阪神ダート2000mにはふたつの特徴がある。ひとつは、クラスが上がっても逃げ・先行タイプが有利であること。もうひとつは内枠の成績が悪いことだ。
もちろん個別のレースによってはその傾向が崩れることはあるが、これまでに行われた全70レースを集計すると以上の傾向は明確。特に枠順については、枠番でいう1枠に入った馬の成績が回収率まで含め奮わない一方で5?8枠の勝率・連対率・単複回収率は揃って高い。空前ではなく、コースの特徴・傾向と捉えて間違いないだろう。
今回は外半分の枠に入り、道中ある程度の位置を取れる馬といえばまず◎
キクノアポロ。ここ2走の内容が奮わないが、今回は
岡部誠騎手ということもあって前へ行ってくれることは確実と見る。もう1頭は○
ソリタリーキング。先行タイプというほどではないが、今回は差し・追込タイプばかりなので結果として前寄りになるだろう。