【軸不動】トーセンターキーは緩さ解消しつつあり潜在能力の高さが生きてきた。状態も上向きで中心視。プリンセスカママルはレースセンス良好。前走も差はなく好勝負が見込める。サンバジーリオは休み明けを使われて良化。素質そん色なく争覇圏。前走快勝のエリンジュームは昇級でも通用。リアルフレアも雰囲気良く侮れず、コスモミレネールとニシノヘリオスも押さえておきたい。

【ぬるま湯脱出】2月のゆりかもめで、上がり33秒7を計時したのを契機に、長丁場を選んできたサンバジーリオだが、常に折り合いが先に立ち、レースが中途半端。「らしさ」が逆に失せてしまった観がある。ならば距離を一気に短縮、末脚勝負に徹しきれる、外回りの1800mに転換。フラットコースの福島2000m・2分0秒6の時計が、結果となって現れていい。ちなみに、エリンジュームの逃げは一本調子。当面の目標であるプリンセスカママル、コスモミレネールも、上がりラップや持ち時計に限界がある、非力な先行馬。外強襲のシーンをイメージしていいのではないか。

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