◎
アスコルティの新馬勝ちは超スローの逃げ切りだし相手も強くはなかったが、
デインヒル系らしいマイラー体型なのに実にしなやかな体質で、直線追われての動きを見ただけでもちょっとタダモノではないと思わされる。
母リッスンは英G1フィリーズマイル勝ち、
リッスンの全姉
セコイアは愛G1モイグレアスタッドS勝ちで英2000ギニー馬や仏
オークス馬を産んでおり、名牝系に名種牡馬ばかりがかけられてきて代々の配合がまた素晴らしく、社台の並み居る良血繁殖のなかでも大注目の存在だ。
デインヒル系×サドラー系の組み合わせというと欧州血統らしいパワー型のイメージだが、この馬は母母のナスキロ柔さもオンになっていて、
デインヒル系なのに柔らかくしなやかという意味で
ファインモーションや
エイジアンウインズのような馬に完成する可能性もある。
開幕週だが先行馬が揃ったので、○▲本線に差し馬へ流し。