【スムーズなワルツ】
レパードSは、1000m通過が1分1秒9というスローよりの平均ペース。好位で構える
アジアエクスプレスに悠々の楽勝を許してしまった
ランウェイワルツだったが、時すでに遅しの3着とはいえ、35秒6という上がりは、新潟1800ダートでもそうは出ない。窮屈な1番枠でなかったら、もう少し早めに外にも出せただろうし、位置取りも違っていたように思う。ちなみに二走前のJDDは、ゴール前脚があがったものの、勝ちをもぎ取りに行く積極策で0秒2差。52キロなら動き出しもより軽やか。古馬相手のオープンでも、好レース必至とみた。
フラットコースの新潟替りが微妙だが、破壊力なら
ヴォーグトルネード。
ジュライSは前半1000m・1分0秒1という前崩れのHペースに恵まれたとはいえ、直線一気に2着以下を0秒7差は圧巻の一語。1分50秒0という記録も堂々のオープンレベルだ。57キロの斤量も問題ない。
インカンテーションは、昨年の
レパードS快勝。GI馬に離されはしたが、
エルムS3着の時計は褒めていい。57キロは未経験とはいえ馬体がふっくらすれば前進十分。直線の短い新潟1800ダートは動かしどころに苦労はするが、
タイムズアローは昨年の
BSN賞で2着に食い込んでいる。
マリーンSで最速の上がりをマークした
ツクバコガネオーも前進必至。
タイセイスティングは、この組み合わせなら先行力が武器となる。