【お薦め度C】

7番　エルカミーノレアル
千二の芝で未勝利→福島2歳Sを連勝したあと、長めの距離やダートに使われましたが結果が出ず。前走は芝千二に3走振りに戻りましたが、0.5秒差・<3>着と馬券圏内に。やはり適性がここにあることを証明しました。軽い芝で大きな着差こそ付けられましたが、今回は芝質は重い芝に替わります。アタマまであっていいでしょう。

◎(お薦め度C)1000円・(お薦め度B)3000円・(お薦め度A)10000円を資金として、明快かつ儲ける競馬にこだわります。

【単複をハンティング】ゴーハンティングは、4歳秋・白秋S2着で、もうひとつ上のOPも見えた器。腰が弱く、輸送もネック。それが表面化する形で、現級で足踏みを繰り返してきたが、1200mは〔1011〕。船橋S3着で、函館のパワー馬場適性も示している。滞在競馬で鞍上はローウィラー。56キロなら、まずは強気に単複。

時計の精度ならエルカミーノレアル。葵S・1分8秒0で、古馬相手の準OP突破が視野に入った。ニザエモンは、エルカミーノと同日に1分8秒1。しかし、エルカミーノより斤量関係は不利。惑星は滞在・夏を得意とするネオユニヴァース産駒のチャーチクワイア。前走0秒5差圧勝のブルーストーンは51キロ、ジルコニアは52キロ。ハンデ戦だけに軽量馬の逃げ残りも丁寧に押さえておきたい。

　◎ジルコニア自身は7歳にして初の函館出走だが、タイキシャトル産駒はこのコースとの相性が良い。これまでのべ177回出走し、(18.16.11.132)という成績。勝率や複勝率はさほどでもないが、回収率は単105%・複99%と高水準になっている。

　7歳馬で昇級後が13着と9着だからノーチャンスにも見えるが、前走は勝ち馬と0.4秒差。しかも先行勢総崩れで、上位人気の差し馬が上位を独占したレースだった。

　1000万条件を勝ったときが稍重の中山で1分10秒1、500万条件勝ちと1000万条件3着がいずれも1分8秒3。時計が掛かったほうが良いタイプなのは間違いなく、京都→函館のコース替わりはプラスだろう。しかも今回は腹をくくらざるをえない1番枠。他の逃げ候補たちは昇級緒戦だし、ここは内から強気に突っ張っていってほしい。

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【波乱含み】混戦だが、叩き2走目で自己条件に戻るヤマニンプチガトーを中心視。チャーチクワイアは力量上位で立て直した効果にも期待ができる。ブランダムールは函館得意で近走を度外視して単穴に。ゴーハンティングはトップハンデだが実力的に首位争いが可能だろう。ニザエモンは昇級戦だが単騎逃げなら残り目も。エルカミーノレアルは前がもつれれば上位まで。

函館スプリントSは、久々で馬体重12キロ増での出走。4角13番手から0秒5まで差を詰めたヤマニンプチガトーは、及第点の内容だろう。今回は自己条件に戻り、ハンデ戦で斤量は53キロ。1度使ったことでの上積みも加味すれば勝機は十分。

チャーチクワイアの前回の敗因は不明だが、実績から考えればあんなに負ける馬ではない。函館自体は初めてだが、デビューから2戦が札幌で3・3着。洋芝適性はあるし、距離短縮が大きなプラス材料になる公算大。相手本線に強調。

一発があるならブルーストーン。前走はスッとハナを切ると、そのまま2着馬に0秒5差の勝利。この着差は1200メートル戦なら完勝と言えるもの。3連勝も夢ではない。