今週日曜日の福島競馬場でのメインレースは芝1200mで行われるオープンクラスのハンデ戦、バーデンバーデンカップです。

　本命にはレオアクティブを推します。今回トップハンデの57キロですが、前走オープンクラスで三着で、前々走でも重賞の京王スプリングCでも四着と好走しており、復調気配を見せています。過去には重賞勝利があり、今回のメンバーの中では実績上位なのでこの馬を軸とします。

　対抗にはツルマルレオンです。前走はGIで大敗しましたが、前々走重賞で人気薄ながら三着と好走しています。これまでにオープンクラスでの勝利はまだありませんが、後方からのレースで末脚は確実で、このクラスでは安定した成績を残しているので今回も期待できます。

　三番手にはノーザンリバーを推します。長期休養明けの後はダートレースに出走しており復調しています。今回は久々の芝のレースに出走ですが、ダート戦で復調しており、過去に重賞を勝っている実績を考えて、この馬を三番手にします。

　押さえには軽ハンデのカラフルデイズと前走新潟で快勝しているエーシンハーバーです。

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【波乱含み】ツルマルレオンは高松宮記念では12着もOP特別なら力量上位で巻き返し必至。レオアクティブは距離カギも復調しており差し切りも。近走もうひと息のボストンエンペラーだが条件よく一発がありそう。ノーザンリバーは芝でものタイプで状態も良好。マイネルエテルネルも前走内容悪くなく上位が狙え、ラインブラッドやハノハノなどもにも注意が必要。

【福島6Fのイメトレ完了】レオアクティブはGIIの京王杯SCを4着、パラダイスSが3着。全4勝のうち3勝を、7-9月に挙げている得意の季節を迎え、成績もしり上がり。栗毛の馬体が黄金色に輝いている。小回り福島1200mは初めてになるが、1400mでも、じっと脚をタメ、折り合いを図らなくてはならない馬。逆に平坦の6F戦なら、変にペースを気にせず大胆に構え、研ぎ澄まされた末脚を繰り出せる可能性も高い。鞍上の横山典も、バンクコースの当該6F仕様の外一気をイメトレしているに違いない。ツルマルレオンも坂が緩やかな福島なら、京洛SやオーシャンS以上の決め手を望めるか。ノーザンリバーはアーリントンC優勝馬。脚元を気遣いダートを使ってきたが、本来は芝も不問。やや時計のかかる、洋芝比率の高い今季の芝も合う。惑星はマイネルエテルネル。泥縄的に1400-1600mの重賞やOPを使ってきたが、本来は平坦の1200mでこそ。毎年小倉2歳Sの覇者は、この時期復活するもんだ。同じような意味で、昨年のバーデンバーデンの勝者ビウイッチアス。アンシェルブルーもローカルの6F戦なら一発がある。

　以前は開幕週のレースだったが、今年は施行タイミングが変わった。しかし、それでもおそらく変わらないであろう傾向がいくつかある。

　ひとつは、3歳馬と牝馬を重視すべきということ。3歳馬は過去10年のうち福島で施行された9回で8頭しか出走していないが、（3．1．0．4）と半分が連対している。牝馬は同じ9回における連対率が25.8％で、牡馬セン馬の10.6％を大きく上回る。3歳馬と牝馬には斤量の絶対値が軽いという共通項があり、該当馬が好走しやすいのはサマースプリントシリーズにも言えること。この時期重視しておきたい要素だ。

　先行馬有利はコースを考えると当然だが、それでも逃げ・先行と差し・追い込みでは成績が大きく異なる。ハナ争いをする馬は消耗しやすいので、2,3番手で競馬をするタイプを重視したい。ここでは2歳時には前へ行っていた3歳馬◎マイネルエテルネルからの馬連と、前走控えすぎたので今回は前に行くと読む○カラフルデイズを絡めた3連複で。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

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