【2013年ダービー消去法予想】
ダービー過去30年間から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。
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アクションスター…前3走内にGI以外で着順掲示板を外す6着以下が2回以上ある馬は[0-0-0-38]
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アポロソニック…キャリア4戦以上で芝0-1勝かつ芝連対3回以下馬のうち、前走GII以下の芝良・稍重で敗退は[0-0-3-69]。この中には、前走、ダービーと同じ舞台の東京芝2400m
青葉賞2着馬が11頭もいた。
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クラウンレガーロ…前走0秒8以上完敗の芝0-1勝馬は[0-0-0-48]
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コディーノ…キャリア10戦未満馬のうち、前2走とも2000m以上の芝良・稍重で連対を外していた2000m以上0勝馬は[0-0-1-30]。この中には、朝日杯連対馬が9頭、
皐月賞3着馬が2頭いた。H21年、朝日杯1着→
弥生賞8着→
皐月賞0秒3差3着の
セイウンワンダー(2000m戦[0-0-1-1])が不良馬場とはいえ3人気13着惨敗だった。
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サムソンズプライド…前3走内に未勝利戦使用がある馬は、前走2000m以上の芝重賞戦連対馬を除き[0-0-0-16]。この中には、前走OP戦1着馬が5頭・GIII戦3着馬が2頭いたが実績不足露呈。
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テイエムイナズマ…着外が5回以上もある信頼度「?」の馬は、前3走内に1800m以上の芝の重賞戦で連対がある馬を除き[0-0-2-61]
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ヒラボクディープ…前4走内に非重賞戦で着外が2回以上ある馬は、前走芝の重賞戦2馬身以上快勝or非重賞戦3馬身以上楽勝馬を除き[0-0-0-20]
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フラムドグロワール…前走1600m以下使用の芝3勝以下馬は、2-3走前に1800m以上の芝重賞戦1着がある馬を除き[0-0-1-50]。この中には、前走GINKHマイル1-3着好走馬が10頭もいた。H19年、朝日杯2着馬
ローレルゲレイロが、
皐月賞0秒3差6着→NHK2着のローテで13着完敗し、鞍上の池添「今日は距離ですね」とコメント。
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マイネルホウオウ…前走10人気以下と評価が低かった馬のうち、2000m以上戦で1着歴がない馬は[0-0-4-71]。この中には、前走
皐月賞2・3着馬が6頭、NHKマイル1-3着馬が3頭、GII・GIII連対馬が8頭と計17頭の激走馬がいたが、「夢をもう一度」も3着までが精一杯。H21年、前走NHKマイル10人気1着の4勝馬
ジョーカプチーノは7人気伏兵視も最下位だった。
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ミヤジタイガ…前3走とも2000m以上戦で敗退馬は[0-0-3-51]。前走重賞戦2・3着馬が19頭もいたが、連対には至らず。
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メイケイペガスター…前走
皐月賞6着以下の芝2勝以下馬は、前々走1800m以上の芝重賞戦3着内の好走馬を除き[0-0-2-24]
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ラブリーデイ…前2走内に2秒以上の大惨敗がある馬は[0-0-0-54]
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レッドレイヴン…前走10着以下大敗の芝2勝以下馬は[0-0-1-55]。この中には、前3走内に重賞連対歴を持つ馬が30頭もいたが再浮上連対馬はいない。H3年、
きさらぎ賞1着→
スプリングS1着→
皐月賞3人気15着の
シンホリスキー、再奮起を期待されたが無敗のダービー馬
トウカイテイオーから離されること3秒1差のブービーだった。
◎は
ロゴタイプ
皐月賞馬で芝5勝以上挙げていた馬は[7-0-1-0]
敗退3着馬は、H22年の
ヴィクトワールピサだが、この馬だけ左回りの芝コース経験がなかった。5勝馬
ロゴタイプは、左回りの東京芝1着があり、ダービーVは限りなく近いが、あえてネックを探すとすれば、「連対率」か。
このダービーを勝った7頭は、連対率がすべて8割以上の高率を誇っていた。ロゴの連対率は「・625」と先輩ダービー馬からはかなり精度が落ちる。それでも、共通項「前4走はすべて連対していた」をクリアしており、デビュー3戦目で460kgまで落ちていた体重もひと息いれて20kg強増加し、いわゆる「馬体に身が入って」からは4連勝。それでも、「まだ
ピークは来ていない」というのだから、その成長力は驚異。
☆は
ペプチドアマゾン
大レースでこそ一発大穴を探してみたくなるのが、判官びいきと言うよりも、底黒く渦巻く欲望のサガ。
アグネスタキオンの最終世代に白羽の矢を立てる。
前3走とも1800m以上使用馬のうち、前2走とも2200m以上使用というダービーを意識した距離ローテの馬は[0-4-2-21]。
このうち、
(1)信頼…連対外が5回以上ある安定感に欠ける馬は×
(2)体調…前走体重が10キロ以上減少馬は×
(3)近走…前走0秒4以上敗退or前3走内に非重賞戦で着外かつ0秒6以上敗退ある馬は×
(4)快勝…前2走内に条件戦良・稍重使用の場合、そこで0秒3以上の快勝がない馬は×
(5)疲労…年明けに6戦以上消化馬や前4走とも2200m以上使用は×
以上の5項目をクリアしていた馬は[0-4-2-0]。未勝利だが、この6頭中3頭は7人気以下の伏兵馬で、S61年
グランパズドリームなどは14人気2着の大激走だった。