11R

ラジオNIKKEI杯2歳S

15:45発走 / 芝2000m (右 B) / 天候:曇 / 馬場:稍
5回 阪神 7日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 16頭
本賞金:3200,1300,800,480,320万円
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 望田潤の予想

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予想印
11モンドシャルナ(2人気)
12アズマシャトル(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

11

1点 5000円

ワイド

11

-

12

1点 5000円

望田潤の見解

 ◎モンドシャルナトーセンソレイユの全弟でディープインパクトの3/4弟で、配合パターンは同厩のヴィクトワールピサによく似ていて、ヘイローのニアリークロスらしい無駄のない脚さばきは内回り向き。

 兄姉同様この馬も馬体重的には大きくないが、姉のような繊細さや非力さはなくパワーも感じさせる体質で、これならネオユニ産駒らしく阪神内2000mを力強く捲れるだろうし、ネオユニ産駒が牡ばかり走るのもわかるような気がする(捲りにはパワーや馬格がある程度あったほうがいい)。

 ロジユニヴァースヴィクトワールピサダノンバラードと比較しても、ヘイロー的機動力とフェアトライアル的粘りではヒケをとらない馬で、ここと弥生賞皐月賞は有望だろう。

 サトノアラジンシンガンビップレボルシオンワンアンドオンリーは外回りベターの差し方をするし、タガノグランパダノンマッキンレーマイネルフロストは2000mが少し長いようにも思えるので、相手は○アズマシャトルに絞ってみる。

 ピサノパテックの3/4弟でスティルインラブビッグバイアモンザタイキの近親だが、このブラダマンテ牝系はロベルトを引くだけに機動力に長けていて、この馬も新馬勝ちの内回りの4角での加速が抜群に良かった。

 井内利彰の予想

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予想印
11モンドシャルナ(2人気)
10デリッツァリモーネ(6人気)
13セセリ(4人気)
1ワンアンドオンリー(7人気)
2シンガン(3人気)
3サトノアラジン(1人気)
7タガノグランパ(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

11

1点 2100円

3連複フォーメーション
1着

10

11

2着

10

11

13

相手

1

2

3

7

13

13通り 各300円
3連単フォーメーション
1着

10

11

2着

10

11

13

相手

1

2

3

7

10

11

13

20通り 各200円

井内利彰の見解

2008 ロジユニヴァース/標準坂路主体
2009 ヴィクトワールピサ/標準多め併用
2010 ダノンバラード/標準多めトラック
2011 アダムスピーク/標準多め併用
2012 エピファネイア/馬ナリ平均併用

 過去5年のラジオNIKKEI杯2歳Sで、4頭に共通する調教タイプが「併用系統」。そして、その4頭のうち2頭が、角居勝彦厩舎でした。「併用の角居厩舎」という、単純なキーワードから、◎モンドシャルナという解答に行き着いてしまいますが、その最終追い切りの内容は角居勝彦厩舎の勝負調教に該当しています。

 新馬時から動いていた馬ではありますが、今回は1600万下のミルドリームを追走して、あっというまに追い抜いて、最後は気を抜かないように追われた程度。交わす時の脚はとにかく速く、調教から想像できるポテンシャルは相当高いと思います。問題はキャリア1戦というところ。前記2頭の厩舎先輩は、どちらも2勝目を京都2歳Sで挙げています。

 キャリア4戦で、2勝を挙げている併用系統は○デリッツァリモーネ。こちらも、過去にアダムスピークが厩舎の先輩として、このレースを勝利。当時よりも追い切り本数が少ない点は気になりますが、やっぱり1着候補になるでしょう。

 3着以内という意味では、標準多め坂路ですが、☆セセリ。自己ベストを0.8秒更新した、栗東坂路4F50.3秒から、阪神競馬場に替わることがマイナスとは思えません。

1.ワンアンドオンリー
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

2.シンガン
今回:標準多め併用
前回:標準併用

3.サトノアラジン
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

4.ダノンマッキンレー
今回:標準坂路
前回:標準坂路

5.ロングリバイバル
今回:標準坂路
前回:標準坂路

6.ミヤビジャスパー
今回:スパルタ坂路
前回:標準坂路

7.タガノグランパ
今回:標準多めトラック主体
前回:標準多めトラック

8.ファイバック
今回:一杯平均トラック
前回:一杯平均トラック

9.テイエムナデューラ
今回:一杯平均トラック
前回:馬ナリ平均トラック

10.デリッツァリモーネ
今回:標準坂路主体
前回:急仕上げ坂路

11.モンドシャルナ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準併用

12.アズマシャトル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

13.セセリ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路主体

14.ビップレボルシオン
今回:標準併用
前回:標準併用

15.マイネルフロスト
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均トラック

16.ストロベリーキング
今回:乗込坂路
前回:標準坂路

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

アラジン再浮上】サトノアラジンは、1・8倍という断然の支持を集めた東スポ杯で、5着に敗退。期待の大きいぶん、落胆も大きかった。しかし、発馬で後手。前半1000m通過は59秒5のスロー。残り4Fは11秒9-11秒6-11秒2-11秒6(3Fは34秒4)という、4F連続の高速ラップを、大外一気はさすがにキツい。ただ、自身の上がりはメンバー中第二位の33秒6、走破タイムは1分46秒3。5着ながらも、クラシックへと続く記録は、なんとか残している。512キロという体重のわりに、まだ筋肉がつき切れず、フットワークも気性もフワフワ。キャリアを考えれば、当然前進の余地を残しているし、攻めの密度も前走以上。

モンドシャルナの初陣は、1000m通過が63秒8のスロー。ラスト3Fのレースラップは12秒5-11秒1-11秒2(3Fは34秒8)と、2F標識で急激にラップが加速したが、リズムよく外から漸進。通過順から逆算すると、自身のラスト2Fの上がりは推定10秒9-10秒9だろうか。重馬場という条件下で、この上がりは、さすがディープの弟。父は硬質なネオユニヴァース。今季の阪神のパワー馬場もあっている。

超えなければならないハードルは、マイネルフロスト札幌2歳Sは、特異な重馬場に5着と敗退したが、デビュー戦の東京1800mの上がり33秒4は、血統や成長力を抜きにすれば堂々の重賞レベル。

惑星はビップレボルシオン。ディープ産駒の良血馬たちの華麗なフォームと比べると、ドタバタ感を受けるが、デビュー戦の東京1800mの上がりは33秒7。1分48秒7は、実はかなり良質。父はマンハッタンカフェ、母系は名門メジロの土台の一つであるメジロナガサキ。ダービーディスタンス仕様の背景を母系に有している。

デリッツァリモーネは、緩んだ芝を、京都2歳Sでイン一気。夏の小倉から短いスパンで、一気に馬体をOP馬のソレへと膨らませている。シンガンも、マイルで上がり32秒7。前走の京都1800mも、11秒台の確からしいラップで楽勝している。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

6

12

15

12通り 各400円

3連単BOX

3

6

12

15

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

10

12

13

14

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

10

相手

2

12

13

14

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

14

相手

2

10

12

13

15

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【小波乱】サトノアラジンを支持する。デビュー戦は楽々と抜け出して3馬身半差をつけて楽勝。前走は5着と案外だったが、休み明けでキャリアの浅さも影響したか。素質はクラシック級で、叩き2走目の今回はV争い。デリッツァリモーネは未勝利→萩Sと2連勝。前走は内めをうまく立ち回って、最後までしぶとかった。血統的にもまだまだ良化の余地がありそうだ。ビップレボルシオンの初戦は外を回って力強く突き抜けた。大型馬で使った上積みも大きい。マイネルフロストの前走は泥んこの不良馬場が応えた。ひと息入ったが、改めて見直したい。シンガン、セセリ、アズマシャトルを押さえる。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

10

11

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

10

11

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎サトノアラジンは「ディープインパクト×ストームキャット」。これは日本ダービーキズナ桜花賞アユサン青葉賞を勝ったヒラボクディープエリザベス女王杯2着馬ラキシスなどと同じ組み合わせ。本馬はラキシスの全弟にあたり、母マジックストームはモンマスオークス(米G2・ダ9f)を勝った実績がある。「ディープ×キャット」は総じて直線の長いコースや外回りコース向きだが、メンバー構成がほぼ500万クラスのここでは能力が一枚上だろう。前走の東京スポーツ杯2歳S(5着)はキャリア不足の上に久々が厳しく、例年以上にハイレベルなレース決着となったことも響いた。一度叩いた今回は本来の能力を発揮できるはず。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 クラシックへの登竜門として歴史を刻んできた暮れの名物レースですが、中山の朝日杯と入れ替わる格好で、この条件で行われるのは今年で最後になりました。去年のこのレースでは菊花賞馬のエピファネイアが勝って、ダービー馬のキズナが3着。翌年のクラシックの前哨戦が早くも実現していたことになります。出世レースに今年も各厩舎の素質馬が集まりました。

 モンドシャルナディープインパクトの半弟で、セレクトセールで2億5千万円(税別)で落札された超の付く良血馬です。小回りの京都芝2000mで外々を回りながら差しきった新馬戦は着差以上に凄みを感じさせる内容でした。それ以来間隔は2ヶ月開きましたが仕上がりは順調で、クラシック候補の名に恥じない競馬をしてくれるものと思います。

 サトノアラジンは東京スポーツ杯で断然の一番人気に応えられず5着に敗れましたが、相手が揃っていた一戦で完成度の差に泣いたものと思われます。コーナー四つの阪神芝2000mならば言い訳はできないはずで、今回はこの馬の真価が問われる一戦になります。

 ワンアンドオンリーは萩S2着で東京スポーツ杯を6着。じわじわ伸びてくる脚質なので、距離は延びれば延びるほど良さそう。阪神コースには勝ち星もあるので、上がりがかかるようならば上位浮上の期待は充分に持てます。

 デリッツァリモーネは萩Sの勝ち馬。ここまで4戦2勝とキャリアが豊富ですしレースぶりも巧みで、混戦になればなるほど持ち味が活きるでしょう。シンガンはヨーロッパ産馬でパワーがあるので阪神に替わるのはプラスと考えられます。血統的にはマイル近辺に向くので、今回は1Fの延長が課題になりそう。セセリは京都芝2000mの新馬戦を逃げ切りましたが、上がり3Fはメンバー中最速をマークしていますから、単調な逃げ馬というわけではありません。甘く見られるようなら前走の再現も考えられます。

 マイネルフロストコスモス賞の勝ち馬。札幌2歳Sは道悪に泣いて5着に敗れましたが、デビューから2連勝の内容を考えればまだ見限るには早すぎます。中山のホープフルSとの両睨みになりますが、こちらを選んだら当然有力候補の一頭としてマークが必要でしょう。

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

10

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

1

相手

3

10

11

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

14

相手

1

3

10

11

13

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】シンガンは身のこなしがいい。課題の発馬も克服しており流れに乗って鮮やかに抜け出す。右回りに変わってワンアンドオンリーが能力全開。ビップレボルシオンは粗削りで課題は残るがスケールは大きい。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

11

相手

2

3

15

3通り 各1000円

馬単1着流し
1着

11

相手

1

14

2通り 各500円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

2

3

14

15

60通り 各100円

小原靖博の見解

 モンドシャルナのデビュー戦は後方から外をグルッと回って差し切り勝ち。スローの上がり勝負になりがちな新馬戦では滅多にない勝ち方。その後はここ目標に乗り込まれ、今週の追い切りが抜群の動き。使われての上積みも大きく、キャリア1戦でも十分にクリアできると見る。

 サトノアラジンは素質馬揃いの池江厩舎でもトップクラスの陣営の評価。牧場サイドの期待も大きく、前走の敗戦だけでは見限れない。

 シンガンはGI・3勝のジョシュアツリーの半弟。3戦目での勝ち上がりだが、負けた2戦ともに負けて強しの内容。メルボルンC出走を目標に掲げる期待馬。能力はここでも通用。

 マイネルフロストの前走は参考外の馬場状態。抜群のレースセンスを見せたデビュー2戦の内容を支持。

 粗削りながら抜群の瞬発力を見せたビップレボルシオン、豊富なキャリアがモノをいいそうなワンアンドオンリーが押さえ。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸1頭流し

12

相手

1

2

3

10

11

13

14

15

28通り 各300円

森山大地の見解

 クラシックに直結する出世レース、ラジオNIKKEI杯2歳S。良血モンドシャルナサトノアラジンシンガンなど、まさに枚挙にいとまがない多彩な顔ぶれ。

 その中で狙うのはアズマシャトル

 基本的に私の予想スタイルは穴狙いではなく、どちらかと言えば本命党。つまり、アズマシャトルも強引に狙ったというわけではない、ということだけはお伝えしたい。

 まず、デビュー戦。センス溢れる走りでメンバー最速の上がりを駆使して圧勝。続く千両賞ではスローペースの中後方集団で、しかも軽く仕掛けながらの追走。

 直線もなかなか手前が替わらなかったが、半ば過ぎで左手前に替わってからは一気の伸び。また、千両賞を勝ったウインフルブルームが次走朝日杯FSで見せ場十分の3着。

 千両賞のレベルが高かったことはこのことからも明らか。荒削りだからこそ奥の深さを感じさせたし、この内容なら距離は延びてむしろプラス。

 相手筆頭は関東リーディング争い中の戸崎騎手が「モノが違う」と評価したサトノアラジン。1度の敗戦だけでは見限れない。

厳選予想 ウマい馬券