【伏兵注意】アドマイヤドバイはクラシック出走こそかなわなかったものの力量は世代上位。前走4着も内容悪くなく今度こそ。タガノエンブレムは前走快勝。差し脚鋭く東京替りもプラスで昇級でも。デウスウルトはレース振りに安定感。こちらも昇級だが十分にやれる。サトノネプチューンは前走でクラスにメド。ダイワズームも地力有り、ホーカーテンペストやフルアクセルなども上位が狙える。

【さらに前進】準OPの壁に足踏みはしたものの、アドマイヤドバイは、きさらぎ賞3着。二走前の甲東特別は、クビ差辛勝ながらも、10秒8-10秒8-11秒9の高速ラップを一気差し。橋田厩舎は、理詰めに根気よく、成長を促すステイブルでもあるし、年明けの攻勢も目立つ。メインの根岸Sにもアドマイヤが二頭登場するが、平場6レースのアドマイヤメテオも含め、「つけ馬」の意識はない。

タガノエンブレムは、前記甲東特別でアドマイヤと0秒2差。一応勝負付けは終わっているが、前回の逢坂山特別は4F連続の11秒台。典型的な前残りの馬場にもかかわらず、上がりは34秒4。あの勝ちっぷりに、感じるところ大という人も多いのではないか。

前走を鵜呑みにはできないが、サトノネプチューンも南総S3着でマイル戦線に手応え。

ターフェルの外強襲、レース振りが理にかなってきたフルアクセル他、ハンデ戦だけに手広く丁寧に。

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【中心不動】先行指向は低いが前がアテにならず、差しが決まりやすいメンバー構成。休養明けながら好仕上がりの13アドマイヤドバイが、ここは性能の違いを見せつけそうだ。地力上位である05フルアクセルと、近2走が好内容だった10デウスウルトが相手本線。堅め決着ながら、オッズが割れて妙味も期待できそう。

メインレースはこのあとの根岸Sだが、ここがメインレースになっている藤岡康騎手のデウスウルトを狙う。

どういうことかというと、藤岡康騎手は根岸Sでの騎乗馬はなく(シルクフォーチュンは元お手馬だが)、デウスウルトに騎乗するために東京に遠征。その意気込みは買えるし、開幕週の馬場で先行力と持ち時計、一瞬の切れは大きな武器になる。

相手は4走前、500万条件時にデウスウルトに先着しているアドマイヤドバイ。