【一里塚】京王杯一戦の敗退で、朝日杯を除外にもなった
モーリス。しかし、6着とはいえ前走の上がりは33秒1。ちなみに新馬戦は、1000m通過が57秒8-1200m通過・1分9秒3というよどみのない流れを、折り合って5番手。11秒4-11秒5-11秒3(3Fは34秒2)という、変則加速ラップを推定11秒2-10秒9で一気差し。しかも、直線半ばまではもったまま。ひと押ししただけで、アッという間に後続を0秒5とチギる楽勝。1分20秒6は、同日の古馬1000万特別と同タイムというハイレベル決着だった。多少カッカしたところはあるが、前走は単にキャリア。出遅れグセまではいっていない。後の重賞マイル路線を睨む意味でも、この2勝目は一里塚。
フェルメッツァは、
フラガラッハの弟。一応クラシックを視野に入れ1800mも試してきたが、まだ非力。現状では1400mくらいの、ひとタメできる瞬発力勝負があっている。
千両賞は6・5着に敗れたが、
サンシカゴ、
コスモグラウベは、その前に1400mを1分21秒台で走破。やや展開に恵まれた観もあったが、
ボワレットは阪神の坂を1分22秒6で新馬勝ち。