11R

小倉記念

15:35発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:雨 / 馬場:稍
2回 小倉 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 15頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走で重賞以外に出走して2着以下だった馬
※小倉過去10年[0-0-4-30]
●2012年該当馬→ワルキューレ(10着)、タムロスカイ(11着)
○2013年該当馬→オートドラゴンゲシュタルトミキノバンジョーメイショウナルト

・斤量53キロ以下の牡馬
※小倉過去10年[0-0-3-29]
●2012年該当馬→ニシノメイゲツ(8着)、セイカアレグロ(12着)
○2013年該当馬→オートドラゴンサトノパンサーセイクリッドセブンメイショウサミットメイショウナルトラブリーデイ

・前走10番人気以下の6歳以上馬
※小倉過去10年[0-0-1-26]
●2012年該当馬→セイカアレグロ(12着)
○2013年該当馬→オートドラゴンセイクリッドセブンタガノエルシコメイショウサミット

・前走1着馬をのぞく、斤量が前走から2キロ以上増減する馬
※小倉過去10年[0-0-4-35]
●2012年該当馬→エーシンジーライン(9着)、ワルキューレ(10着)
○2013年該当馬→オートドラゴンミキノバンジョーメイショウナルトラブリーデイ

・前走馬体重520キロ以上馬
※小倉過去10年[0-0-1-10]
●2012年該当馬→該当なし
○2013年該当馬→マックスドリームメイショウサミット

2012年残った馬→エクスペディショントーセンラーナリタクリスタルダノンバラードゲシュタルトアスカクリチャンミキノバンジョー

【2012年結果】
1着:エクスペディション(○)
2着:トーセンラー(○)
3着:ナリタクリスタル(○)

2013年残った馬→エクスペディションタムロスカイダコールナリタクリスタルマイネルラクリマ

2013年下半期[星取り表]:◎○○●●

須田:先週のアイビスSD、井崎センセイが「ひとケタ馬番全滅作戦」とか言ってる時点で嫌な予感はしてましたが……フォーエバーマークが2着でやっぱりハズレと。

井崎:荒れるという読み自体が大間違いだったなあ。もっとも、1番人気のハクサンムーンが勝って、馬連1000円、3連複2840円なら、あんまり悔しくないけどさ。

須田:そこはハズレなんだから悔しがってくださいよ! 収支が浮いているとはいえ、星取り表に黒いのがズラッと並ぶと、みっともないでしょ?

井崎:でも、まだ2個目だと危機感がないというかさ。これが黒星5連発くらいになると、胃がジンワリ痛くなってくるんだけどね(笑)。

須田:じゃあ、そういう事態に陥らないためにも、今週の小倉記念をビシッと当てていただきましょう。当てやすさで選ぶなら断然、レパードSなんでしょうけどね(笑)。

井崎:小倉記念、毎年のように荒れるもんなあ。でも、今年は意外に荒れないんじゃないか……というのが、消去ネタからの予測ではあるんだけどさ。

須田:ではネタの中身を確認しますが、まずは前走重賞以外組の消去。2着、3着に来る馬はいますが、1着にはまず来ないパターンのようですね。

井崎:しかも、前走重賞以外から2着に来てるのって、すべて2番人気以内馬なんだよ。つまり「当日人気薄の前走重賞以外組」の連対は、ほぼないと考えていいんじゃないかな。

須田:で、次がハンデ53キロ以下の牡馬を絞り込む消去ネタ。今年は該当馬が多いんですが、スパッと消しちゃって大丈夫ですかね?

井崎:正直なところ、サトノパンサーセイクリッドセブンあたりは突っ込んできてもおかしくない気はする(笑)。でも、これも「来ても3着」のパターンだしなあ。

須田:あとは、6歳以上馬やハンデ関係で何頭か消えて、残ったのがこの5頭。確かに人気になりそうな馬ばかりで、荒れたら絶対に当たらないメンツだと思います(笑)。

井崎:人気薄になりそうなの、タムロスカイだけだもんなあ。でもまあ、オッズが割れてこの組み合わせでもソコソコ配当はつくだろうし、なんとなくイケそうな気がする!

須田:ボクの読みでは、馬連と馬単が的中で3連複と3連単がハズレ。で、馬連と馬単の配当が安いからトリガミで「△」が付く……ってカンジなんですが!

井崎:馬連と馬単が当たりそうっていうのは同感(笑)。できれば3着も的中させて白星で決めたいところだけど、こればっかりは何とも言えないか。

須田:そこで「当ててみせる!」とか言わないあたりが、井崎センセイらしいんですけど……。あまり期待できそうもないので、黒星を覚悟しておくとしましょうかね。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

14

1点 4000円

馬連流し

2

相手

4

5

13

15

4通り 各1500円

山崎エリカの見解

 マイネルラクリマvsエクスペディション。勢いに乗った実力馬とディフェンディングチャンピオンで小倉が大得意の夏の実の対決となります。関東馬は小倉までだと輸送時間が長く輸送熱を出すこともある上に、夏バテするリスクもあるので、小倉記念に出走したことがそれほど多くありませんが、マイネルラクリマが勝てば関東馬初の小倉記念の勝ち馬となります。ハンデ重賞ではありますが、場合によってはとてつもなく高い指数の決着になる可能性もあり、夏以降のG1戦線を占う意味でも必見のレースです。

 昇竜のような勢いを買うか、かつての指数最高値の高さを期待しての復活を信じるかですが、マイネルラクリマは前走の七夕賞で自己ベストのパワーポイント指数をマークしているように、時計の掛かる福島のほうが向いている感があるので、かつての指数最高値の高さに期待します。

 よって◎は昨年の小倉記念で後の天皇賞(春)2着馬トーセンラーに完勝し、PP指数-24というG3としてはかなり優秀なものをマークしたエクスペディションとします。同馬は夏になると調子を上げてくる夏馬です。今期は休養明け初戦の鳴尾記念でいきなり2着したように、衰えは全く感じません。緩みなく流れる高速馬場のレースをもっとも得意とする馬で、そのようなことからも小倉コースが得意なのでしょう。前走の七夕賞はお約束の二走ボケでしょうか。また、ここを狙いすました臨戦過程とも言えるでしょう。死角がもっとも少ない馬です。

 〇は昇竜のような勢いのマイネルラクリマ。以前からハイペースを先行して押し込む着順以上に強い内容のレースを繰り返していた馬ですが、今期はついに壁をぶち破ったのか、3走前の福島民報杯を圧勝すると、続く都大路Sでも2着。そして前走の七夕賞はハイペースを自ら動いて4コーナーでは早くも先頭、そしてそのまま押し切ってしまうという異次元の競馬でした。とにかく強い馬と言えるでしょう。しかし、この馬の弱点は切れる脚がないこと。高速馬場の小倉ではいくらハイペースのレースでも最後にそれなりの決め手が要求されます。よって、この馬が持ち味を発揮するためには、自ら動いて消耗戦に持っていきたいところです。さて、そういったレースをして前走同様に異次元の強さを発揮できるでしょうか。この馬の今回のレース内容次第では秋のG1シリーズの動向が変わってくる可能性もあります。

 ▲は展開に恵まれて一発のゲシュタルト。今回の小倉記念は鞍上心理を考えるとマイネルラクリマは早めの仕掛けから粘り込む競馬をしてくるでしょう。通常は高速馬場で穴を開ける馬は逃げ、先行タイプの馬、そして内枠の馬ですが、マイネルラクリマがレースを支配するとなると穴を開ける馬は無欲の差し、追い込み馬の可能性が高いでしょう。ゲシュタルトはもともと重賞で何度も好走している実績馬です。また、前走は軽めの調教ながら馬体減とデキが本物ではなかったようです。その状況で前走の福島のようなタフな馬場は厳しかったのでしょう。叩かれて息持ちがアップ、そして無欲の追い込みが出来そうな大外枠で一発を狙います。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 4000円

馬連BOX

2

4

8

14

6通り 各1000円

高橋学の見解

GIIIに格付けされたS59年以降のうち、別定戦で行われたH7-11年間を除く、ハンデ戦の24年間から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。

オートドラゴン…前走GIII以下戦、斤量56キロ以下で着外(4着以下)の7歳以上高齢馬は[0-0-1-26]。

ゲシュタルト…芝を8回以上走って2勝以下馬のうち、前走GIII戦着外・OP戦連対外・条件戦敗退の馬は[0-0-0-22]。

サトノパンサー…前走GIII以下戦、斤量53キロ以下の軽量で連対を外していた馬は[0-0-1-24]。

セイクリッドセブン…2000m戦を5回以上走って連対が1回以下の馬は、芝2000mで1分59秒0を切る持ち時計がある馬を除き[0-0-1-17]。

タガノエルシコ…前3走内に、OP以下の芝のレース、斤量56キロ(牝馬55キロ)以下で着外かつ0秒6以上の敗退が2回以上ある馬は[0-0-0-21]。

また、前2走ともGIII以下戦を使用し、前走10人気以下の低評価馬は、斤量4キロ以上の軽減馬を除き[0-0-1-34]。H6年、前走GIII戦11人気2着のマルブツパワフルが斤量1キロ減4着、H14年、前走GIII戦13人気0秒3差4着のウインマーベラスが斤量1キロ減4着など、前走激走馬の二番はない。

タムロスカイ…前2走ともGIII以下戦で5着以下かつ0秒5以上敗退の6歳以上馬は[0-0-0-38]。

ナリタクリスタル…連対率が5割未満馬のうち、前2走ともGIII以下の芝良・稍重で着順掲示板外の6着以下だった馬は[0-0-2-47]。ナリタの連対率は.412。

ミキノバンジョー…年明け3戦以上し、前走芝の非重賞戦で連対外は[0-0-4-48]。

メイショウサミット…芝を20回以上走って3勝以下の馬は、前2走内に1800m以上のOP・重賞戦で3着内の好走がある馬を除き[0-0-0-19]。

ラブリーデイ…3歳馬は別定戦時も含み[2-1-1-19]、このうち連対率が5割未満の馬は[0-0-0-16]。ラブリーの連対率は.375。
また、同時期に中距離1800mで行われていたGIII北九州記念(1200mに短縮されたH18年以降を除く)でも、3歳馬は[1-2-0-20]、このうち連対率が5割未満馬は[0-0-0-12]。

□条件戦に注目
前走条件戦使用馬は、24年間で13頭も連対をはたしており、格上挑戦でもハンデ戦らしく充分狙い目が立ち、軽視するわけにはいかない。

キャリア5戦以上20戦未満、年内3戦以上消化馬のうち、前走1800m-2000mの芝の条件戦(500万戦除く)で連対をはたしていたハンデ56キロ以下馬は[4-4-1-13]。

このうち、
(1)連対外…2走前に連対外かつ0秒5以上の敗退がある馬は×
(2)距離…前3走内に1600m以下戦使用が2回ある馬は×
(3)体重…前走体重430キロ未満の小型馬や、高温湿潤期のこの季節に当日10キロ以上の体重増加馬は×

以上のマイナス3項目をクリアしていた馬は[4-4-0-0]。
今回注目の条件戦馬はキャリア17戦メイショウナルト

□重ハンデ馬
ハンデ58キロ以上の馬は[2-2-1-5]、馬券にからんだ5頭はすべて小倉芝コースで2勝以上を挙げていた馬だけに、小倉コース初のハンデ58キロのマイネルラクリマにはややいやなデータ。

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

12

1点 1300円

3連複フォーメーション
1着

12

2着

1

2

5

8

10

12

相手

1

2

4

5

6

7

8

10

11

12

13

14

15

45通り 各100円
3連複フォーメーション
1着

12

2着

2

8

相手

1

2

4

5

6

7

8

10

11

12

13

14

15

21通り 各200円

三田明太の見解

 今年の小倉芝は例年以上の高速馬場で、開幕週となった先週の中距離戦は、当該距離での指数実績よりも、京都や東京など軽い馬場での指数実績の方が優先される結果となった。開幕週から比較的差しが決まっている印象もあるが、ラスト1Fのラップが急激に落ちるスタミナ勝負にはなっていないだけに、3角過ぎからの高速ラップに対応できるマイラータイプで一発を狙ってみたい。

 本命はセイクリッドセブン。2走前にタフな馬場の阪神2000mで準OPを卒業しているが、指数的には京都の1600m・1800m、東京1800mで3桁指数をマークしているように、本質的には軽い馬場指向のスピードタイプ。また、過去の指数動向を見る限り、ワンペース指向が垣間見えるだけに、距離延長でスムーズに流れに乗れれば一発あっても驚かない。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

13

-

14

1点 1500円

馬連

6

-

8

1点 1500円

馬連

8

-

14

1点 1000円

馬連流し

13

相手

6

8

2通り 各2000円

馬連流し

13

相手

2

7

2通り 各1000円

古澤秀和の見解

6番:素材上位。
8番:仕上がり良いし、馬場もこなせそう。
13番:斤量重いが、馬場最も合いそう。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【チャンスだ】エクスぺディションの連覇に期待。前走の七夕賞は、折り合いを欠き気味を承知で、漸次外から押し上げ、直線入り口ではマイネルラクリマに並びかけようかという、勝ちを意識した競馬。湿った馬場にも脚を滑らせ7着と失速したが、瞬発力勝負の小倉で5勝をマーク。昨年の小倉記念は、浜中とのコンビでタイトに馬群を割り、レコードに0秒1差の1分57秒3で走破。小倉の2000mに替われば、コース取りも伸び脚もガラリと風景が変わる。条件戦とはいえ57キロに勝ち星もある。中間の攻めも、後先なしだ。七夕賞の覇者マイネルラクリマも好調そのもの。ただ、本質的にジリはジリ。58キロに斤量増、1分57秒台前半の高速決着となると、他馬にも付け入る余地が生じる。単穴はメイショウナルト。ひも解けば、初勝利は2歳夏の小倉。1分48秒0という好記録に、あのメイショウサムソンの軌跡を思い浮かべたほどの好素材(デイリー杯3着)。燃焼系の気性に手を焼き、1000直も使ったセン馬だが、二走前の三田特別・2分11秒8で、OP級の資質を再確認。武豊も思うところはきっとある。七夕賞4着のマックスドリーム、同5着のダコールは、舞台設定が替わればとも思うが、何か勝ち切るイメージが沸かない。となるとラブリーデイ。クラシックを目標に、なんだか摩耗してしまったが、起点は夏の小倉の1800mの新馬だった。大事に使っていれば、中距離GIIIくらいは足りる。大穴はメイショウサミット。天の川の1分46秒8は、七夕賞の1800m通過タイムと同じ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
2エクスペディション(2人気)
8ダコール(4人気)
14マイネルラクリマ(1人気)
13ナリタクリスタル(13人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

8

13

14

12通り 各400円

3連単BOX

2

8

13

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

2

4

6

8

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

2

相手

4

6

8

11

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

11

相手

2

4

6

8

13

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【伏兵注意】マイネルラクリマを中心に推す。前走の七夕賞は好位追走から早めに動いて4角先頭。直線もしっかり伸びて突き放す強い競馬だった。1週前から小倉滞在で長距離輸送のリスクがなく、今の充実ぶりならハンデ58kgでも克服可能だ。エクスペディションは昨年の勝ち馬で、全6勝中5勝を小倉でマーク。条件好転で巻き返す。ミキノバンジョーは先行力が生きる馬場で要注意。重賞3勝馬ナリタクリスタルの地力も侮れない。ダコールラブリーデイメイショウナルトを押さえる。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
8ダコール(4人気)
2エクスペディション(2人気)
1タガノエルシコ(12人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

8

1点 5000円

馬連流し

1

相手

2

8

2通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解:◎ダコールは、5走前に直結コースの福島芝2000mで行なわれた福島記念で3着に激走。また3走前にも同じく直結コースの小倉芝1800mで行なわれた小倉大賞典を2着に激走と、複数の直結コースの重賞で激走を見せている。さらに、小倉芝コースでは4戦して2勝を含むパーフェクト連対(うち直結コース、同コースで1勝2着2回)をマークしており、適性×能力ともにメンバー随一と言える。前走は緩い馬場の影響もあり5着と伸びあぐねたが、得意のコースで巻き返しは必至だ。

穴馬の見解:▲タガノエルシコは、前走、直結コースの福島芝2000mで行なわれた七夕賞で3着に激走。同馬が人気を落とす要因となっているのは8歳という年齢のみで、仮にこれが4歳、5歳馬であれば上位人気に推されていただろう。前走はもちろんだが、5走前にも直結コースの阪神芝1800mで行なわれた大阪城S(OP特別)でも3着に好走しており、同コースに対する適性は明らか。前走七夕賞組が優勢のレースだけに、ベストのローテーションという点もプラスで激走が期待できる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

 サマー2000シリーズの第3戦。本州の2000シリーズとしては2戦目で、必然的に七夕賞からの臨戦が多くなります。

 今年から関東エリアの夏のローカル日程が変更された影響で、いままで福島最終週に行われていた七夕賞が2週目に行われるようになりました。今年の七夕賞は前に行かないと勝負にならない馬場で行われて、それが結果を大きく左右しました。

 小倉記念は夏の小倉開催の2週目ですが、差し・追い込みでも間に合います。というよりも先行馬が苦戦する傾向がはっきり出ています。この両コース間の傾向のギャップは、馬券的に大きなポイントになるでしょう。

 狙い目はエクスペディション七夕賞は7着に敗れましたが、先行有利を意識して無理に捲っていったのが敗因で、状態面の不安はまったくありません。去年の勝ち馬ですが、七夕賞を負けたことでそれほどハンデが重くならないのも好材料です。

 マックスドリーム七夕賞も、早めに動いていって最後で甘くなっての4着。もともとじっくり構えて末脚を活かす競馬を得意とする馬ですし、休み明けだった前走を叩いて状態面の上積みも期待できます。

 マイネルラクリマは5歳にして本格化なって、七夕賞は完勝といえる内容でした。差しに回っても競馬ができる馬ですから、コース替わりにも対応できるでしょう。問題は斤量が増えることと、イレ込む馬なので初の小倉競馬場がどうかということ。

 穴はメイショウナルト。もともと小倉で3連対のコース巧者です。気性難で伸び悩んでいましたが、去勢手術後は落ち着きが出て、ようやく素質が開花してきました。格上挑戦になりますが、好勝負可能です。

 ダコール七夕賞5着は、先行有利の馬場状態を考えれば悪くありません。小倉競馬場は4戦4連対の得意コース。叩き3戦目での前進を見込めます。

 ナリタクリスタルは7歳になりますが、去年のこのレースでも9番人気で3着に突っ込んできたように、経験豊富なコース巧者。アテにならない性格ですが、能力的には一変して不思議ありません。

厳選予想 ウマい馬券