【ハツコイにこだわる】滞在競馬、そして51キロ。モズハツコイで冒険だ。ファンタジーS2着で、マイルGIにも参加したが、根は短距離の差し馬。葵Sは、出遅れに加え、大外に振り回されるロスもたたり、末脚不発に終わったものの、小回りの函館は逆に、馬群が開くのを待って、インからズボリも考えられる。

対抗にもコンサートレディを抜擢。3歳夏の白河特別以降、低迷をかこっているが、滞在・小回り・夏と、大駈けの要素が久々にそろった。

福島・1分7秒9のカフヴァールにも単穴の資格。ミエノゴーゴー、アンチュラス、サンブルエミューズも、函館にはまだ多少の新味を残している。

　出走15頭中10頭が函館芝初出走。函館芝で勝っている馬は2頭だけでそのうちオオタニジムチョウは(1.1.0.7)。となると、手がかりのある馬で買いやすいのは函館芝1200mで(1.0.1.1)の◎レッドガルシアだ。

　昨年の函館で1,3,5着。5着は極悪馬場になってからだから、いまぐらいの馬場はちょうどいい。中山と東京では2ケタ着順が続き冴えなかったが、前々走で人気薄2着しており、まだ完全に終わったわけではない。

　○にモズハツコイ。阪神JFでも一応形にはなる競馬をしていた馬だけに、斤量差を生かせば古馬1000万条件でも通用するはず。クロフネ産駒、特に牝馬は函館芝1200mと相性が良いのでその点でも期待できる。馬券は◎からの馬連をメインに、◎○軸2頭の3連複を少額ずつ流す。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【混戦】レッドガルシアは昨夏の函館で好走しており、メンバー的にも中心視が可能。フリーアズアバードはしぶといタイプで連闘での前進が期待できる。モズハツコイは試金石だがハンデ有利で単穴にマーク。アンチュラスは地力あるタイプで残り目に注意を払いたい。流れ込み図るパープルタイヨーが穴。カフヴァールは前崩れなら食い込みも。

直線に入っても少しのあいだ前が壁。ラストの伸びを見ると、ミエノゴーゴーの前走は足を余した感がある。現級勝ちが新潟の芝1200メートル。近走は少し長めの距離を使われてきたが、本来はスプリンターの可能性大。輸送を挟んだが、叩き2戦目で状態上向きとなれば狙える。トップハンデという形になるが、56キロなら問題無い。

モズハツコイの前走はアオるような感じで後手。基本的に前有利と言われる、京都の芝1200メートルという舞台だけに致命傷となった。元値はファンタジーSで2着の素質馬。見直しが必要だろう。

一発なら武豊を配してきたリバティーホール。52キロのハンデにも魅力を感じる。