【通過点】
ブレイズアトレイルの前走出色。1000m通過が58秒5の平均ラップの上に立ち、ラスト3Fのレースラップをすべて11秒台。力勝負の平均ペースを、外一気で1分33秒8。同日の
中京記念と、ほぼ同じ流れを踏襲し、決着タイムは0秒3差。1000万条件は通過点でいい。直前一本ながらもDPで上がり11秒1をマーク。この馬とすれば、追い切れたほうだ。ポテンシャルなら
スズノネイロ。東京1400mを、10秒台のラップを含む、33秒3の加速ラップで駈けた新馬戦は、今も鮮烈。順調なら
桜花賞でも上位を賑わせていたように思うが、ただし攻めの過程をたどると、順調さ?(デビュー前は坂路を36秒台で
ビュンビュン登板していた)。ここは我慢の対抗。仕上げが手ぬるいようなら、2月の小倉・1分45秒7が光る
シベリアンスパーブ。五頭連邦3着の
リフトザウイングス、
カフェリュウジン、
テンペル以下が代わって二着争いに浮上。