【育ててきたカイがあった】
リボントリコロールは、最速の上がりで
秋華賞5着。春後半の東京シリーズから、横山典が大事に繊細に、GIで見せ場を作れるほどに造り上げてきた。元来がスタミナ・
パワー型。若干ジリ脚気味だけに、折り合いさえつけば、長距離の方がいい。先週来の競馬を見ると(たとえば
愛知杯)、秋のGIを戦ってきた馬たちは、なにがしかの反動や造り直しも考えられるが、二週にわたってWで6F追いを消化。調整過程に不備もなさそうだ。
しかし、蓋を開けたら大幅なプラス体重--なんてケースが出てくるようなら、軸を
アイスフォーリスにスイッチ。ダートを使ったり、舌をくくったり、いろいろ苦労の多い馬だが、
オークス3着をもってすれば、中山の2500mは条件的にもベスト。函館実績が示す通り、オーバーシードもありがたい。
急坂が課題になるが、
スノーストームの前走・2分37秒7は、福島2600mとすれば出色。
マイネルリヒトは、ムーアに鞍上強化。
タガノレイヨネ、
ロードランパート、
モシモシと、ハンデ戦だけに連下は手広く丁寧に。