【化けて出る】デビューが年明けの1月にズレるということは、体質や気性――おそらく両方に課題を抱えているものだが、プライドイズメシアも、新馬戦は道中でモノ見。おっつけおっつけ、エンジンがかかり抜け出したかと思えば、そこで遊ぶ素振り。それでもラスト2Fは11秒3―11秒3でフィニッシュ。「化ける」可能性を秘めた、マンハッタンカフェ産駒の良質ステイヤーだ。ラストインパクトの母系は、ナリタブライアン一族。きさらぎ賞は、末脚勝負が裏目に出たが、距離延長にまだ新味。サンガヴィーノも、前回の中京戦にOPでもやれる手ごたえ。まだひ弱さを残しているが、ラキシスもここで上位争いができればオークスが視界に入ってくる。

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【波乱含み】ラストインパクトを中心視。前走はG?で勝ち馬に0秒4差(6着)なら悪くない。距離延長は問題なく、自己条件なら勝ち負けだ。プライドイズメシアのデビュー戦は着差以上に強い競馬。余裕残しを叩いた上積みも大きい。マウイノカオイの前走は距離が延びて良さが出た。末脚堅実でここでも侮れない。サンガヴィーノは追って味がある。ラキシス、ナリタパイレーツを押さえる。