11R

シリウスS

15:35発走 / ダ2000m (右) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 阪神 8日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) ハンデ 16頭
本賞金:3500,1400,880,530,350万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

2

1点 1800円

複勝

2

1点 3100円

馬連

2

-

13

1点 900円

3連複軸1頭流し

2

相手

1

4

5

9

6通り 各300円

3連複軸2頭流し
軸1

13

軸2

2

相手

1

4

5

9

4通り 各600円

井内利彰の見解

 阪神ダート2000mになった2007年以降のシリウスSに出走した馬を「ある調教条件」で分析した数字がこちら。

 [1-0-1-4] 単勝回収率80% 複勝回収率152%

 複勝率33%という、取り上げるほど高い数字ではないかも知れませんが、回収率は150%を超えています。このデータの調教条件が『最終追い切り栗東坂路で「2F目が13.0秒以下」のラップを踏んでいた』というもの。

 坂路馬場での追い切りはラスト1Fが最も速くなることがよい、これは単行本をはじめ、予想の根底にあるものですが、このシリウスSに限っては、終い最速ラップが凡走し続けています。

 これに気付いたのは、昨年のこのレースの覇者ナイスミーチューの存在。追い切りでは、常にラスト1Fで時計を要し、併せ馬では遅れています。にも関わらず、シリウスS仁川Sと阪神ダート2000mは2戦2勝。これは適性以外のなにものでもなく、それが調教に表れていないか、調べてみると、2F目が13秒以下(12年シリウスS1着時)のラップだったということです。これを根拠に、阪神ダート2000mは、追い切りのラスト1Fで脚を使えるようなタイプではなく、道中引っ掛かり気味にラップを速くできるようなタイプが好走するという着地点に至りました。

 ◎ケイアイレオーネ。最終追い切りが栗東坂路で、2F目が12.5秒。この加速力は阪神ダート2000mに必要不可欠。距離に対する適性は高くないと思いますが、この舞台であれば、むしろ優位にレースを進めることができるはず。ちなみに「調教タイプが標準多め坂路で2F目13.0秒以下」は、2010年9番人気3着チョイワルグランパと同じです。

 ○ナイスミーチューは2F目12.7秒。言うまでもなく阪神ダート2000m巧者。昨年同様、2F目のラップは文句ありません。▲スマートギアは2F目が13.0秒。それでいながら、終い最速ラップが踏めているので、やはり芝向きであることは否めませんが、調教データ上は好走しても不思議ありません。

1.グラッツィア
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め併用

2.ケイアイレオーネ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

3.クリールパッション
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

4.スマートギア
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

5.チョイワルグランパ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

6.フサイチセブン
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

7.トーセンアレス
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準トラック主体

8.フリソ
今回:標準併用
前回:標準多め併用

9.サトノプリンシパル
今回:標準坂路主体
前回:標準坂路主体

10.ヒラボクキング
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

11.グランドシチー
今回:標準多めトラック
前回:連闘トラック

12.クラシカルノヴァ
今回:標準坂路
前回:地方

13.ナイスミーチュー
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

14.マルカプレジオ
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

15.ハートビートソング
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

16.マイネルオベリスク
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

15

1点 1500円

馬連

9

-

13

1点 1500円

馬連

9

-

15

1点 1000円

馬連流し

2

相手

9

13

2通り 各2000円

馬連流し

2

相手

1

6

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

2番:脚長で馬場合いそう。
9番:順調。
13番:馬体良いし、馬場も合う。ハンデだけ。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【底知れず】3歳馬サトノプリンシパルの逃げ切り有望。2走前の御嶽特別・1分50秒6は、前日の古馬準オープン戦の白川郷Sより0秒3速く、3週目の古馬オープン・ジュライSの決着タイムを0秒1上回るHレベル決着。この時点で、ほぼ古馬に追いついていたが、続くレパードSの走破タイムも一週前に行われたBSN賞を1秒近く上回る好内容だった。自己最高の544キロと馬体を増やし、充実著しい3歳馬。ハンデは53キロ、単騎マイペースも濃厚。この中間はスプリンターズS出走予定のグランプリボスの胸を借り、ハードに丹念に鍛え上げてきた。当面の敵はナイスミーチュー。阪神2000ダートは昨年のシリウスS仁川Sの両レースを2分3秒3で2戦2勝。57キロに勝ち星もあるだけに、57・5キロも守備範囲だ。一角崩しがあればハートビートソング。開催時期は異なるものの、ペテルギウスSの優勝タイムは2分3秒3。長丁場のダートでは、まだ底が割れていない。条件戦ながら57キロの重量もこなしている。ケイアイレオーネは、レパードSを本命馬と0秒2差。外を振り回されたぶん3着に終わったが、大井のジャパンダートダービーで3着に入線。2000mにもある程度目途は立てている。ラジオ日本賞を快勝したグラッツィアは、ピークのデキをもって重賞に再挑戦。マルカプレジオ仁川S平安Sは今一つの結果に終わったが、リフレッシュ効果で攻め馬強化がなった。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

2

9

13

14

15

5通り 各1200円

3連複軸2頭流し
軸1

1

軸2

9

相手

2

13

14

15

4通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 阪神ダート2000mも、実施されたレースが増えたことでデータが蓄積されてきた。極端な内枠は良くないとか、クラスを問わず先行タイプが有利で前走の位置取りがそのまま参考になるとか、そういったことである。

 もうひとつ見えてきたのが、芝スタートであることの影響だ。ダート中距離では1700mや1800mなどスタート地点からすべてダートのコースが多いが、阪神ダート2000mはスタート地点が芝。それゆえ、コース特性の違いを生かせる馬が浮上してくることがある。ストームバード系が意外に強かったりするのもこのあたりと関係があるのだろう。

 ここは○サトノプリンシパルの逃げイチで同馬の残り目が濃厚にも思えるが、どうせならもうちょっと「芝っぽい要素も入った血統」の先行タイプを中心に据えたいところ。◎グラッツィアが適任だろう。昨年は大敗したが当時は前半に脚を使いすぎた。○を行かせてすんなりの好位ならチャンスはある。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

7

11

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

7

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

2

6

9

12

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

1

相手

2

6

9

12

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

9

相手

1

2

6

12

15

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【波乱含み】ナイスミーチューは昨年のこのレースの勝ち馬。今春の仁川Sも勝っており、末脚を生かせる同舞台は2戦2勝と相性がいい。ハンデ57.5kgなら許容範囲で、勝ち負けを期待する。グラッツィアは前走が正攻法の競馬で快勝。阪神には良績がないが、あの勝ちっぷりなら重賞でもヒケを取らない。サトノプリンシパルレパードSで2着に逃げ粘った。自分の形なら簡単には止まらない。ハートビートソングは好位からしぶとい脚を使う。阪神ダ2000mも2戦2勝と好相性だ。クラシカルノヴァケイアイレオーネフサイチセブンを押さえる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

6

9

11

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

6

9

11

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ハートビートソングは「ゼンノロブロイ×トニービン」という組み合わせ。ヘイロー3×4、ミスタープロスペクター4×4というクロスを持つものの、母の父トニービンのスタミナが強く出ているのかスタミナにあふれ、芝で走っていた時代には目黒記念(G2・芝2500m)2着、青葉賞(G2・芝2400m)3着という成績がある。ダ2000mは過去2戦2勝と負けていない。前走、東京ダ1600mで行われたアハルテケSは明らかに距離が短かった。度外視してOK。1年半ぶりに出走した4走前のベテルギウスSをアッサリ勝ったように、もともと休み明けを苦にしないタイプだが、今回の仕上げは申し分なく、勝ち負けに持ち込めるだけの状態にある。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 今年で17回目を迎えるハンデ重賞ですが、2007年のコース改装時に距離が2000mに延長されて、JRAのダート重賞としては一番長い距離のレースになりました。直線に坂のある阪神コース、なおかつハンデ戦ということもあって、一筋縄ではなかなか収まりません。格よりも勢いや適性を重視すべきレースです。

 ボレアスディープインパクト産駒としては珍しいダートでの活躍馬です。スピードは一息ですが、持ってから良い脚を長く使えるのが持ち味で、3歳時にはジャパンダートダービーでグレープブランデーの2着して、続くレパードSを完勝。このメンバーでは実績的に上位の存在です。その後スランプに陥っていましたが、今季はようやく本来の調子を取り戻しつつあります。距離が長くなるのは有利ですし、ハンデも手頃。ひさびさの重賞制覇のチャンスです。

 ナイスミーチューは昨年の当レースの勝ち馬で、この阪神ダート2000mでは2戦して2勝。今回は間隔が開いたのとハンデが課題になりますが、この条件ならば大崩れはしないはずです。

 ケイアイレオーネは3歳限定のダート重賞を3連続して3着しています。不器用さが災いして勝ち星からは遠ざかっていますが、実力は3歳でもトップクラスのものがあります。距離が延びるのはプラスですし、古馬初挑戦でも53キロならば侮れません。

 ハートビートソングは脚元に不安があって順調に使えませんが、潜在能力は高く、仕上がり次第では久々でも好勝負が可能です。グラッツィアはラジオ日本賞が本格化を思わせる強い内容でした。川崎記念で3着があるように、距離が延びるのは問題ありません。ナムラビクターはそのラジオ日本賞で4着ですが、10ヶ月ぶりの久々を叩いた上積みは大きく、前進は必至です。サトノプリンシパルレパードSを2着に敗れましたが、ダートで逃げたときはまだ3着以内を外していません。古馬相手でも要注意です。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券