過去5年の
紫苑S、1着から3着までの調教タイプを列記してみると、
2008年 標準多めトラック/標準多めトラック/急仕上げトラック
2009年 標準少め併用/標準坂路/馬ナリ平均併用
2010年 標準トラック/標準少めトラック/軽目トラック
2011年 標準多めトラック/標準少めトラック/軽目トラック
2012年 標準坂路/馬ナリ平均坂路/標準坂路
2012年は近5年では初めて坂路調教馬が上位を独占した年。実は、No.1予想では『過去5年(2007年から2011年)の馬券圏内馬15頭の調教馬場の内枠はトラック:12、併用:2、坂路:1となっており、圧倒的にトラック調教馬に適性のある
紫苑S』と記し、◎
メイブリーズ、○
アイスフォーリスというトラック調教馬に印を打ちましたが、結果はハズレ。
調教タイプだけで予想するだけでは、難解なレースだと思ったので、今年は更に調教分析を深めました。過去5年の1着馬の最終追い切り内容を調べると、2つのパターンに分けることができました。
(1)追い切り時計が速い
<
モエレカトリーナ・
パララサルー>
(2)ラスト1Fが最速ラップ
<
ダイアナバローズ・
ディアアレトゥーサ・
カルマート>
どちらも、追い切り場所は問いませんが、まず、坂路追い切りの場合、
パララサルーは自己ベストを更新していましたし、
ダイアナバローズは2F目と3F目で1秒以上速くなる、落差の大きいラップを踏んでいました。このどちらかに該当している馬を探しましたが、いません。
トラック追い切りの場合は
モエレカトリーナは南Pで5F63秒台、
ディアアレトゥーサと
カルマートは残り3Fで1Fごとのラップが1秒以上速くなる、落差の大きいラップを踏んでいます。こちらも落差のあるラップを踏んでいる馬はいません。しかし、速い時計を出している馬は◎
マコトブリジャール。美浦ではなく、栗東のPコースですが、5F62秒台。勝つための調教適性は十分に備わっています。
1.
タプローム
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準少め坂路
2.
トーセンアルニカ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路主体
3.
タンスチョキン
今回:乗込トラック
前回:標準少めトラック
4.
アルファアリア
今回:標準併用
前回:一杯平均トラック
5.
リボントリコロール
今回:標準トラック主体
前回:馬ナリ平均トラック
6.
トロワボヌール
今回:軽目併用
前回:軽目坂路
7.
ミラクルルージュ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:軽目トラック
8.
マコトブリジャール
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均坂路
9.
クラウンロゼ
今回:標準少めトラック
前回:馬ナリ平均併用
10.
カカアデンカ
今回:標準少め併用
前回:馬ナリ平均併用
11.
モモトンボ
今回:標準多め併用
前回:標準少めトラック
12.
ブリリアントアスク
今回:標準坂路主体
前回:標準少めトラック
13.
セキショウ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少めトラック
14.
クロイゼリンチャン
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路
15.
アドマイヤイチバン
今回:標準トラック
前回:標準多めトラック