【資質は
ゴージャス】
エイシンゴージャスは、名前通り520キロを超す巨漢牝馬。3歳ならではの伸びしろや可能性が馬体に満ち満ちている。前走の宝塚市制60周記念では、降級古馬を相手に1分10秒9に持ち時計を更新。抜け出すときの脚も健やかだったが、二番手で折り合う競馬もマスターできた。少し間隔はあいたが、一週前の坂路調教では1ハロン・11秒9をマークし、絶好の気配を漂わせている。
マルヴァーンヒルズとの追い比べが第一本線。ダートは[4211]、馬券の対象から外れたのはわずかに1回と、底を見せていない。前走の
シドニーTで現級は突破、降級に備え乗り込みも万全だ。マルヴァーンと比較すると、
フルヒロボーイはあと一本、強い攻めが欲しかった。ただ、このクラスで近三走2着2回・3着1回という良績をあげ、新潟1200ダートには1分10秒4の2着連対歴があるのも心強い。
インディーズゲームは昨年夏の苗場Sを1分10秒1の好タイムで快勝。準オープンクラスでも3着2回と好戦を続けてきた。残り1ハロンで手応えが鈍くなった麦秋特別を見ると距離短縮も好材料だろう。
カフェシュプリームも当該クラスで2着3回。新潟コースは3戦1勝・3着2回と崩れが少ない。現級実績なら
タマブラックホールも互角以上の戦績を残してきたが直線の短い新潟1200ダートは脚質的に連下まで。