【伏兵注意】クーゲルは前走を快勝。大型馬らしく使うたびに上昇しており昇級でも即勝ち負け。サノイチは前走2着とクラスにメド。調教の反応も良好で状態は上々。前走新馬戦勝ちのナンチンノンは上積み十分。ファイトユアソングもスピード上位で争覇圏。プリサイスエースも能力そん色なく侮れない。ロマンシーズやジャリーヴなども気配よく上位が狙える。

【好ファイト】ファイトユアソングは、中山の1200ダートを1分12秒8で新馬勝ち。同週の未勝利二鞍とは、それぞれ0秒1、0秒6超。2歳500万は1分12秒6だったが、後続に1秒の大差･最速の上がりを加味すれば、昇級でも即勝ち負け。ただ、デビュー戦はポンと出たが、どこか繊細な牝馬。中二週という、キツいローテだと、イレ込み--馬群でモマれレるようだ。

代わってサノイチ。時計的に、これだと推せる時計的根拠にはやや乏しいが、前記500万条件を1分12秒7で2着。同4着のプリサイスエース。最速の上がりで3着入線のロマンシーズ。まとめて負かせば、関西馬クーゲル。

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【上位拮抗】地力と適性のいずれもを高いレベルにある14サノイチを信頼。この馬にとって競馬がしやすい外枠を引き当てたのも、大きなプラスといえる。03ロマンシーズと04ウエスタンメルシーへの馬券が本線だが、02プリサイスエースも差はほとんどナシ。

　人気の中心はサノイチ、プリサイスエース、ロマンシーズなど、12月1日日曜日に行われた2歳500万戦の上位組。この時の勝ち時計は1分12秒6。平凡な時計ではあるが今開催は芝もダートも時計が非常にかかっているのでこれで水準レベル。

　◎ファイトユアソングは1分12秒8という好時計で新馬戦を圧勝。11月30日土曜日は、上記の2歳500万組と同週で、最後は流す余裕があったことを考えればファイトユアソングの時計はまだ詰まったかもしれない。

　このことからも時計的な価値はほぼ互角。伸びしろと魅力からもファイトユアソングの押し切りを期待。

　相手筆頭はプリサイスエース。前走は行き足がつかずに後方集団からの追走。

　直線入り口では完全に行き場をなくしてしまい追い出しが遅れてしまった分の4着。スムーズなら2着、もしくは差し切りまであったかもしれない。