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マーブルかマジックか】
テンダリーヴォイスが突き抜ける。初陣は東京のマイル、馬場は稍重。1000m通過が63秒0というスローもあり、走破タイムは1分38秒2止まりだったが、11秒9-11秒4-11秒9(3Fは35秒2)というレースの上がりに対し、自身のソレは34秒6。推定11秒3-11秒4前後で東京の坂を外一気。ちなみに翌週の
ブライトエンブレムの走破時計は稍重で1分39秒2、上がりは35秒5。推定11秒2-11秒2を計時したブライトほどの鮮烈さはないにしても、坂のある東京マイル・11秒連発は、他場の11秒台よりはるかに質が高いことを、先週の
札幌2歳Sでブライトが証明。血統は異なるが、昨年の
アルテミスSを制した
マーブルカテドラルや、
クイーンC2着の
マジックタイムとイメージがだぶる。
二の筆頭は
マイネルリード。前走はマイル通過・1分35秒2を踏襲して、1分47秒8。コース経験とキャリアを、まずは重視。
ジャストサウンドのデビュー戦は重馬場、そして時計の出にくい内回り。1分24秒4とタイムは地味だが、
コスモナインボールは外回りマイルで1400m通過は1分24秒5。時計の質としてはジャストが上だ。
ノットフォーマルの札幌1500m・1分29秒6は、それなりの評価はできるものの、距離はギリギリ。
ヴァーミリアン産駒だけに、一本調子がどうか。