1800m別定戦から1200mハンデ戦に変更されたH18年以降の7年間から、■消える馬(連対圏外の馬)をチェックしてみよう。
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アイラブリリ…前走GIII以下の1200m以下芝のレース、6人気以下で掲示板外の6着以下馬は[0-0-0-36]。
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アンシェルブルー…前走GIII以下戦で10人気以下と低評価だった馬のうち、当レースでハンデ53キロ以上馬は[0-0-0-15]。
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カラフルデイズ…前2走ともGIII以下の1400m以下短距離戦で掲示板外の6着以下馬は[0-0-0-28]。
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キョウワマグナム…前走GIII戦着外(4着以下)・OP以下戦敗退のハンデ55キロ以上馬は[0-0-2-23]。
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ケンブリッジエル…7歳以上の高齢馬で、前2走内に重賞戦3着内またはOP戦連対の好走がない馬は[0-0-0-15]。
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ザッハトルテ…前走芝1200m良馬場のレース、GIII戦着外・OP以下戦敗退馬のうち、時計が1分08秒0を切っていない馬は[0-0-0-15]。昨年は1分06秒9の高速決着だっただけに、スピード対応力がカギ。
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スギノエンデバー…キャリアが30戦以上もある馬で、前走GIII戦着外・OP以下戦敗退のハンデ53キロ以上馬は[0-0-0-20]。スギノは、小倉芝4勝とコース適性抜群で変わり身に期待も、小倉芝の連対が4回以上馬は[0-1-0-6]と適性が必ずしも優先するわけではない。昨年の覇者スギノ、キャリア33戦で昨年よりハンデ2キロ増では厳しいか。
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ツルマルレオン…1200mの連対率が.250を割っていたハンデ53キロ以上馬は、前2走内に重賞・OP戦で1着または敗退も0秒4差内の好走がある馬を除き[0-0-0-11]。
ツルマルの1200m連対率は.154。
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テイエムタイホー…前4走内にGIII以下の芝で0秒2(約1馬身)以上の敗退が3回以上あるハンデ53キロ以上馬は、前走重賞戦3着内・OP戦連対・条件戦1着の好走馬を除き[0-0-1-22]。
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ハノハノ…前2走内にGIII以下の芝1200m良・稍重のレース、斤量57キロ以下で10着以下の大敗がある馬のうち、ハンデ53キロ以上馬は[0-0-2-11]。
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ローガンサファイア…前走1秒以上惨敗の2カ月以上休養馬は[0-0-2-11]。
□斤量軽減
キャリア10戦以上馬で、前走7月以降のレースで連対と好調なのに斤量が前走比2キロ以上軽減されていた馬は[2-3-2-9]。
このうち、
(1)距離…1200m戦0勝馬は×
(2)ローテ…炎暑続きの小倉だけに、いくら好調でも連闘馬は×
(3)敗退…前3走内に不良馬場以外で10着以下大敗がある馬や良馬場で6着以下かつ0秒8以上敗退がある馬は順調さを欠き×
以上のマイナス3項目をクリアしていた馬は[2-3-0-0]。
前走1000万戦ながら好時計(昨年の
北九州記念1分06秒9と同タイム)1着の◎
ニンジャ、斤量4キロ軽減はおいしい。