東京コースは広くて直線も長いのだが、高速馬場でスローになると残り400mを23秒でダッシュする競馬になり、そうなるといかに速やかにトップスピードに乗れるかという能力がまず問われる。
そういう上がり23秒のレースにおいては、ヘイローやボールドルーラーやミスタープロ
スペクターなどの軽いスピードの影響を強く受けた馬が手先の軽さ俊敏さでスルスルッと抜け出して勝ってしまうことも少なくなく、長い直線でもピッチ走法がス
トライド走法を封じ込めてしまうこともあるのが競馬の面白さ。
ここは
ソルレヴァンテと
クイーンオリーブが競ることはないだろうが、先行好位組が多勢で緩みのないペースが想定できるし、東京芝は連続開催でちょっと傷んできた状態で、しかも今夜から明朝にかけて雨予報。
そんな状況下でソコソコ上がりのかかる持続戦になるとしたら、ス
トライドで徐々に加速してくるような脚質の馬にチャンスがあるのでは…という予想でいってみる。
◎は
オークス馬
ダンスパートナーの息子で、
父シンボリクリスエスからは長手の体型を受け継ぎ東京の中距離がピッタリのス
トライドで走るし、○もディープ×
トニービン×
ステイゴールド牝系のイメージどおりのス
トライドで、相変わらずトモが非力なので急坂コースではどうも伸びないが、東京の前走も坂を上がってからの伸びは勝ち馬と互角だった。
この◎○と「クロ
ペリオン配合」の△で買ってみたい。