この組み合わせで57キロの斤量なら◎はどう考えても
エアソミュール。
ここは相手選びのレースで、実績・実力馬に休み明けが多いので、そこの取捨がポイントだろう。中でも
ワールドエースと
ペルーサをどう見るか。
答えは2頭とも「捨」。ともに約1年8か月振りで屈腱炎明けとノド手術明け。屈腱炎やノド鳴りを克服して休養前と同等レベルの活躍をした馬は片手で数えられるほどの頭数しか私の記憶にはなく、やはりこれだけの休養期間が必要だった、それでも復帰してきた、というのもダービー4着の
ワールドエースだからこそ、GI連対実績のある
ペルーサだからこそで、並の馬ならすでに引退しているはず。つまり、それだけ期待値が高い、簡単には諦められないということ。
だが、順調だったならG1タイトルを狙える素材であることは確かだろうが、やはり長期休養明けは過去の例から見ても厳しい戦いになることが多い。だからこそ、重賞からではなく、オープン特別からの再出発。それでも連対してくるようなら、やはり「モノ」が違ったということだが、間違いなく人気を集めることが予想されるので、人気と配当との
バランスを考えれば、やはり今回に関していえば「捨」としたい。