【お薦め度B】

1番　デュアルスウォード
　5走前のここと同じ阪神千四のエニフSで、先週北海道スプリントCを制したアドマイヤサガスから0.2秒差・<2>着。上がり35.1秒という鋭い決め手も注目点です。前走は芝でのものでしたが、復調を十分に感じる好内容でした。適舞台で更に。

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【連軸不動】思ったより良化が早かったが、栗東S2着でウォータールルドの地力と現級での立ち位置を再確認。脚抜きのいい馬場といえ、ギャラクシーSを1分22秒8でOP勝ち。すばるSは、57キロを背負って1分21秒9。定量戦の今回は、順当に勝機。

二の筆頭はナリタスーパーワン。栗東Sはウォーターと0秒4差。上積みと丁寧な福永を加味すれば、同レース3着のエーシンビートロンは逆転。

デュアルスウォードは、適距離を求めての積極的な関西遠征。インぺリアルマーチは、この中間、珍しく順調に追い切りができた。キズマは休み明けが旬。

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【小波乱】ウォータールルドの前走は勝ち馬の決め手に屈したが、きっちり連を確保。今回は4走前にオープン勝ちした舞台でVを決める。エーシンビートロンはオープンで3走連続3着と堅実。しぶとさがあり大崩れしない。ナリタスーパーワンは使いつつ良化ムード。調教の動きがいいキズマは、スンナリ行ければ。インペリアルマーチ、ナリタスプリング、ヘニーハウンドを押さえる。

　◎キズマは「ディスクリートキャット×ジェイドロバリー」という組み合わせ。父ディスクリートキャットはシガーマイル(米G1・ダ8f)、UAEダービー(首G2・ダ1800m)などを制覇したスピード馬で、シガーマイルでは1分32秒46という好タイムを叩き出した。日本に輸入された6頭中4頭が勝ち上がり、うち2頭(エアハリファとキズマ)がOPクラスに出世している。

　阪神ダ1400mでは連対率57.1%(7戦4連対)と驚異的な成績。本馬は母の父がスピードタイプのジェイドロバリーで、1400mのスペシャリストなのでこの条件はベスト。間隔を空けたほうが走るタイプだけに5ヵ月半ぶりの今回はむしろ好条件で、にもかかわらず人気が落ちるので絶好の狙い目だろう。

【小波乱】キズマはこのコースが合い仕上がりもいい。好枠を生かす。ウォータールルドはこの距離では安定している。粘り強いエイシンビートロンも圏内。

　キズマは気のいいタイプで常に一生懸命走るので使い込むと疲れが溜まりやすい。それだけに間隔を開けた方がむしろいいタイプ。実際、5勝のうち4勝が休み明け(もう1勝は新馬勝ち)。仕上がりも良く、緒戦が狙い目。

　相手は、オープン入りしてからも安定して走っているエーシンビートロン、馬具を工夫して集中力アップを図るナリタスーパーワンが有力だが、デュアルスウォード、インペリアルマーチ、ウォータールルド、ヘニーハウンドも差はない。