11R

オールカマー

15:45発走 / 芝2200m (左 A) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 新潟 6日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 18頭
本賞金:6200,2500,1600,930,620万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

17

1点 800円

複勝

17

1点 2000円

馬連

8

-

17

1点 300円

馬連流し

17

相手

4

9

10

3通り 各200円

3連複軸1頭流し

17

相手

4

8

9

10

11

16

18

21通り 各100円

3連単1着流し
1着

17

相手

4

8

9

10

11

16

18

42通り 各100円

井内利彰の見解

 月刊誌に新潟芝2200mで行われるオールカマーの調教適性を予測した際、トラック調教が有利だという記載をしましたが、現在行われている新潟競馬を見ていると、単純に夏競馬の傾向を当てはめるわけにはいかないという実感があります。

 やはり重視すべきは、同じ時期に行われた新潟のレース。つまり、中山競馬場の替わりに新潟競馬場で行われた2002年の調教適性を重視したいと思います。2002年オールカマーの優勝馬はロサード。最終追い切り場所は栗東坂路、そのラップは左から1F目で、

 14.6→13.2→12.7→12.6秒

 きれいな加速ラップを踏む、ラスト1Fが最速になるラップでした。この追い切り内容が新潟芝2200mで行われるオールカマーの適性高い調教と言いたいところですが、当時から12年も過ぎ、馬場性質などが全く変わっていれば、それを適性調教とは言えないでしょう。よって、2014年の夏から秋開催にかけて行われた新潟芝2200mの1000万下以上の条件の優勝馬の調教内容を検証。すると、阿賀野川特別を優勝したタイセイドリームの最終追い切り場所が栗東坂路でした。

 14.6→13.6→12.9→12.2秒

 ラップの踏み方はロサードとそっくり。よって、12年前の調教適性は2014年も通用すると考えます。最終追い切りが栗東坂路でラスト1Fが最速になるラップを踏んだ馬は4頭いますが、その中でも◎アロマティコ。今回の調教内容は新潟芝2000mの佐渡Sを勝った時とほぼ同じですし、なにより状態が最高。最終追い切りに騎乗した水口優也騎手が「馬が勝手にスピードアップしました」とコメント。26日の坂路キャンターでもやる気満々、走る気十分といった調整でした。

 ○サトノノブレスは最終追い切り内容が小倉記念1着時とほぼ同じ。にもかかわらず、対抗評価なのは、最終追い切り場所が坂路という点。過去に4回、最終追い切り坂路での出走はありますが、信濃川特別の2着が最高着順。また、中間の併せ馬がすべて遅れる(3回)という内容は全13戦で初めてのこと。これらの調教内容からは、凡走しても全く不思議ありません。

 ▲クランモンタナは夏場に使っていたこともあり、非常に安定した状態。最終追い切りはラスト1F最速ラップが踏めなかったものの、後半2Fの12.3→12.4秒は優秀。見た目の動きも文句ありません。

 △アドマイヤギャランは1600万下を勝ち上がったばかりとはいえ、調教内容は安定。力が通用すれば。△マイネルラクリマは近走安定した調教内容で調教タイプも新潟芝2200mには適しています。△フェイムゲームも同様。△カレンブラックヒルはラップの踏み方が非常に良く、オールカマーには最適だと思いますが、自身の好走調教は4F時計が速い時。これがどう影響するか。

 ☆ナカヤマナイトは二ノ宮敬宇厩舎の勝負調教に該当。併せ馬の動きは相手が格下ということもあって見映えしましたが、押さえ程度が精一杯の評価。

1.アスカクリチャン
今回:標準多め坂路
前回:標準併用

2.エバーブロッサム
今回:標準多め併用
前回:標準併用

3.ムスカテール
今回:標準坂路主体
前回:地方

4.カレンブラックヒル
今回:標準坂路
前回:標準坂路

5.クリールカイザー
今回:標準トラック
前回:標準トラック

6.ラキシス
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

7.ニューダイナスティ
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路

8.サトノノブレス
今回:標準併用
前回:標準併用

9.クランモンタナ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

10.アドマイヤギャラン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

11.マイネルラクリマ
今回:標準併用
前回:標準多め併用

12.セイクリッドバレー
今回:標準トラック
前回:一杯平均トラック

13.フラガラッハ
今回:標準少め坂路
前回:標準併用

14.トラストワン
今回:標準トラック
前回:乗込トラック

15.マイネルメダリスト
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

16.フェイムゲーム
今回:標準坂路主体
前回:馬ナリ平均併用

17.アロマティコ
今回:標準坂路
前回:標準トラック

18.ナカヤマナイト
今回:標準多めトラック
前回:標準多めトラック

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

6

9

10

11

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

16

相手

6

9

10

11

17

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

6

10

11

16

17

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】サトノノブレスは休み明けの前走小倉記念を快勝。高素質馬がしっかり成長を示しており重賞連勝に期待。フェイムゲームは休み明けも動き軽快。前走では新味も見せておりチャンスも十分。クランモンタナは充実してきて動きに迫力。アロマティコは末脚生きる展開で浮上。マイネルラクリマも底力高く、ラキシスアドマイヤギャランほか差のない馬多く混戦模様。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

6

7

9

15

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

17

相手

6

7

9

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

16

相手

6

7

9

15

17

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【進化】サトノノブレスは、また一段進化した。菊花賞2着や日経新春杯逃げ切り勝ちという実績も残してきたが、追ってもうひとつ味がない。何かしらモノ足りなさも感じていたが、小倉記念は直線中ほどから二段加速で他馬をねじ伏せる力強い差し脚を披露。タメと瞬発力--そう、メリハリさえ覚えればGIも視界に入ってくる。小倉記念は、稍重という表示以上に時計のかかる芝だけに、1分59秒8も優秀。内回り2200m対応の捌きも、本来得意なタイプだ。別定戦なら、まず崩れない。

逆転があればアロマティコの切れ。エリザベス女王杯3着で、競争生活をまっとうしたかなと思っていたが、得意な夏とはいえ、巴賞をイン一気。クイーンSは、一度手綱を抑えるロスがありながらも、ゴール前再び猛追。札幌の洋芝で34秒4の末脚を繰り出せたのには正直驚いた。フラットコースの新潟2000mには、新潟記念に匹敵する1分58秒3の楽勝劇がある。

フェイムゲームはGIIのAJCCを0秒1差。宝塚記念は2番手から果敢にGI馬たちと渡り合ってきた。平坦の2200mなら北村もたぶん、強気にどこかで動く。

馬体の回復したラキシスは、中間圧巻の攻め。エリザベス女王杯2着時や、中日新聞杯2着時より、さらに強くなっているかもしれない。

クランモンタナは、ゴール前もう一回首を伸ばして新潟記念2着。その新潟記念で、もっとも不利を受けたのはニューダイナスティだった。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
11マイネルラクリマ(2人気)
8サトノノブレス(1人気)
5クリールカイザー(12人気)
3ムスカテール(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

5

8

11

12通り 各400円

3連単BOX

3

5

8

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 芝中距離の裏街道を歩んできた馬たちが表舞台へ這い上がるためのサバイバルレース。一応、秋の天皇賞へのステップレースということになっていますが、実際は夏のサマー2000シリーズなどを使われてきた組と、GIではなかなか勝ち負けにならない休み明けの馬たちが集まります。元来が地味でとらえどころのない重賞であるところに、今年は新潟開催と来ていますから、例年のように中山実績を頼りにすることもできません。なんとも厄介なレースになりました。

1.サマー2000組対休み明けの争い

 本当はこれ以外にも「夏場に条件戦を勝って来た馬」がいるのですが、一応別定のGII戦ということもあり、前走で条件戦を走っていた馬が馬券圏内に好走した例は過去10年ではありません。過去の履歴を振り返ると、昨年のヴェルデグリーン、一昨年のユニバーサルバンク、その前のゲシュタルトと、毎年のように休み明けの馬が穴を開けていることに気が付きます。いかにも非根幹距離らしい傾向です。

2.数少ない小回りGII

 今年は中山ではなく新潟開催ですが、内回りなので直線が短いということでは同じことです。古馬中距離の大レースはもっぱら直線が長いコースで行われますが、そこで形成された序列は小回りコースでは当てはまりません。サマー2000シリーズのなかでも、関連性の高さでは札幌記念七夕賞小倉記念の順番になっていて、新潟記念好走馬の成績は芳しくありません。

3.逃げも厳しい、追い込みも厳しい新潟2200

 これは先週も書いたことですが、セントライト記念の結果を見てもあきらかですね。重要なのは、動きたいときにスッと動いていける自在性ということになります。上がり3Fの順位とかはほとんど関係ありません。セントライト記念では追い込み一手の馬が意外と人気していたので、再度注意を喚起しておきます。

 小倉記念を完勝して重賞2勝目を上げたサトノノブレスが中距離路線の実績では一番の存在ですが、重賞2勝ということではもう一頭、マイネラクリマも見逃せません。ノブレスの57キロに対してラクリマは56キロ。この距離に実績はありませんが、3歳時のオールカマー6着は勝ったアーネストリーを除けば差のない競馬でした。直線が短いコースに限れば、近走まったく崩れていません。自在性と小回り性能ということに重きを置くならば、この馬を第一に評価すべきです。今回は乗り替わりですが、戸崎騎手ですからまったく問題ありません。

 カレンブラックヒルはマイル戦を中心に使われていますが、一昨年の毎日王冠の勝ち馬でもあります。かつてオールカマーでは短距離ばかり使われていたキングストレイルが2着に逃げ粘ったこともあり、3歳マイル王を軽くは扱えません。ラキシスは2200で2勝を挙げていて、エリザベス女王杯でも2着がある「2200専用機」。クリールカイザーは中山芝2200mの準OPを圧勝した実績があり、小回り適性と距離適性に要注目。アロマティコマイネルメダリストは追い込み脚質ですが、両馬とも小回りコースには実績豊富。人気薄で思い切った競馬に徹すれば、一発があるかもしれません。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

7

9

11

14

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

11

相手

1

7

9

14

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

1

7

11

14

18

30通り 各100円

小林誠の見解

【展開有利】単純に「好位で流れに乗れる地力上位馬」を重視した結果が、この印。実績的にも上位である08サトノノブレスを素直に信頼し、相手も11マイネルラクリマ、09クランモンタナと、近走で結果を残している組を上位に評価した。人気薄も18ナカヤマナイトなど、近走不振の実績馬を警戒しておきたい。

 森山大地の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

8

相手

6

9

10

11

17

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

8

相手

6

9

10

11

17

10通り 各500円

森山大地の見解

G1級こそいないが、ここをステップに秋の飛躍を狙える馬が多数。好メンバーが集結した。中心となるのはサマーシリーズを戦ってきた馬たち。物差しとなるのは新潟記念を制したマーティンボロ七夕賞を制したメイショウナルト

この2頭を休み明けにも関わらずあっさりと負かしたのが本命サトノノブレス。外差しの馬場が味方したとはいえ、最後に突き放した脚はやはり菊花賞2着の実績どおりの実力。

相手にはG2までなら威張れるマイネルラクリマクランモンタナ

牝馬は4頭いるが、そのうち好調な3頭はエリザベス女王杯を睨んでのステップレース。侮れない。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

7

9

11

15

16

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

17

相手

7

9

11

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

16

相手

7

9

11

15

17

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

5走平均、最高値、前走のすべてにおいて◎サトノノブレスは最上位。距離が未経験、そしてコースも102という数字しか持っていないが、それでも十分に本命の資格はある。人気でも軸はここからだ。相手は平均値上位組。108○アロマティコ、109▲フェイムゲームというところが浮上する。前走116が強く○のほうが上と見る。以下穴ではないが4番手という意味で☆マイネルラクリマ。最低人気セイクリッドバレーは無印だが数値は高い。一度使っていれば☆候補だった。

 石橋武の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

17

2着

6

7

8

9

10

15

16

17

相手

6

7

8

9

10

15

16

17

84通り 各100円

石橋武の見解

穴馬の本命:今の新潟内回りコースは開催後半とはいえ、まだ前残り馬場。土曜日の勝負予想でルチャドルアスールの逃げ切り勝ちを狙って19万馬券を的中させたが(新潟11R セプテンバーS)、まさにああいう前に行く馬がスッと抜け出して止まらない馬場なのだ。そこで狙いたいのは先行馬。穴馬の本命に推した◎ラキシスは昨秋から今春にかけて芝2200mで先行して好走を続けた。そのなかにはG1エリザベス女王杯2着やジェンティルドンナら強力なメンバーが揃った京都記念の4着もある。非根幹距離で強いタイプで切れ味勝負になると不安は残るが、先行して粘り込む競馬は大の得意で、前につけてもメンバー中上位の速い上がりをマークできるのは内回りコースを使用する新潟芝2200mで走るには大きなプラス材料となる。鉄砲実績もあり、調教からも久々はまったく心配ない。勝ち負けが期待できる。

人気馬の本命:あえて追込馬◎アロマティコを人気の本命に推す。◎ラキシスのところで散々先行馬が狙いと書いておいて追い込み馬を人気の本命に推すのは気が引けるが、◎アロマティコは澱みない流れ、前が残りがちな小回りコースで幾度となく末脚を炸裂させてきた。同馬に関しては前残り云々は決して不利にはならないとみる。実際、前々走では小回りの札幌芝1800mでスローになった巴賞を差し切り勝ち。前走は一転して淀みない流れになったクイーンSを出遅れながらも短い直線で差し切ってみせた。直線に坂のあるコースでは自慢の末脚が不発になることも多いが、平坦コースでの末脚は確実なだけに、まさに新潟芝2200mはピッタリだ。枠順は多少気になるが、54キロの軽斤量も含めて期待したい。

※印・買い目上は人気馬の本命◎を○として表記しております。ご了承ください。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

17

相手

6

7

8

9

11

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

17

2着

8

相手

6

7

9

11

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

17

2着

9

相手

6

7

8

11

15

30通り 各100円

田沼亨の見解

主力メンバーが実力が接近して反乱の要素を残す。混戦に断を打つのが17アロマティコ!5歳馬だが充実ぶりは目を見張るものがある。巴賞では緩い流れの逆境の中を最内を強襲して一気。続くクイーンSではレコード決着にハナ差2着は特筆ものだ。エリザベス女王杯3着の激走から距離延長に不安はない。芝悪化の現状から外差しが決まる可能性は十分。次位は前走・小倉記念で優勝、勢いに乗る8サトノノブレス菊花賞2着した実力馬が早めの作戦で逆転の余地を残す。▲は内回りで先行力がさらに生きる9クランモンタナ

厳選予想 ウマい馬券