【出色の33秒4】12月の中京は、開催を重ねるごとに馬場が荒れ、全体時計は平凡。しかも、スローなのに外差しが決まる、暮れ特有の難しい馬場だったが、カレンケカリーナは、重い馬場もものかわ。上がり33秒4の末脚を繰り出し、グングンとゴール板が近づくにつれ加速。体重も496キロに増量、牝馬限定なら昇級でも突き抜けていい。

リメインサイレントは、ローズS7着後、2･2着。特に前走の京都2000mは、やや重で2分0秒6。馬体も気力も充実している。一角崩しがあればアサクサティアラ。春一連の成績だけ走れば、牝馬限定なら重賞の掲示板級。今回からブリンカーも着用する。ディオジェーヌも、血統にそぐわぬ力強さが前面に出てきた。

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【波乱含み】リメインサイレントは2走連続2着と堅実。レースぶりが安定しており中心に推す。カレンケカリーナの前走は長休明け&昇級戦だったが、メンバー最速の末脚で突き抜けた。まだ底を見せておらず、昇級でも好勝負になる。ダイワデッセーは切れないが追ってしぶとい。アサクサティアラは適クラで見直す。ディオジェーヌ、デルマイザナミ、ヤマニンシェリルを押さえる。

【小波乱】デルマイザナミはコーナーが4つのコース形態が合う。しぶとさを生かす。距離延長を利してコスモバルバラが粘りを発揮。心身ともに成長著しいディオジェーヌも圏内。