11R

オークス

15:40発走 / 芝2400m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 10日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 定量 18頭
本賞金:9700,3900,2400,1500,970万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走で条件戦に出走していた馬
※東京過去10年[0-0-0-17]
●2012年該当馬→サンキューアスク(5着)
○2013年該当馬→ティアーモ

・前走、フローラSで2着以下だった馬
※東京過去10年[0-1-2-24]
●2012年該当馬→アイスフォーリス(3着)、ダイワデッセー(11着)、チェリーメデューサ(15着)
○2013年該当馬→ブリュネットブリリアントアスクエバーブロッサムスイートサルサ

・前走桜花賞組とフローラS組をのぞく、馬番10番-18番
※東京過去10年[0-0-1-34]
●2012年該当馬→サンキューアスク(5着)、ハナズゴール(7着)、キャトルフィーユ(14着)、ココロチラリ(18着)
○2013年該当馬→リラコサージュフロアクラフトセレブリティモデル

・前走2番人気以内馬をのぞく、キャリア8戦以上馬
※東京過去10年[0-1-4-28]
●2012年該当馬→メイショウスザンナ(9着)、トーセンベニザクラ(10着)
○2013年該当馬→ブリリアントアスク

・前走、桜花賞で6番人気以下かつ5着以下だった馬
※東京過去10年[0-1-1-29]
●2012年該当馬→サンシャイン(8着)、メイショウスザンナ(9着)、トーセンベニザクラ(10着)、オメガハートランド(12着)、エピセアローム(16着)、マイネエポナ(17着)
○2013年該当馬→ローブティサージュ

・前走1番人気馬をのぞく、前走4角を3番手以内で通過していた、馬番4番-18番
※東京過去10年[0-0-1-29]
●2012年該当馬→ダイワデッセー(11着)、ココロチラリ(18着)
○2013年該当馬→サクラプレジールティアーモフロアクラフト

・騎手が乗り替わる前走3着以下馬
※東京過去10年[0-3-0-30]
●2012年該当馬→アイムユアーズ(4着)、サンシャイン(8着)、チェリーメデューサ(15着)
○2013年該当馬→ブリュネットローブティサージュトーセンソレイユ

2012年残った馬→ジェンティルドンナヴィルシーナダイワズームミッドサマーフェア

【2012年結果】
1着:ジェンティルドンナ(○)
2着:ヴィルシーナ(○)
3着:アイスフォーリス(×)

2013年残った馬→レッドオーヴァルメイショウマンボアユサンデニムアンドルビークラウンロゼプリンセスジャッククロフネサプライズ

2013年上半期[星取り表]:●◎●○○●◎●●◎●●●●△●◎●●

須田:先週、ボクが「アッサリ巻き返してくるケースもなくはない」といったホエールキャプチャですが、井崎センセイは無印でハズレ! 残念ながら黒星連発ですなあ。

井崎:う-ん、近走成績がイマイチだったとはいえ、アレはさすがに人気なさすぎだよなあ。昨年の勝ち馬をアッサリ消しちゃったことについては、反省しきりだよ。

須田:1番人気のヴィルシーナが勝ったというのに、馬単1万2600円の高配当ですからね。ボクが言うことに耳を傾けていただけなかったのが残念でなりませんよ、ウンウン。

井崎:……ここぞとばかりに責めてくるねえ。

須田:妙に自信満々だったのに散々な結果だったのも、大きな理由ですね。もっとも、今週のオークス挽回していただけると信じていますが……今週は7頭残しですか?

井崎:そう、先週とは違って今週はぜんぜん自信がないんだよ。例年通りなら桜花賞組が優勢だと思うけど、今年はフローラS組も強そうだからねえ。なかなか難しいよ。

須田:でも、フローラS組はけっこうバッサリ切り捨ててますよね。1着のデニムアンドルビーは残しましたが、エバーブロッサムブリュネットは「消し」の対象ですし。

井崎:フローラSの2着以下馬も来ないワケじゃないんだけど、やっぱり信頼度はかなり落ちるからねえ。ここを狙うよりも、桜花賞惜敗組を狙ったほうがいいんじゃないかな。

須田:あと、ちょっと気になっているのがローブティサージュ。消去対象となってしまいましたが、桜花賞も0秒6差の5着と、けっして悪い内容ではなかったと思うんですよ。

井崎:しかも阪神ジュベナイルFを勝った実績もあるし、確かに怖い1頭だよねえ。実際けっこう迷ったんだけど、そこを残すと8頭残しになっちゃうからなあ(笑)。

須田:それはそれで困りますな(笑)。とはいえ、先週のクロフネサプライズと同じで、やっぱりG1馬というのは近走成績がイマイチでも怖いですからね。

井崎:ま、いずれにしても今年はイメージ以上に混戦だよ。意外な伏兵が台頭してきてもおかしくないと思うし、波乱決着の可能性も十分にあるんじゃないかな。

須田:……とセンセイが言うと、アユサンレッドオーヴァルの2頭でまた決まったりするんですけどねえ。自信もなさそうですし、今週はいつもにも増して不安というか。

井崎:先週がアレだと、そうそう強気なことは言えないって事情もある(笑)。トリガミは覚悟の上だけど、できれば白星でお願いしたいねえ……。
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複BOX

1

4

5

9

13

10通り 各1000円

東大ホースメンクラブの見解

 日曜東京のメインはオークスです。今年は例年以上に混戦模様となっていますが果たしてどのようなレースになるでしょうか。

 データ的には、桜花賞組が圧倒的に強いレースですので、桜花賞組を中心に狙っていきたいと思います。

 本命はレッドオーヴァルです。過去5戦の上りがすべて最速であることからもわかるように切れ味抜群の馬ですので、直線の長い東京向きなのは間違いありません。心配なのは、1番枠入ったのでうまく直線で進路を確保できるかということですが、そこはでデムーロ騎手の手腕に期待します。

 対抗はアユサンです。東京で新馬勝ちし、アルテミスSでも4コーナー時点で16番手ながら直線で猛追し2着に入ったように、コース実績は確かなものがあります。年明け以降はチューリップ賞3着、桜花賞1着と崩れておらず2歳時より確実に成長していることもうかがえます。丸山騎手の奮起にも期待です。

 3番手はローブティサージュです。前々走チューリップ賞では大敗しましたが、前走桜花賞では5着に入り、力があるところを見せてくれました。近年の阪神ジュベナイルの勝ち馬は、その後もG1戦線で活躍していく馬が多いので、同レースを勝ったこの馬の地力に期待します。

 押さえには、フローラS組のデニムアンドルビーエバーブロッサムを推奨します。

 コイキング

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単

5

4

1点 4000円

馬単

5

10

1点 2000円

馬単1着流し
1着

5

相手

3

13

16

18

4通り 各1000円

望田潤の見解

 ◎デニムアンドルビーウインドインハーヘアとミエスクとフェアリードールという3頭の名繁殖を通じる、「ノーザンダンサーとナスルーラとハイインロー」の組み合わせのクロスになっているのがまずポイントだ。

 ただこれだけだと、持続力や粘り強さはあってもフェアリードール牝系特有のハイペリオン的硬さも受け継ぎやすいのだが、アルザオラストタイクーンのニアリークロス3×4によってナスキロ柔い体質がオンになって、トゥザヴィクトリートゥザグローリーのような頭の高い走りではなく、柔らかく全身を使ってストライドを伸ばして走れる。

 トゥザヴィクトリーオークスで直線先頭に立ったものの最後の最後にウメノファイバーに差されてしまったが、鋭さと持続力の両方を感じさせたフローラSのあの斬れ味をもってすれば、そしてこういうナスキロ柔い中距離馬を東京2400m向きにつくらせたら当代随一の角居厩舎の手腕をもってすれば、フェアリードール牝系の東京での数々の無念を晴らことができるはずだ。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 1500円

複勝

3

1点 3500円

馬連流し

3

相手

1

5

2通り 各400円

馬連流し

3

相手

2

6

13

14

18

5通り 各200円

3連複軸1頭流し

3

相手

1

2

5

6

13

14

18

21通り 各100円

3連複フォーメーション
1着

3

2着

1

5

相手

1

2

5

6

13

14

18

11通り 各100円

井内利彰の見解

 オークスの1着馬を考える上で、最も重要なのが、最終追い切りの「強さ」。過去9年、1着馬10頭(同着を含む)のうち、最終追い切りの強さが「馬なり」だった馬が7頭。以下、強めが2頭、一杯が2009年ブエナビスタの1頭でした。

 G1競走ともなれば、最終追い切りを目一杯に追って、仕上がるというのが定石に思えますが、3歳牝馬のG1では、ちょっと違うということでしょう。

 ここで桜花賞アユサンについて。本来印を打たなければいけない馬ですが、2週連続の一杯追い。アユサン自身が同じような追い切りパターンで桜花賞を制したのであれば、前走と変わりない仕上げという点を評価できたのですが、今回の1週前、最終追いのパターンと前走時は違います。これまで最終追い切りはすべて馬なりだったアユサンがここにきて一杯追い。この馬の強さは認めても、追い切りの変化を見逃すわけにもいかず、無印評価となりました。

 本命を決める上で、最も重視したのが「最終追い切り栗東坂路でラスト1F12.9秒以下の終い最速ラップ」というもの。2004年以降、この追い切りデータに該当した馬は18頭いて、その成績は[2-3-2-11]で単勝回収率237%、複勝回収率130%。特に近2年、エリンコートジェンティルドンナという1着馬がこのデータに該当しています。

 ◎メイショウマンボは、栗東坂路で14.3-13.5-12.9-12.4秒という理想的な加速ラップを踏んでいます。もちろん、強さは馬なり。栗東坂路はゴールが近付くにつれて、傾斜角度がきつくなり、馬なりで走っていれば、減速して当然。それが0.5秒も加速しているのですから、メイショウマンボの脚力には高い評価を与えることができます。
 調教タイプが標準併用というのも、全く問題ありません。また、前走桜花賞時よりも4F時計が速くなり、フィリーズR1着時とほぼ同じ追い切り内容になったことも評価できます。

 ○デニムアンドルビーは最終追い切りがCW。これは角居勝彦厩舎の勝率の高い追い切りコースですから、問題はありません。ただ、オークスに関しては前記した追い切りデータを重視したということ。調教本数も多く、もちろん1着の可能性はあると思います。

 ▲レッドオーヴァルは今回初めてのCWでの最終追い切り。2400mという距離を考慮すれば、良さそうな印象もありますが、オークス自体は坂路追い切りでも勝ち馬は出ているので、強調材料にはなりません。むしろ、初めてのパターンを東京競馬場までの輸送があるG1で行ってきたのは、判断が難しいところ。ただ、動き自体は抜群でしたし、やはりこれ以上評価を下げるわけにはいかない馬です。

 ☆プリンセスジャックは前走桜花賞3着時とほぼ同じ調教内容というのが高評価の要因。普段の調教では行きたがるようなところを見せていますが、実戦に行くと、全能力をしっかりと出し切るタイプ。なお、今回の☆は4番手という意味での印です。

 △エバーブロッサムは1週前追い切りでの併せ遅れが堀宣行厩舎として評価の下がる追い切り内容、△トーセンソレイユ桜花賞よりも確実に走れる状態にアップ、調教タイプはベストともいえる、標準多め併用の△ブリュネット、美浦坂路での好時計は体調の良さを示している△サクラプレジール

1.レッドオーヴァル
今回:乗込坂路
前回:標準坂路

2.ブリュネット
今回:標準多め併用
前回:標準併用

3.メイショウマンボ
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用

4.アユサン
今回:標準トラック
前回:標準トラック

5.デニムアンドルビー
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

6.サクラプレジール
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:馬ナリ平均坂路主体

7.ティアーモ
今回:標準坂路
前回:標準多め併用

8.ブリリアントアスク
今回:馬ナリ平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

9.ローブティサージュ
今回:標準少め坂路
前回:標準坂路

10.リラコサージュ
今回:標準坂路
前回:標準併用

11.クラウンロゼ
今回:馬ナリ平均併用
前回:標準トラック

12.フロアクラフト
今回:軽目坂路
前回:軽目坂路

13.エバーブロッサム
今回:標準多めトラック主体
前回:乗込併用

14.プリンセスジャック
今回:馬ナリ平均坂路主体
前回:馬ナリ平均坂路主体

15.セレブリティモデル
今回:標準併用
前回:標準トラック

16.クロフネサプライズ
今回:標準坂路
前回:一杯平均坂路

17.スイートサルサ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

18.トーセンソレイユ
今回:標準併用
前回:標準少めトラック

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

16

相手

5

6

9

18

4通り 各2000円

馬連流し

16

相手

11

13

2通り 各1000円

山崎エリカの見解

 阪神ジュベナイルFはローブティサージュフェアリーSクラウンロゼクイーンSウキヨノカゼチューリップ賞クロフネサプライズフィリーズレビューメイショウマンボフラワーCサクラプレジール桜花賞アユサン、そしてフローラSデニムアンドルビーというように、これまでの3歳牝馬の重賞はレースごとに勝ち馬が異なり、入れ替わってきました。

 このような流れで桜花賞上位馬が、オークスを制することはあるでしょうか?

 桜花賞は向かい風&時計のかかる馬場状態で行われ、オーバーペースの流れとなったのが、差し、追い込み馬のアユサンレッドオーヴァルプリンセスジャックを上位へと導いたもの。普通に考えれば可能性は低いと見ます。

 今回のオークスは何が何でも行きたい馬不在で良馬場で行われるとなれば、先行馬有利の流れとなる可能性が高いでしょう。少なくとも桜花賞のときのようなオーバーペースになることはないでしょう。そこで先行馬主体に馬券を組み立てます。

 ◎はチューリップ賞で逃げて圧勝のクロフネサプライズ。前走の桜花賞は先行したのが敗因。とはいえ、ほかの先行馬がほとんど2桁着順に惨敗しているなかで4着に粘ったのは、むしろ負けて強しです。ストライドの大きな走法から、コース、距離も合います。

 ○は自在性が強みのサクラプレジール。デビュー2戦目で重賞を制覇し、更なる上強みも期待できます。▲は阪神ジュベナイルFの勝ち馬ローブティサージュ。前走の桜花賞では5着に敗れましたが前めの位置からバテずに伸びた点が評価できます。

 桜花賞の上位馬を軽視したのは、差し、追い込み馬は自分の型でなければ十分な能力を発揮できないからです。仮に先行したとしたら、アユサンプリンセスジャックチューリップ賞の二の舞になる可能性が高いでしょう。また、レッドオーヴァルはこれまで先行したことがなく、果たしてG1の舞台でそれをやってのけられるかが疑問です。もし桜花賞の上位3頭が自分から動いて結果を残せたならば、そのときは素直に賞賛しようと思います。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連BOX

1

9

13

14

16

10通り 各1000円

高橋学の見解

【2013年オークス・消去法予想】
過去30年から、■消える馬(連対外馬)をチェックしてみよう。

アユサン…前3走とも芝の1600m以下のレースを使用し、その中に良・稍重で連対外かつ0秒6以上敗退が2回以上ある馬は、1800m以上戦1着ある馬を除き[0-0-0-18]。

また、桜花賞1着馬は[9-5-5-8]だが、この連対14頭はすべて3勝以上を挙げていた馬で、12頭が連対率7割以上の高率をマークし、最低でもH12年2着チアズグレイスの.625。H7年2勝馬のワンダーパヒューム桜花賞7人気)が3着、H20年連対率.429のレジネッタ桜花賞12人気)も3着止まりだった。2勝馬のアユサン、連対率は.600。

クラウンロゼ…前2走とも1800m以下使用馬のうち、前走良・稍重の桜花賞で6着以下は、2走前に芝の重賞3着内orOP1馬身以上1着好走ある馬を除き[0-0-0-30]

サクラプレジール…キャリア3戦以下は、前走GI桜花賞連対馬や芝3戦全勝馬を除き[0-0-1-31]

スイートサルサ…キャリア4戦以上で1勝以下かつ連対率5割未満馬は、前2走内に1800m以上の芝重賞3着内好走がある馬を除き[0-0-1-40]

セレブリティモデル…前2走内に芝良・稍重の条件戦or未勝利戦で敗退がある馬は、前走芝2000m重賞3着内の好走がある馬を除き[0-0-0-42]

ティアーモ…年明け3月以降にデビューのキャリア4戦以下は[0-0-0-20]

デニムアンドルビー…前3走内に3月以降の未勝利戦使用ある馬は[0-0-0-43]。この中には、前走OP1着馬が5頭、重賞連対馬が5頭いたが上昇の勢いを生かせず、H12年マニックサンデー(前走2000mGII1着)8着の武豊「距離が少し長いかも」、H18年キストゥヘヴン(前走桜花賞1着)6着の安藤勝「初めての距離で苦しくなった」、H23年バウンシーチューン(前走2000mGII1着)12着の三浦「距離がもう少し短いほうが」とレース後にひとしく距離適性を嘆いていた。

また、前走芝2000m良・稍重で2.03.5を切っていない馬は、前3走内に芝重賞連対が2回以上ある馬を除き[0-0-1-41]。H8年2人気エリモシックはキャリア4戦中3戦で上り最速を計時し、前走GII良で2.03.8上り33.6も本番届かず6着、H14年ニシノハナグルマは前走GII稍重で2.04.0上り最速1着も本番不発9着だった。

オークス過去30年、重を除き2000mの平均ラップは2.03.8で、ここ10年では2.03.2。前走内容圧巻のデニムだが、稍重2.03.9は遅すぎないか。ちなみに、翌週の東京芝2300mの3歳未勝利戦、良で2000m通過が2.03.7だった。

トーセンソレイユ…キャリア3戦以下で連対外ある馬は[0-0-1-20]

ブリュネット…前4走ともGII以下を使用し、その4走内に1・2人気支持がない馬は、前走重賞連対馬を除き[0-0-2-78]

ブリリアントアスク…前3走内に桜花賞以外で10人気以下かつ10着以下の大敗がある馬は[0-0-0-44]

フロアクラフト…キャリア4戦以上で前3走とも非重賞使用は、2000m以上芝1着好走がある馬を除き[0-0-0-78]

メイショウマンボ…前走芝良・稍重で10着以下(落馬・降着含む)大敗は、2走前に1600m以上の芝重賞連対ある馬を除き[0-0-1-79]

リラコサージュ…キャリア4戦以上で前走OPスイートピーS使用[0-0-1-61]

レッドオーヴァル桜花賞連対歴があるキャリア8戦以下馬のうち、
(1)前3走内にOP以上の芝、斤量54キロ以上で1馬身以上1着がない馬は×
(2)前走芝良・稍重で0秒2(約1馬身)以上敗退は×
(3)体重が、前走or当日に10キロ以上の増減がある馬は×
(4)年明け1月後半以降に5戦以上消化は×
(5)芝の連対が3回以下は×
以上の5項目をクリアしていた馬は[7-4-1-0]
レッドも輸送をクリアし、当日に極端な体重減がなければVサイン

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

9

-

13

1点 4500円

ワイド

13

-

17

1点 3000円

ワイド

9

-

17

1点 2500円

三田明太の見解

 桜花賞が阪神外回りコースに改修されてからは、桜花賞の結果がオークスに直結する傾向が強くなったが、今年の桜花賞は指数的に平凡で、勝ったアユサンが「98」、2着レッドオーヴァルが「99」と、1頭も3桁指数をマークしていない。ラスト1Fの急激な落ち込みラップを見ても、今年は桜花賞で適性が発揮できなかったタイプか、別路線組の台頭があると読む。

 本命はエバーブロッサム。1600m→2000mの距離延長となったデビュー2戦目で「91」をマークしていて、ここ2戦はフラワーCが内枠先行有利の馬場で外枠から追い込む形、前走のフローラSは13秒台のラップが3回も続く著しく中盤が緩むラップで、一瞬の斬れ味より持久力指向の本馬にとっては、求められる適性がズレていたのは事実。クロフネサプライズが平均的なペースで引っ張る流れなら、大幅な指数跳ね上げの期待は高い。

 相手妙味はローブティサージュスイートサルサ。前者はチューリップ賞桜花賞と凡走が続いているが、ファンタジーS→阪神JFの指数・ラップを見る限り、淀みない流れの距離延長に対する適性は高い。後者は前走のフローラSで6着に敗れているが、凡走要因を距離ではなく休み明けと考えれば、2走前のクイーンCでマークしている「98」は魅力的。馬券的にはこの3頭のグルグル巻きで。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

4

-

9

1点 2000円

馬連

9

-

13

1点 2000円

馬連

9

-

16

1点 1500円

馬連

9

-

17

1点 1000円

馬連

9

-

18

1点 1000円

馬連

4

-

13

1点 1500円

馬連

4

-

16

1点 1000円

古澤秀和の見解

1番:細いが後肢の力強さはある。ただ、条件微妙。
4番:ボリュームアップして素晴らしい馬体。捌ければ勝ち負け。
5番:馬は良いが展開微妙。
9番:馬体重増はプラス材料。馬場も合いそうだし、ここは勝ち負け。
13番:パワーがあって馬場合いそう。4角でそこそこの位置にいれば。
16番:デキは良い。距離だけ。
17番:馬体良い。注意必要。
18番:しなやかで良い馬。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

4

5

6

16

8通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

6

相手

4

5

16

18通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

5

相手

4

6

16

18通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】レッドオーヴァルは調整順調。前半うまく流れに乗って持ち前の末脚で桜花賞2着の雪辱を果たす。2戦2勝サクラプレジールはこの舞台に絞って調整。力強さ増し戴冠十分。フローラSを強い内容で制したデニムアンドルビーも活気あり差のない評価。桜花賞アユサンも2冠目指して状態良好。フローラS2着のエバーブロッサムも侮れずトーセンソレイユクロフネサプライズなども上位が狙える。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【二冠を奪いに行く】桜花賞制覇の先には、常にオークスあり。ハイペースの桜を正攻法の競馬で凌ぎ切ったアユサンに二冠達成の目。本年の桜は、スタート後の入りは12秒4-11秒0。出だしこそスローで展開したが、1000m通過タイムは58秒9。前夜の雨の名残りを残す湿り気を帯びた芝で、このペースは速い。見ればアユサン。出たなりのポジションから、ゆっくりと馬込みへ。前後左右と馬がひしめき、ほんのわずかの接触で、パニック状態にもなる危うい位置取りながらもC・デムーロの手綱は動かず。直線を向きひと呼吸息を入れ、進路を探しラスト1F過ぎからはレッドオーヴァルの二頭が後続を引き離しての叩き合い。一旦交わされたかに見えたが、ゴール前はもうひと伸び。教科書通りの競馬が一番の正解、実は一番強い。桜花賞コースの阪神マイルは2007年から現在のコースへとリニューアルなったが、過去5年の勝ち馬はオークスで3勝をマーク。樫の戴冠は常に桜がベースにある。なんて、桜花賞の記録は平凡云々を言う人もいるけれど、能力の大本は、レコード決着となったアルテミスSの1分33秒9、メンバー中最速の上がり33秒5。力勝負の東京マイルの、この時計を加味すれば、2400mにもおのずと道は開ける。腰がパンとした今なら発馬のミスも減少し、ある程度緩い馬場にも踏ん張りが利くだろう。コースロスの少ない4番枠を追い風に、あとは丸山の度胸しだい。逆転があれば別路線組フローラSの勝者デニムアンドルビー。本年のフローラは、前半1000m・1分3秒1のスローもあって決着タイムは2分3秒9。過去10年でもっとも遅い記録だったが、レースの上がりは11秒9-11秒2-11秒4(3Fは34秒2)。対するデニムのソレは33秒8。内田のアクションに応え、破壊力満点に繰り出した豪脚にオークス奪取を思い描けた。2着に競り負けはしたが、エバーブロッサムの上がりは33秒9。ゴール前もう一度食い下がった脚をみると、当然戸崎なら、立ち回りや動かしどころを工夫してくるハズだ。桜花賞の止まり方や体型を見るとレッドオーヴァルはマイラーに思える。ただ、前走より確実に体調はいい。桜はHペースに散ったクロフネサプライズも、二走前のチューリップ賞は2400mにも対応可能な力強いラップだった。トーセンソレイユの血統力を連下に再考。大穴は馬場悪化のパワー勝負で、セレブリティモデル

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

4

5

13

12通り 各400円

3連単BOX

1

4

5

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

5

6

9

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

5

6

9

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アユサンは「ディープインパクト×ストームキャット」という組み合わせ。1勝馬の桜花賞制覇は95年のワンダーパヒューム以来18年ぶりだったが、勝ちっぷりは堂々たるものでフロックではない。キャリア1戦で臨んだ昨年秋のアルテミスSでは、スタートで挟まれて後方に控える展開ながら、最後方から大外ブン回しで2着に食い込むという出色の内容だった。負けはしたものの長くいい脚を使えるというこの馬の美点を見せたレースだった。阪神ジュベナイルフィリーズは大外枠だったため終始外を回らされる競馬で7着。前走のチューリップ賞は休み明けで完調手前ながら3着だったが、体調が上向いた前走は本来の実力を発揮して優勝した。クリスチャン・デムーロ騎手の好騎乗は確かにあったものの、それのみに還元できる勝利ではない。キズナヒラボクディープで注目を集める「ディープ×ストームキャット」で、アファームドが入る点からも距離延長に不安はなく、追い出されると重心が沈んでフットワークが伸びるので基本的に直線の長いコースは向いている。左回りはむしろ得意で道悪もこなせる配合。普通に走れば馬券圏内から落ちるシーンは考えづらい。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

9

1点 4000円

馬連

9

-

13

1点 2000円

馬連

5

-

13

1点 1500円

馬連

9

-

18

1点 1000円

馬連

5

-

18

1点 1000円

馬連

13

-

18

1点 500円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎ローブティサージュは、直結コースの阪神芝1600mで施行された阪神JFを制した。直結コースのG1レース勝ち馬なので、コース適性と能力は高い。休養明けのチューリップ賞はイマイチの仕上がりで惨敗したが、2走目の桜花賞を5着に善戦して上昇のきざしが見えた。今回は叩き3走目で能力を発揮できるため、適性の高さを活かせる。

穴馬の見解:▲エバーブロッサムは、直結コース中山芝1800mのフラワーCを連対後、直結コース東京芝2000mのフローラSを連対した。追込馬なので、脚質的に直線の長い東京は戦いやすい。最近のオークスは、フローラSを負けた馬(負けたとはいえ激走にあたる2着3着馬)が、穴をあけることが多い。近3年連続でフローラSの2着3着馬がオークスの馬券になっており、今年はフローラSの2着馬に注目する。

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