【上位拮抗】前走が惜しい内容のフラアンジェリコはしまい堅実で状態も良好。差し切りを期待。ミエノワンダーは状態が上向いてきた。プリンシパルS2着の実績からも昇級の壁はない。フェスティヴタローはマイペースに持ち込めればしぶとさを発揮。ウイングドウィールも能力有りハンデ戦ならこのクラスでも。インプロヴァイズも復調しており侮れず、バッドボーイやジェントルマンも差はない。

【芯ができた】ミエノワンダーが、待望の本格化。前回のレース内容･勝ちっぷりに、「芯」を感じたが、見た目だけでなく、1800m通過･1分48秒4を捌いての2分0秒6。

開催日やペースは異なるものの、このクラスの安定勢力であるフェスティヴタローの、美浦特別は1分48秒5と比較すると、レースレベルも位負けなし。

この両者に割って入ればバッドボーイ。ラジオNIKKEI杯2着、毎日杯3着の戦績は馬柱から消えてしまったが、1000万なら素質上位は明らか。前回は明らかに重め。直線ヨレるシーンもあったが、絞れれば違う。

フラアンジェリコは、前回がピークだったか。小回り1800mだと詰め切れない恐れ。 ウイングドウィールは、53キロならもう一丁。

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【実力伯仲】コース適性の高さと地力で03フラアンジェリコをトップ評価するも、09インプロヴァイズや14ウイングドウィール、06フェスティヴタローなど、能力的に差のない馬がズラリ。展開次第では10ベストディールや12タツミリュウが浮上する可能性もあり、非常に難しくそして面白い。狙うなら中穴配当。

今開催の芝コースはすべてCコースで行われるため、芝1800mのフルゲートは通常時であれば16頭だが14頭。このレースでは22頭の投票があり、つまり8頭が除外になった。これで展開的に非常に組みやすくなったのがフェスティブタロー。同型の逃げ馬が除外になったため、これで単騎逃げは確定。まして、近3走の内容からも、この馬に競りかけたり無理に追いかけたりする馬はいないはず。差し有利の馬場ではあるが、コース形態と展開を考えれば残り目は十分ある。