【極上の切れ】
サフィロスは、6-7Fベースの重賞なら一つ二つは軽い。デビュー戦の函館1200mは、小回りに手を焼き2着に敗れたが、2か月間隔を開け馬体は12キロ増。同じ小回りでもコーナーの幅員が広い新潟にかわれば、上がり34秒0で外一気。上がり2F・推定11秒0を連発、1分9秒1はレコードに0秒4差の快勝振り。ここは
京成杯2歳Sへの小手調べ。
新潟と福島の違いはあるが、
コウソクコーナーの新馬戦・1分10秒4は、開催三週目、稍重という馬場を考慮すればマズマズの内容。前後半の3Fのラップは35秒5―34秒9と
バランスもとれている。
ダリア賞は出遅れて3コーナーすぎまで力みの多い走り。距離や流れにもう制約が出てしまったが、6Fまでなら巻き返し濃厚。
ペイシャオブローは、札幌1800mを1分52秒1という好タイムで逃げ切り。そのスピードを6Fに凝縮する形で
すずらん賞勝ち。
ヴィクトリースノーは、1000直を3回走ったが、時計を更新しながら前走6馬身差。内回りの1200mは、コーナーがあるぶん、却って息の入るいい逃げを打てるかもしれない。
タガノアザガルは、阪神・中京1400mで時計と結果を出しているだけにバテない。