11R

七夕賞

15:45発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:曇 / 馬場:良
2回 福島 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 16頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・騎手が乗り替わりとなる7歳以上馬
※福島過去9回[0-0-0-30]
●2012年該当馬→イケドラゴン(10着)、スマートステージ(15着)、サンライズベガ(16着)
○2013年該当馬→タガノエルシコケイアイドウソジンオートドラゴン

・前走3着以内にもかかわらず、斤量が55キロ以下である馬
※福島過去9回[0-0-2-17]
●2012年該当馬→ミキノバンジョー(3着)、ニシノメイゲツ(5着)
○2013年該当馬→マックスドリーム

・騎手が乗り替わらない斤量55キロ以下の牡馬&セン馬
※福島過去9回[0-0-2-24]
●2012年該当馬→ニシノメイゲツ(5着)、トップカミング(6着)、エクスペディション(8着)、トップゾーン(13着)
○2013年該当馬→マックスドリームファタモルガーナ

・前走、6番人気以下で2000m戦に出走していた馬
※福島過去9回[0-0-0-15]
●2012年該当馬→アニメイトバイオ(11着)、シンゲン(14着)
○2013年該当馬→マックスドリームナリタクリスタルエクスペディション

・前走交流重賞出走馬をのぞく、前走ダート戦出走馬
※福島過去9回[0-0-0-2]
●2012年該当馬→該当なし
○2013年該当馬→ラッキーバニラ

・斤量50キロ以下の牝馬
※福島過去9回[0-0-0-3]
●2012年該当馬→該当なし
○2013年該当馬→トシザマキ

2012年残った馬→アスカクリチャントーセンラーケイアイドウソジンゲシュタルトダイワファルコンタッチミーノット

【2012年結果】
1着:アスカクリチャン(○)
2着:トーセンラー(○)
3着:ミキノバンジョー(×)

2013年残った馬→タムロスカイマイネルラクリマダコールモンテエンサトノパンサートレイルブレイザーユニバーサルバンク

2013年下半期[星取り表]:◎

須田:……マジっすか!?

井崎:それが先週のラジオNIKKEI賞の話なのであれば、マジだよ(笑)。ケイアイチョウサンカシノピカチュウアドマイヤドバイで決まって……配当はいくらだったかな?

須田:馬単7万3450円、3連複11万1170円、3連単91万7500円デスネ。下手すると、これ一発で下半期どころか、通年プラスが確定したのではないかと。

井崎:宝塚記念に続いての白星で、しかも特大万馬券! ハンデ56キロのフラムドグロワールが残ったらハズレだったワケで、ヒヤヒヤものではあったんだけどな(笑)。

須田:ハンデ56キロ以上は人気でも怪しいというのが先週の主張でしたから、来られたらその時点でハズレですもんね(笑)。いやでも、これはホントにお見事でした!

井崎:これで味をしめたワケじゃないんだけど、今週の七夕賞も絞らず7頭残しで行くことにしたよ。とはいえ、方向性はまったく違うんだけどな。

須田:そりゃま、同じ福島芝のハンデ重賞でも、来る馬のパターンはだいぶ異なりますからねえ。ちなみに井崎センセイは、どういった方向性で攻めたんですかね?

井崎:いちばん大きいのが、先週とは逆に「ハンデ56キロ以上馬を買え」ってところかな。成績を大きく分ける境界線が、ここにあると思うんだよ。

須田:……センセイ、当たった直後だというのに、今週はえらくマトモですな。このタイミングなら、出目やサインを語っても誰も文句は言いませんよ?

井崎:ちゃんとやって心配されるとは思わなかったよ(笑)。でも、基本的には56キロ以上馬を買うべきだし、それ以外を狙うなら、いっそのこと軽ハンデのほうがいいね。

須田:要するに、中途半端に背負わされているような馬がいちばん来ないと。

井崎:そういうこと。あとは、前走2000m組が妙に弱いのも、このレースの特徴だよな。狙っていちばん面白いのは、距離延長組。ま、そういう方向性でやってみたワケだ。

須田:で、その結果がこの7頭だと。確かに人気馬と穴馬のバランスもいいし、悪くないラインナップだと思いますよ。

井崎:ま、これでしばらくは須田クンに「どれだけ負けが込んでいると云々」とか言われずに済むだろうし、気楽にノビノビやらせてもらうとするよ(笑)。

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

10

1点 100円

馬連BOX

5

10

12

3通り 各700円

馬単BOX

5

10

12

6通り 各500円

馬単1着流し
1着

10

相手

9

16

2通り 各200円

3連複BOX

5

9

10

12

16

10通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

5

10

2着

5

9

10

12

16

相手

5

9

10

12

16

24通り 各100円

東大ホースメンクラブの見解

 本命はトレイルブレイザー。このところあまり活躍してませんが、それはGIでの話しです。過去にはGIIに勝ったことが2度もあり、このクラスでは実力上位です。この程度のハンデは克服してくれるでしょう。

 対抗はダコール。GIIではいまいちなレースが続いていますが、GIIIなら好走が続いています。実力的にハンデが軽く狙い目と言えます。ただ、いまいち詰めが甘いので評価を落としました。

 3番手評価はエクスペディション。少し短めの距離の2,3走前は大敗しましたが、前走は好走しまだまだ走れることを示してくれました。

 4番手評価はサトノパンサー。重賞ではいまいち成績を残していませんが、ようやく得意の2000mでの出走です。ハンデもさらに軽くなり、ヒモにはもってこいです。

 最後にユニバーサルバンク。今まで厳しいメンバーと戦ってきたことを考えると、このメンバー相手なら馬券争いに絡んできてもおかしくありません。

 東大ホースメンクラブ おにぎり

 望田潤の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

4

-

5

1点 4000円

馬連

4

-

12

1点 4000円

馬連

1

-

4

1点 1000円

馬連

2

-

4

1点 1000円

望田潤の見解

 木曜の競馬総合チャンネル「血統クリニック」は○◎▲の順に書いたが、今夜から明日にかけてずっと雨予報。雨量は大したことはないようだが、3強のなかでは道悪に不安がない◎マイネルラクリマから入りたい。

 クロフネサプライズのイトコで、母母パイナップルスターはハイペリオン5・6×5・5・6・8だから粘り強さと成長力に長けた牝系だ。

 父チーフベアハートはボールドルーラー、ナスルーラの血が強いから、こういうハイペリオンで固めた牝系との配合もセオリー通りといえる。

 機動力と粘りを兼備し、最近は少しズブさも出てきて、前々走福島の圧勝をみても今は2000mぐらいあったほうがよさそうだ。

 井内利彰の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 1500円

複勝

9

1点 4500円

馬連流し

9

相手

2

5

8

10

16

5通り 各200円

3連複軸1頭流し

9

相手

2

5

8

10

16

10通り 各100円

3連単1着流し
1着

16

相手

2

5

8

9

10

20通り 各100円

井内利彰の見解

 2004年以降、福島芝2000mで行われた七夕賞。調教から傾向が表れているのは、最終追い切りの場所です。

・栗東坂路 [5-2-3-12] 単回収470% 複回収151%
・CW   [2-0-0-6] 単回収298% 複回収100%

 道中、緩みのないペースで進むのが、福島芝2000mですが、七夕賞は、1F12秒のラップが、10F続いて、120秒(2分)というイメージ。ただ、これはレースラップなので、逃げ馬が止まると、後続の差し馬が1F11秒台のラップで追い込んでくるわけですが、これが得意なのが、坂路調教馬というわけです。

 ◎サトノパンサーは、最終追い切りを栗東坂路で行なって、ラスト2Fは12.1秒、11.9秒というラップ。傾斜角がきつい、下地がウッドチップの坂路馬場でこれだけの時計を出せるのですから、レースでの勝負どころからも、同じように速い脚が使えるイメージが沸きます。また、これだけ攻め駆けするようになったのは、舌を縛った効果。喉に難点があるわけではありませんが、走りやすくするための工夫がなされているという点では、今までにはなかった末脚も期待できます。

 ただ、気になっていたのは「左手前での走り」。右回りになると、ゴール前は左手前で力強く走ることができなければいけませんが、過去のレースでは、あまり上手に走れていませんでした。ただ、5日のDPでの最終調整では、鞍上の指示に従って、しっかりと左手前で走れていたので、これを見て、僅かな不安も払拭されました。

 CW追い切りなら、○ユニバーサルバンク。最終追い切りの動きは文句のつけようがないくらい素晴らしい走り。今は気持ちが乗り過ぎていて、当日のテンションが心配になるくらい。きっと、そのあたりは大丈夫だと思いますが、問題は外枠でしょう。それをクリアすれば、あっさり勝って不思議ない状態だと思います。よって、この馬からの3連単1着固定を買い目に入れています。

 ▲ダコールは過去の最終追い切りと比較しても、一番しっかり動けているのではないでしょうか。ただ、こちらは乗り難しい馬。乗り替わりは決してプラスではないと思います。

 前走時とほぼ変わりない状態の△タガノエルシコは小倉日経2着時のようなレースができれば。△モンテエンは追い切りの動きが抜群。☆トレイルブレイザーは最終追い切りの動きがひと息でしたが、5日の坂路で前向きさが出たことがレースで良い結果を生みそうです。

1.マックスドリーム
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

2.タガノエルシコ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準坂路

3.タムロスカイ
今回:標準少め坂路
前回:標準坂路

4.マイネルラクリマ
今回:標準トラック
前回:標準多めトラック主体

5.ダコール
今回:標準坂路主体
前回:標準少めトラック主体

6.トシザマキ
今回:標準少め坂路
前回:一杯平均坂路

7.ケイアイドウソジン
今回:標準少めトラック
前回:一杯平均トラック

8.モンテエン
今回:標準併用
前回:標準多め併用

9.サトノパンサー
今回:標準坂路主体
前回:スパルタ坂路

10.トレイルブレイザー
今回:標準多め併用
前回:海外

11.ナリタクリスタル
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

12.エクスペディション
今回:標準坂路主体
前回:標準少め併用

13.ファタモルガーナ
今回:標準併用
前回:急仕上げ坂路

14.ラッキーバニラ
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

15.オートドラゴン
今回:一杯平均トラック
前回:標準多めトラック

16.ユニバーサルバンク
今回:標準多めトラック
前回:標準多めトラック主体

 山崎エリカの予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

8

1点 1000円

馬連流し

5

相手

1

11

14

16

4通り 各2000円

馬連流し

5

相手

6

9

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 サマー2000シリーズの第一弾、ジャスト7月7日に行われる七夕賞。これまで福島4週目に行われていたために、追い込み有利のレースでしたが、2週目に繰り上がったことが一番のポイント。先週のラジオNIKKEI賞のこのコラムでは、福島芝コースは「開幕週から意外と差しが決まる」と綴り、予想は外れたものの、実際に後方勢のワン、ツー決着でした。

 しかし、それでも開催後半よりも前半のほうが、差しが決まる福島なりに、前が有利であるのは確かです。また、今回は実績馬の大半が追い込み馬であることから、福島なりに前が有利なレースになる可能性が高いでしょう。それでも土曜日の傾向から、極端なスローペースは考えずらく、予想は平均ペース-ハイペースで組み立てるのがベストでしょう。

 ◎は昨年の福島記念の3着馬ダコール。同馬の自己ベスト指数は、今年の小倉大賞典2着時であるように、どちらかといえば高速馬場が向くタイプです。今の福島がベスト条件と言えませんが、今年は七夕賞が2週目に繰り上がった点はプラス。また、他の有力馬に死角が多く見られるなか、同馬は休養明けをひと叩きされての上積みが見込めること。そしてここではトップクラスの能力を尊重したいです。

 〇は3走前の準オープンを快勝したパワーポイント指数ならば、ハンデ54?を加味すれば重賞のここでも通用する能力を持っているマックスドリーム。前走のタフな競馬の経験は今回のレースで流れが厳しくなるであろう3コーナー過ぎあたりからの我慢比べに大きくプラスになるでしょう。指数推移から判断して前走で能力を出し切っていないと判断できる点も、今回に向けてのお釣りの面で好感が持てます。

 ▲は昨年の夏場に逃げ戦法で1000万下、準オープンを連勝したラッキーバニラ。この馬は以前からの成績から判断できるように、例年夏に調子を上げる馬です。前走はダートでタイムオーバーとなりましたが、芝に変われば前走のようなことはないでしょうし、前走の厳しいダート競馬の経験も今回のレースに対してスタミナ面で生きてくるでしょう。逃げて展開が向けば面白い穴馬です。

 高橋学の予想

img_yoso

予想印
4マイネルラクリマ(1人気)
12エクスペディション(3人気)
5ダコール(2人気)
6トシザマキ(15人気)
13ファタモルガーナ(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

6

1点 1000円

馬連BOX

4

5

6

12

13

10通り 各900円

高橋学の見解

【2013年七夕賞・消去法予想】

GIII格付けのS59年以降の29年間から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。なお、今年から施行時期が最終週から2週目に移行され、ステップ戦だった福島テレビOP組(過去10年[1-1-3-18]の成績)の出走がない点に注意。

オートドラゴン…7歳馬は[5-5-3-46]とまだまだ好走例があるが、さすがに8歳以上の超高齢馬だと[0-0-0-33]。9歳オートは、6歳11月以降20戦連対なし。

ケイアイドウソジン…7歳以上馬のうち、前2走内に非重賞戦芝のレース、斤量56キロ以下で1秒以上の惨敗があるハンデ51キロ以上は[0-0-0-16]。過去30年、逃げて連対をはたしたのは8頭いるが、うち7頭はハンデ55キロ以下で、残る1頭(57.5キロ)は前走GII勝ちしていた馬。ハンデ56キロの7歳ケイアイ、大逃げに妙味もどこまで。

サトノパンサー…前3走とも連対を外していた馬で、前走GIII以下戦10着以下大敗なのに斤量減なし、もしくは斤量減も1キロまでの馬は[0-0-1-18]。サトノは、前走GIII戦10着でハンデは1キロ減の53キロ。

タガノエルシコ…8歳馬。(オートドラゴンの項参照)

タムロスカイ…キャリアが30戦以上もある馬のうち、前走GIII以下の1600m以上芝良・稍重のレース、斤量57キロ未満で着順掲示板外の6着以下は[0-0-2-25]。キャリア37戦のタムロ、斤量据え置きで変わり身?

トレイルブレイザー…1800m1勝以下、かつ2000mを5回以上走って連対が1回以下の馬は、ハンデ49キロ以下の軽量馬を除き[0-0-0-26]。ハンデ58キロのトレイルは、1800m1勝、2000mは6回走って連対1回。

ナリタクリスタル…ハンデ58キロ以上の馬は[3-0-1-7]で、この勝った3頭は、重賞またはOP戦で斤量58キロ以上を背負っての連対歴があった馬。ナリタは、斤量58キロ時は[0-0-1-3]。また、キャリア33戦、前走7着でタムロの項参照。

マックスドリーム…年内3戦以上消化馬のうち、前走体重10キロ以上減少で0秒4以上敗退馬は[0-0-0-15]。S62年、モンテサンオーが前走体重12キロ減でGIIIエプソムC0秒4差4着善戦も、七夕賞2人気8着。マックスは、前走24キロ減で2着も着差は0秒6。

モンテエン…3走前に重賞戦3着内またはOP戦1着の好走歴がなく、前2走ともGIII以下の1800m-2200mの中距離芝のレース、斤量57キロ未満で着外(4着以下)だったハンデ53キロ以上馬は[0-0-1-19]。モンテは、前2走1800m戦11着・5着。

ユニバーサルバンク…芝20戦以上3勝以下のハンデ51キロ以上馬は、前3走内に芝重賞3着内の好走またはGI戦0秒4差内の善戦がある馬を除き[0-0-1-24]。ハンデ56キロのユニバーサルは、芝21戦3勝。

ラッキーバニラ…前2走とも連対を外していた馬のうち、前走非重賞戦で10着以下の大敗馬は[0-0-0-29]。また、前走ダート戦使用の連対率5割未満馬は、前々走に芝の重賞戦3着内の好走がある馬を除き[0-0-0-16]。ラッキーは、前走ダートOP戦14着惨敗。

☆大穴で注目したいのが軽量ハンデ50キロの紅一点トシザマキだ。
調教で久々にいい伸び脚を見せ、要警戒の一頭。
長期休養前の準OP戦ムーンライトHでハンデ52キロ1着激走があるが、この時1人気4着だったメイショウカンパクが3走後のGIII福島記念で2着に来ており、比較上GIIIでハンデ50キロなら再度の激走も見込める。さらに、7-9月は[2-2-1-1]と人気馬エクスペディションに劣らず夏期稼働型でもある。鞍上の嶋田騎手がまたいい。先週の福島で14人気1着があり、気合・気迫十分の減量騎手だ。

七夕賞過去30年、ハンデ50キロの軽量で馬券にからんだのは3頭いるが、いずれも当然のごとく10人気以下の超伏兵馬で、S60年ニューギャロップのように、前3走条件戦で9・9・8着だった馬が「なんでや!」と軽量激走13人気2着の例もある。
ここ5年で10人気以下馬が3頭も連対している七夕賞、判で押したように荒れるハンデ戦、大穴狙えるぞ。

 三田明太の予想

img_yoso

予想印
2タガノエルシコ(14人気)
9サトノパンサー(6人気)
8モンテエン(12人気)
5ダコール(2人気)
4マイネルラクリマ(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

2

1点 5800円

3連複フォーメーション
1着

2

2着

2

4

5

8

9

相手

1

2

3

4

5

7

8

9

10

11

12

13

14

16

42通り 各100円

三田明太の見解

 開幕週だった先週の福島芝コースは典型的な内枠先行有利の競馬で、差し決着となったラジオNIKKEI賞も直線で内を突いた馬が上位を独占。先週の傾向を踏まえての2週目だけに、ある程度ペースが速くなっても、外枠の差し馬は物理的に苦しい競馬になると読む。

 本命はタガノエルシコ。8歳馬ではあるが、昨秋に自己最高指数タイの「111」をマークしていて、今年の指数動向を見る限り年齢による衰えは感じさせない。近走の成績から2000mより1800mの方が向くように見えるが、指数的には自己最高指数を京都2000mで二度マークしており、小回り平坦コースなら2000mまでは許容範囲のはず。

 後方待機策からの展開待ちというのが自身の型ではあるが、前走がマイル戦への距離短縮ながら中団追走ができているだけに、距離延長で自然に流れに乗れる競馬ができれば、内枠を利しての一発に期待したい。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

img_yoso

netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

5

相手

1

4

8

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

4

相手

1

8

12

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

16

相手

1

4

8

12

13

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【波乱含み】ダコールは勝ち切れないも力量十分。状態も良好で念願の重賞Vを決める。マイネルラクリマは長期休養のハンデを感じさせない競馬っぷり。引き続き気配よく逆転十分。覇気十分の動きを見せたユニバーサルバンクはデキ上々。休養明けも仕上がっているモンテエンも差のない存在。ファタモルガーナは距離短縮でも侮れず、エクスペディションマックスドリームなども上位が狙える。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【伏兵多し】マイネルラクリマが重賞2勝目にリーチ。七夕賞は波乱の要素の多い伝統のハンデ戦と知られているが、重賞で掲示板以上の実績が、まずはありき。いくら軽量でも、ハンデ戦は基本的に、与えられた斤量で1、2着連対記録があるかどうか。本年の七夕賞はレースの施行日を最終週から2週目へと変更。芝は傷みが少なく、パワーを要する洋芝の比率も高くなった。隊列が二度三度と変わる、荒れ馬場特有の極端なレースにもなりにくく、ある程度自分で競馬を作れる脚質が求められる。マイネルラクリマ京都金杯でGIII勝ち。新潟2歳S2着を皮切りに、ラジオNIKKEI賞2着、富士S3着。57キロを背負って都大路S2着。二走前に、不良馬場福島民報杯を楽勝。本命としての条件を、ほぼ完ぺきに満たしている。エクスペディションは昨夏の小倉記念の覇者。この季節にめっぽう強い夏馬として知られて、鳴尾記念を2着と調子もしり上がり。条件戦時代だが57キロにも勝ち鞍がある。ただ、福島は仕掛けが難しいのか。昨年8着の残像が、まだどこかに焼き付いている。むろん、休み明けだった昨年より、体調もよく仕上げにもぬかりはないが、洋芝密度の高い馬場にも若干の懸念。内田の強引さが、却ってアダになりはしないか。間隙をついて、一角崩しにダコール。前走の新潟大賞典は、直線不利がありながら3着。準OPで57.5キロも克服。重賞制覇にあと一歩だ。タムロスカイを惑星に仕込み。人気薄の激走とはいえ、メイS・1分45秒2は過去5年の最高値だった。うかうかと先手を許すと前残りの目。マックスドリームは、ハンデ戦ならではの軽量馬の追い込み馬。狙いは次走の新潟記念にあるようにも思うが、ナリタクリスタルファタモルガーナも連下圏内。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

5

10

12

16

12通り 各400円

3連単BOX

5

10

12

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

4

5

10

12

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

9

相手

4

5

10

12

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎サトノパンサーは「キングカメハメハ×サンデーサイレンス」という組み合わせ。キングカメハメハは「ノーザンダンサー+セクレタリアト」の構成を持つ血と相性が良好。ロードカナロアローズキングダムベルシャザールエオリアンハープビンテージチャートなどがこの例に当てはまる。サトノパンサーは2代母の父にストームキャットを持っているのでこのカテゴリーに入り、ストームキャットを持つキングカメハメハ産駒といえばロードカナロアと同じ。本馬はサンデーサイレンスを挟むので中距離向きの適性を備えている。潜在能力は高く、まだまだ上を目指せる器だろう。阪神内回り芝2000mや小倉芝2000mを勝っているように小回りコースに対する適性は高く、今回は4ヵ月半ぶりの実戦ながら稽古ではその影響を感じさせない迫力ある動きを見せていた。昨年の朝日チャレンジCでは54kgを背負って0秒2差の6着。53kgの今回は展開次第で勝ち負けに持ち込んでも不思議はない。騎乗する大庭騎手は土曜日のメインレースで13番人気の馬に騎乗して逃げ切っており、現在の馬場における位置取りの重要性については重々承知しているはずなので、意識して前につけて流れに乗るだろう。

 奥田隆一郎の予想

img_yoso

予想印
4マイネルラクリマ(1人気)
5ダコール(2人気)
1マックスドリーム(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

4

-

5

1点 5000円

馬連

1

-

4

1点 2500円

馬連

1

-

5

1点 2500円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎マイネルラクリマは、3歳時に直結コース中山芝1800mのラジオNIKKEI賞(G3)を2着、直結コース東京芝1600mの富士S(G3)を3着に好走した。複数の直結コースの重賞で馬券になり、前々走は同コースの福島民報杯を制した。直結+同コースの激走馬でコース適性が高いため、勝ち負けになる。

穴馬の見解:▲マックスドリームは、前走にて同コース福島芝2000mの福島民報杯を連対した。前走が◎マイネルラクリマとワンツー決着のため、今回も一緒に馬券にからむ可能性がある。また、福島民報杯マイネルラクリマと同斤量だったが、ハンデ戦の今回は斤量的にマックスドリームが有利となるため、前走からの逆転を狙える。

厳選予想 ウマい馬券