【時計信頼】マイネパシオーネは、二走前の小倉戦を、古馬500万と同タイムの1分8秒9で快勝。萌黄賞は、連戦に次ぐ連戦明け。さすがに8キロと馬体も減り、5着と伸びを欠いてしまったが、4月に入って南Wで6F追いを4本消化。ホームの関東の現地競馬なら、巻き返し十分。

逆転があれば、かささぎ賞・1分8秒9のクラウンルシフェル。ただ、意識的に手控えたかどうかは微妙だが、かささぎ時は美浦坂路を49秒台で動いていた。

単穴はラヴィーネ。全姉はイチオクノホシ、デビュー勝ちは新潟。静かにローカルから再出発を狙っている。

ヒカルカミヒコーキは、1200m短縮でも詰めがどうか。カンナS3着のテルミドール。ウインネオルーラーの勢いも軽視禁物。

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【軸不動】ヒカルカミヒコーキは休み明けだが好走続きの力量を評価。ラヴィーネは素質互角で叩き前進に期待ができる。クラウンルシフェルも流れに乗れれば善戦可能。ウインネオルーラーの流れ込みにも警戒したい。マイネパシオーネは底力ひと息も連下の穴で少々マーク。叩き2走目のグランツを3連勝式の押さえで挙げておく。

昨年6月の新馬戦でデビューし4着。すぐに勝ち上がれるかと思ったが、9戦目でようやく初勝利を挙げたウインネオルーラー。昇級初戦の前走は11番人気と人気薄だったが2着。馬場差を考量した走破タイムを考えても優秀で、素質馬が軌道に乗ってきたとみたい。さらに今回は坂のある中山コースから、平坦の新潟コース。スピード十分のタイプだけに、間違いなくコース替わりはプラスになる。

1月以来の実戦になるが、オープン特別で3着の実績があるヒカルカミヒコーキが相手本線。今週の調教の動きも良く、間隔があいた不安は皆無だろう。

昇級初戦でも崩れなかったマイネパシオーネ、いろいろな条件を使っているが、血統背景からも今回の条件が一番合致しそうなオンタケハート、芝でもの勘があるパイメイメイ、2走前の内容から巻き返しがありそうなクラウンルシフェルまで押えたい。