでやや嫌いました。前走でスローペースの楽な競馬をした分、雨が降ってスタミナを要す馬場状態となれば、ガス欠してしまう可能性もあります。

 高橋学の予想

img_yoso

予想印
12ヴィルシーナ(1人気)
7フミノイマージン(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

12

1点 7000円

馬単

7

12

1点 3000円

高橋学の見解

 古馬混合戦となったH8年以降の16年間から、■消える馬・□残る馬をチェック。なお、「着外」は4着以下を指す。

■1.マイネイサベル…前2走内に斤量54キロ以下で1秒以上完敗がある馬[0-0-0-23]。2走前の新潟記念で1秒4差惨敗し、その時の勝ち馬トランスワープが次走天皇賞・秋で2秒4差大敗では、前走フロック視も

■2.アカンサス…斤量が前走比3キロ以上増加は[0-0-0-16]。8番馬も該当

■3.スマートシルエット…右芝を6回以上走って1勝以下の日本馬は、前2走内に右芝重賞戦で連対がある馬を除き[0-0-0-22]。芝連対7回中5回が左芝のスマート、右回り競馬で3番から内枠に入ったときは6・14・6・14着。1番馬も該当

■4.メルヴェイユドール…夏8月以降に3戦以上と使い詰めで、前走芝0秒4以上敗退馬は[0-0-0-33]

■5.マイネジャンヌ…2000mから2400m戦を6回以上走って1勝以下と距離適性にやや難がある馬は、前4走内に1800m以上の重賞戦で連対がある馬を除き[0-0-0-22]。4・15番馬も該当

■6.ピクシープリンセス…前走条件戦使用馬は[0-0-0-30]。前走0秒7差快勝+デムーロで穴人気になっているが、H13年、3走前1000万0秒8差圧勝+前走1600万0秒5差完勝のスプリングチケット(カレンチャンの母)が6人気支持と伏兵視されるも、速いペースに「アラアラの手応え」(鞍上談)で13着完敗。G1のカベは思いのほか険しい

□7.フミノイマージン…前2走内に牡馬相手の1800m以上2400m以下の芝G1またはG2戦で0秒6差内の好走がある4歳以上日本牝馬は[7-5-2-5]。このうち、

(a)前3走内にG2以下芝、斤量56キロ以下で0秒8以上の敗退歴がないこと
(b)前5走内に1800m以上の芝重賞戦、斤量54キロ以上で連対歴があること
(c)芝3勝以上挙げていること

以上の3項目すべてを満たしていた馬は[7-5-2-0]

■8.レジェンドブルー…前走G3以下戦、4人気以下かつ着外で斤量増加は[0-0-0-55]

■9.クリスマスキャロル…前走G1戦3着以内の実績馬を除く芝2勝以下は[0-0-0-45]

■10.オールザットジャズ…前3走内に芝重賞戦で連対歴がなく、前走府中牝馬S着外かつ0秒4以上敗退馬は[0-0-0-37]。前走体重12キロ減と馬体回復がカギも、前走10月以降の牡馬混合G1以外戦で10キロ以上体重減があり着外だった馬は[0-0-0-5]、うち4頭がフタ桁完敗だった

■11.ホエールキャプチャ…京都芝を2回以上経験して連対がない馬は[0-0-1-30]。人気馬で、H14年京都芝[0-0-1-1]のレディパステル(前年エ女王杯タイム差なし4着)が3着止まり、H17年京都芝[0-0-0-2]のヤマニンアラバスタ(前走府中牝馬S1着)が8着だった。1・3・4・13・15番馬も該当

□12.ヴィルシーナ秋華賞連対馬は[3-3-1-12]。このうち、

(a)8月以降に重賞を2戦していること
(b)3歳重賞戦で1馬身以上の快勝歴があること
(c)3歳以降の消化レース数は6戦以内であること

以上の3項目すべてを満たしていた秋華賞連対馬は[3-3-0-0]。2着続きのヴィルシーナだが、2月の重賞クイーンCで1馬身1/4差快勝歴があり、3歳以降消化数は5戦

■13.エリンコート…前3走内にG3以下の芝で4人気以下かつ1秒以上の惨敗があった馬は[0-0-0-45]。1番馬も該当

■14.マイネオーチャード…前3走内にOP・重賞戦で連対歴がなく、条件戦で連対外があった馬は[0-0-0-30]。4・6・16番馬も該当

■15.レインボーダリア…前走終い3F32秒9を計測し、今回穴にもっとも不気味な存在。前2走とも1800m以上のG2以下戦で着外だった馬[0-0-0-45]のデータを覆せるか。同馬は12番から外枠に入ったときは[0-0-0-5]。4・10・13番馬も該当

■16.ラシンティランテ…前4走内に重賞戦1着歴がなく、距離2000m以上2400m以下戦で連対歴がない3歳馬は[0-0-0-21]

 日曜の何時頃からの降雨になるのか、雨量はどのくらいか、馬場状態は…と天気がやっかいになったエリザベス女王杯スマートシルエットの前残り、レインボーダリアの末脚など伏兵を狙ったらキリがないが、残ったのは2頭だけ。

 近々牡馬相手のG1戦線に躍り出ようと意欲満々のヴィルシーナVSビッグタイトル最後のチャンス6歳フミノイマージン。ちなみにフミノの鞍上太宰騎手はG1戦[0-1-0-14]、H13年の菊花賞2着(11人気マイネルデスポット)が唯一の連対例。

 三田明太の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

10

1点 5500円

3連複フォーメーション
1着

10

2着

6

7

10

11

15

16

相手

1

3

5

6

7

8

9

10

11

12

13

15

16

45通り 各100円

三田明太の見解

 前日段階でヴィルシーナが単勝1倍台というのには驚いたが、指数的には伸びしろを見込んでも、このオッズには違和感を感じざるを得ない。

 本命はオールザットジャズ。昨年は500万クラスを勝ち上がって中1週で挑戦するも15着に大敗。至極順当な結果に終わっているが、その後の指数推移は本格化を示すもの。特筆すべきは3月の中山牝馬Sで、内1頭分しかまともな芝が残っていない特殊な馬場状態で、しかも逃げ馬が残るペースを、最後方から追い込んで2着、自己最高の「114」をマークしている。

 ヴィクトリアマイル、前走の府中牝馬Sで大敗しているが、指数的にコーナー2つのコースが苦手なのは明らかで、今回はコーナー4つのコースに替わり、しかもデビューから全てで指数を上げている距離延長ローテ。近走よりテンのペースが落ちる分、自身の位置取りを前に上げられればチャンス大だ。

 古澤秀和の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

12

1点 2000円

馬連

7

-

11

1点 2000円

馬連

3

-

7

1点 1500円

馬連

7

-

13

1点 1000円

馬連

7

-

16

1点 1000円

馬連

11

-

12

1点 1500円

馬連

3

-

12

1点 1000円

古澤秀和の見解

7番:最高の状態。これなら勝ち負けできる。
11番:腰がパンとして良い感じ。昨年以上。
12番:良い意味で平行線。
13番:背中は強い。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【チャンスだ】舞台は京都の外回り2200m。フミノイマージンが、力でGIをもぎとる。今春は1600mのヴィクトリアマイル仕様にと、得意とはいえない1400mも走り、しかもローテはタイト。肝心のヴィクトリアマイルは15着に惨敗したが、秋はエリザベスを睨み札幌記念から始動。別定・牡馬相手の2000mのGIIを、1000m通過が59秒5という平均ペースを、自ら勝ちに出て、上がり34秒4。ダークシャドウヒルノダムール以下、並み居るGI級牡馬を、過去十年で第二位の1分58秒7という好タイムで、力でネジ伏せている。札幌記念後は、府中牝馬S京都大賞典かの二つの選択肢があったが、輸送による摩耗を防ぐため、1Fが長い2400mをあえて承知で後者をチョイス。スタミナ型の牡馬の底力に遅れはとったものの、484キロという自己最高体重で、0秒1差の4着なら、前哨戦とすれば合格点。牝馬限定の中距離GIなら堂々の主役だ。逆転があれば3歳馬ヴィルシーナジェンティルドンナという怪物牝馬の出現で、クラシック3冠はすべて2着に甘んじたものの、本年のオークスは、従来の記録を1秒7も更新するHレベル決着。世代比較論からいっても、年長古馬より性能は上だ。自在の脚質に加え、ローズS秋華賞ともスローの上がり勝負。消耗も少ない。一角崩しがあればスマートシルエット新潟記念を、ゴール寸前、あわやの0秒1差に善戦。次走の府中牝馬Sを2着に好走。持ち前の先行力に磨きをかけてきた。ホエールキャプチャは、ヴィクトリアマイルを制したGI牝馬。クラシック3冠は2・3・3着、前年のエリザベスは4着好走。ただ、状態は激変しているとはいえ、2200mは基本的には長い。デムーロの手腕に頼るところも大きいが、ピクシープリンセスは、前走の2400m戦は後続を0秒7とチギる大楽勝。今、馬が張っている。マイネオーチャードも着実に地力アップ。無欲の直線勝負がハマれば、連下圏内。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

6

7

8

12通り 各400円

3連単BOX

2

6

7

8

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

img_yoso

netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

3

5

7

10

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

7

相手

3

5

10

11

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

11

相手

3

5

7

10

15

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【小波乱】3歳馬ヴィルシーナヒロインを演じる。桜花賞オークス秋華賞と、いずれも3冠馬ジェンティルドンナの2着。前走はハナ差に追いつめ、地力強化を示した。初の古馬相手になるが、この相手ならV最有力だ。古馬勢ではフミノイマージンが筆頭格。札幌記念では骨っぽい牡馬を一蹴してみせた。距離が少し長かった京都大賞典でも勝ち馬に0秒1差(4着)と健闘。牝馬同士なら好勝負になる。ホエールキャプチャは今春のヴィクトリアMでGI初制覇。前走は休み明けで外めの枠も影響したか。昨年の同レース4着で距離も問題なく、叩き2走目で前進あるのみ。オールザットジャズの近2走は着順ほど負けていない。ゆったりと運べるこの距離も合いそうだ。マイネジャンヌスマートシルエットレインボーダリアを押さえる。

 栗山求の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

2

10

11

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

2

10

11

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎フミノイマージンは「マンハッタンカフェ×ディキシーバンドランド」という組み合わせ。母の父ディキシーランドバンドは成長力のある晩成型の血なので、6歳といっても力の衰えはなく、デビュー以来現在が最も強い。京都の外回りコースは3回走って結果が出ていないが、一昨年の衣笠特別は馬体減りで本調子になく、昨年のエリザベス女王杯は体調イマイチで位置取りが後ろ過ぎ、前走の京都大賞典は他馬と接触する不利があった。新潟外回りで行われた福島牝馬Sを勝っているように長い直線でも力は出せるタイプ。ここをピークに仕上げられており、中団あたりで折り合うことができれば爆発力でヴィルシーナを上回るとみた。

 奥田隆一郎の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

12

15

2着

1

3

6

7

11

12

15

相手

1

3

6

7

11

12

15

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

 ◎レインボーダリアは、昨年のエリザベス女王杯で条件馬ながら格上挑戦して17人気5着に善戦。その後の1年でオープン馬となり、近2走の重賞は掲示板に載る実績をあげた。前走は直結コース東京芝1800mの府中牝馬Sを後方から追い込むも4着だが、今回は叩いた上積みと位置取りの改善により、前走以上に好勝負となる。

 ○ヴィルシーナは、直結コースの秋華賞2着馬。前走で秋華賞に出走した3歳馬は、6年連続でエリザベス女王杯の馬券になっている。秋華賞が施行される京都芝2000mが直結コースになることや、3歳馬は古馬に対して斤量2キロ減になることは有利で、秋華賞を好勝負した馬はエリザベス女王杯で勝ち負けになる。

 ▲スマートシルエットは、直結コース東京芝1800mの府中牝馬Sを連対した。近3走を安定して上位争いしており、牡馬相手で不利のあった新潟記念は6着だが、それ以外の2走は連対している。新潟ではあるが、この距離2200mの勝ち星もあるため、距離延長にも対応できる。

厳選予想 ウマい馬券