11R

新潟記念

15:45発走 / 芝2000m (左 外 A) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 新潟 12日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 18頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

13

1点 3000円

馬連流し

1

相手

12

15

2通り 各2000円

馬連流し

1

相手

3

5

7

3通り 各1000円

望田潤の見解

 ダコールはトモが非力で前輪駆動で走るので平坦コースでよく狙っているが、下が渋るとよくないのにこの馬が走るときはいつも雨が降るという運のなさ。

 新潟記念は昨年が雨の稍重で4着、一昨年の新潟大賞典ではパンパンの良でうなるような手応えだったが直線ゴチャついて引っ張るロスがあり3着、今年は待望の良馬場でこの鞍上、◎でいくしかないだろう。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

1

相手

7

9

13

15

16

5通り 各1000円

ワイド流し

1

相手

7

9

13

15

16

5通り 各1000円

山崎エリカの見解

 新潟記念が行われる新潟芝外回り2000mは、距離2000mで日本で唯一のコーナー2回のコースです。このコースは逃げ馬のペースの緩ませどころが3-4コーナーの間のほぼワンパターン。逃げ、先行馬は3-4コーナーで息を入れて長い直線に備え、差し、追い込み馬は逃げ、先行馬との距離を詰めていきます。つまり、あまりペースが乱れることがないために、枠順、脚質による有利、不利がないコースです。中距離戦で一番、各馬が能力を出し切れるコースで、極端な逃げ馬や追い込み馬でも上位争いに加われるチャンスがあります。

 よって、◎には追い込み馬のダコールを推します。この馬は古馬オープンクラスに上がってからは毎度毎度、追い込んでは届かずというレースを繰り返してきました。あとちょっと前でレースを進めればもっと好着順を拾えるのでは(?)と勘違いしてしまいがちなタイプですが、実際のところは後方待機策をとってスタミナを温存しているから良い末脚を使えるわけで、勝ちに行くレースをするとあっという間にガス欠になってしまうタイプです。

 その安定した追い込みタイプのダコールにとっては前走のタフな馬場状態で行われた小倉記念はとても厳しい競馬になったと言えます。悪く言えば後方から追い込むという楽な競馬をしすぎて来たために、スタミナ面が完全に欠如してしまっていたことを露呈した結果となりました。しかし、前走の経験はダコールのスタミナを大幅にアップさせることになりそうです。いつも直線で良く伸びながらも最後に止まってしまうダコールが、最後まで伸び続ける可能性が高くなるでしょう。

 ○は兄弟に活躍馬がたくさんいる良血馬のクランモンタナ。デビュー時から大きな期待をされ続けてきた馬ですが、前走の準オープンの一戦はタフな中京芝のレースを好位から勝利するという、一皮剥けた感を強く感じさせる内容でした。これならば重賞クラスに入っても十分互角に戦えそうです。

 ▲は重賞で5戦連続2着になったことがあるアドマイヤタイシ。そのなかでも今回と同距離コースの昨年の新潟大賞典2着の時のPP指数は優秀でした。前走の函館記念は前に行った馬が総崩れとなった先行馬にとって厳しい流れ。よって12着に大敗していることはノーカウントで良いでしょう。得意舞台で、あっさり巻き返して不思議ない実力馬です。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

10

1点 3000円

複勝

10

1点 7000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

10番:デキ良いし馬場も合う。
13番:好仕上がり。
15番:デキ良い。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

3

9

12

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

1

3

9

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

15

相手

1

3

9

12

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】マーティンボロは力量アップ顕著で状態も休み明けの前走以上。初コースも左回りで重賞V経験有り勝ち負けを期待。ユールシンギングは新潟得意。休み明けもここ目標に仕上がり良好でチャンス十分。ラストインパクトも能力見劣らず動きも軽快。メイショウナルトも状態良く地力も上位。ダコールも堅実で侮れず、ニューダイナスティクランモンタナなどにも注意を払いたい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

1

3

5

7

9

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

5

相手

1

3

7

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

12

相手

1

3

5

7

9

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【息の長い末脚】マーティンボロは、三走前の飛鳥Sの大外一気。しぶく長く末脚を伸ばしてきた中日新聞杯制覇にもジャンプアップが見て取れたが、前回の小倉記念も、前半1000m・1分フラットという、タフな前崩れの平均ペースに恵まれたにせよ、勝ち馬の背後から、最速タイの上がりで2着に猛追。1馬身4分の3差の3着メイショウナルト以下とは、脚色の差は歴然だ。56キロの斤量でも前回2着と結果を残した。GI級不在のハンデ戦の新潟記念は、切れよりは持続力と勢い。年齢表記は5歳だが、半年遅れの8月生まれという若さも、根拠の一つに数えられる。

対抗はステラウインド。本格化に手間取ったが、3歳9月の中山2200mを、オールカマーセントライト記念と同レベルの2分11秒0で圧勝した好素材。二走前のジューンS・1分58秒2という好タイムに、新潟2000mの手応えを蛯名も確信。ねじ込むようにして3着に割って入った函館記念3着はフロックではない。

ユールシンギング中日新聞杯で本命馬に、最速の上がりで0秒1差に詰め寄っている。57・5キロのハンデは少し見込まれすぎに思うが、当コースは新潟大賞典勝ちを含め2戦2勝と相性よし。メイショウナルトは57・5キロを背負い、ミドルラップの小倉記念を3着。良馬場にかわれば競馬の風景もかわってくるだろうが、ただし新潟の外回りは直線が長い。

小倉記念4着のニューダイナスティも、使える脚は短い。連穴はアドマイヤタイシ函館記念は思わぬ大敗を喫してしまったが、56キロの重量でGIII2着6回の地力を新潟で見直し。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
8アロマカフェ(11人気)
12ユールシンギング(4人気)
9ニューダイナスティ(7人気)
1ダコール(8人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

8

9

12

12通り 各400円

3連単BOX

1

8

9

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

1

5

12

13

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

16

相手

1

5

12

13

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎クランモンタナは「ディープインパクト×トニービン」という組み合わせで、キャプテントゥーレ(皐月賞など重賞4勝)、アルティマトゥーレ(重賞2勝)の4分の3弟にあたる。母エアトゥーレ阪神牝馬Sを勝ち、フランス遠征ではモーリスドギース賞(仏G1)で2着と健闘した。2代母スキーパラダイスはムーランドロンシャン賞(仏G1)、京王杯SC(G2)の勝ち馬。活力ある牝系に属している。

 新潟記念は日本一直線が長い新潟外回りコースで行われるので、息の長い末脚を武器とするトニービンを抱えた馬の成績が良好。「ディープ×トニービン」も直線の長いコースに向いた配合で、新潟芝1800-2000mでは連対率62.5%と驚異的な成績を残している。本馬はこの条件で1戦1勝。今回と同じ新潟芝2000mで行われた昨年の信濃川特別(1000万下)を快勝している。このときはのちに日経新春杯小倉記念を勝つサトノノブレスをくだしてのものだけに価値がある。東京芝2000mで1分58秒2のタイムを出しているので時計勝負になっても不安はない。54kgなら一発があっていい。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

7

12

13

2着

1

6

7

9

12

13

16

相手

1

6

7

9

12

13

16

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

本命馬の見解: ◎アドマイヤタイシは、2走前に直結コースの阪神芝2000mで行われた鳴尾記念(G3)で2着に激走。1年近い長期休養明けをひと叩きされ、定石通りに良化。すっかり調子を取り戻した。前走は函館記念(G3)を大敗したが、函館芝2000mは直結コースではなく度外視でOK。休養前には同コースの新潟大賞典(G3)を含め、直結コースで7戦連続馬券圏内への激走を果たしており、同コースへの適性は非常に高い。得意のコースで大きな変わり身が期待できる。

穴馬の見解: △クランモンタナは、近2走にて直結コースの東京芝2000m(ジューンS)、中京芝2000m(マレーシアC)で1600万特別を2着、1着。オープンクラスに昇級してきた。また、1000万下を勝ち上がったのは同コースの新潟芝2000m外(信濃川特別)でもあり、コース適性は非常に高い。今回は昇級緒戦となるが、ハンデ戦で斤量は54キロ。実績馬とは斤量差もあり、コース適性の高さ、順調に使われている強みを活かして激走が期待できる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマー2000シリーズのクライマックス。去年は札幌記念の段階でシリーズチャンピオンが決定していましましたが、今年はここまで決着がもつれ込みました。先々のGIよりも目先のシリーズタイトルを求める馬たちが、ライバルたちに加えて連戦の疲労やハンデとも戦いながら夏の頂きを目指します。

1.前走大敗馬が巻き返す

 夏場に各地を転戦しながら連戦を重ねる疲労は軽視できません。過去10年で前走掲示板を外していた馬が4勝を挙げているように、ここに向けて余力を残している馬の好走が目立ちます。とくに間隔が詰まっている小倉記念組の連続好走例は数が少なく、狙い目は人気で負けた馬の巻き返しということになるでしょう。

2.ハンデは重すぎず、軽すぎず

 好走馬のハンデは牡馬で55kgから57.5kgまで。重すぎる馬が苦戦するのは当然として、ある程度以上軽すぎても恩恵がなくなるようで、条件戦から上がってきた馬はことごとく苦戦を強いられています。それだけ重賞で戦ってきている組の層が厚いということだと考えられます。

3.牝馬と高齢馬に要注意

 夏は牝馬とは言い古されたことわざですが、このレースにも当てはまります。暑さに強い牝馬の真価は夏の終わりのスタミナ戦でこそ最大限に発揮されます。また、6歳以上の高齢馬の活躍が目立つレースでもあり、過去5年で3勝、2着4回という好成績を収めています。ベテラン勢の豊富なキャリアには充分な敬意を払う必要があります。

 アドマイヤタイシは前走の函館記念では外枠でハイペースに巻き込まれて、思わぬ大敗を喫しました。そこから間隔を開いて新潟への転戦。疲労はとれているでしょうし、当コースにも好走歴があります。もともとが堅実無比なレース巧者で、前走だけで評価を落とすのは早計すぎます。ダコールは道悪が苦手ですから、前走の小倉記念(稍重)はノーカウントでいいでしょう。良馬場の長い直線でこそ真価を発揮する馬。メイショウナルト小倉記念が負けてなお強しの競馬。引き続きトップハンデは背負いますが、ローカルGIIIでは格上に近い存在で、軽く扱うことはできません。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

5

6

12

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

15

相手

1

5

6

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

12

相手

1

5

6

15

16

30通り 各100円

小林誠の見解

【波乱必至】毎年のように荒れるレースだが、今年も大混戦。ここまで人気を落とすなら、07アドマイヤタイシを狙ってみたい。札幌からの輸送という変則パターンについては何ともいえないが、重賞での好走実績は十分すぎるほど。新潟芝での好走実績もあり、巻き返しに期待する。15ラストインパクト、12ユールシンギングを相手本線に設定した上で、かなり手広く攻めてみたい。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

3

相手

5

8

12

13

16

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

3

相手

5

8

12

13

16

10通り 各500円

森山大地の見解

サマー2000シリーズの最終戦となる新潟記念。ハンデ戦らしく、どこからでも狙えるような難解なメンバー構成。

本命はサマー2000シリーズ優勝にもっとも近いメイショウナルト。「気持ち次第」という難しい馬らしいが、七夕賞小倉記念の内容からいまだに好調期を維持していると判断。陣営の使い方も、いい時に使ってしまおう、という感じで明らかにサマーシリーズ狙い。ならば、予想もそれに乗っかってしまおう。ここも単騎逃げ濃厚。前走の小倉は内目が荒れて踏ん張り切れなかったが、新潟はいまだにフラットな馬場状態。誰も追いかけてこず気分良く運べる条件は整っている。

本格化を示しているマーティンボロステラウインドが相手本線。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

5

7

9

12

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

13

相手

5

7

9

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

12

相手

5

7

9

13

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

人気は○マーティンボロ。前走116は最高値でハンデも手ごろだからそれも当然。しかし馬は新潟初経験で適正は未知数。しかしそれ以上に騎手が新潟未知数では本命にはしずらい。前走同コースで111をマークしている▲ユールシンギングもいいがハンデがどうでるか。ならば人気はないが、指数でも差がない◎カルドブレッサでも十分いける。前走112の☆ニューダイナスティも要注意。以下△には指数にどこか特徴のある馬をピックアップした。混戦だ。

 石橋武の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

16

2着

3

6

7

9

12

13

16

18

相手

3

6

7

9

12

13

16

18

84通り 各100円

石橋武の見解

穴馬の本命:新潟芝2000m外は直線の長いコース形態と上がりの速さから瞬発力勝負になると思われ勝ちだが、この新潟記念に関しては持続力の傾向が明らか。スパッと切れる脚よりも、ともすれば多少もたつくような長くいい脚を使えるタイプが狙い目だ。◎カルドブレッサはまさにそんなタイプで、差し馬ながらシュッと抜け出すような一瞬でエンジンがかかるタイプではない。同レースのイメージにぴったりの馬だ。近走の着順は冴えないが、前走のような瞬発力勝負は度外視でOK。今回と同じ新潟芝2000m外を走った2走前(新潟大賞典4着)は完全に脚を余し、中山金杯も2着とはいえ、乗りヘグリ。まともならあっさり勝っていた競馬だ。まともに走れば重賞でも引けを取らないのは明らか。その点、乗り替わりも強調材料で、渋太い末脚を武器に好走が期待できる。

人気馬の本命:◎クランモンタナは、新潟芝2000m外でも勝利実績のある先行馬。上で瞬発力ではなく持続力勝負になりやすいと書いたが、同馬も渋太く先行粘り込みを計れるタイプだ。特に近2走で、得意とは言えない瞬発力勝負になりやすい東京芝2000m、中京芝2000mで連続好走してきた実力は高く評価でき、昇級緒戦とはいえハンデ戦で54キロの斤量ならば軽視禁物だ。順調に使われている強みと軽斤量でさらに粘りを増す先行力を武器に好走が期待できる。

※印・買い目上は人気馬の本命◎を○として表記しております。ご了承ください。

厳選予想 ウマい馬券