【剛腕
ベリー】
エデンロックは、まだ底をうっていない。馬柱からは消えてしまったが、
札幌2歳S3着、
芙蓉S3着。小島茂厩舎は、素質の在り処がわかればわかる馬ほど、無理使いを避ける傾向にあるが、1400-1600mベースにシフトして、近三走が1・3・2着。岩田をもってしても手に余るファイターだが、剛腕
ベリーでガツン。
ローレルブレットは、前走の中山マイルを上がり33秒5で猛追。新潟1800mの1分44秒6を含め、持ち時計や上がりに、しばしば能力の片鱗を示しているものの、何故か二番が利かない。関東への二度の輸送はポカも生じかねない。
単穴は
テンシンランマン。3歳4月の東京1800m戦で、後の
弥生賞馬
カミノタサハラを相手に1分48秒0・上がり33秒7。この時点で、少なくとも準OPレベルの資質が見えていたが、名前の通り、天真爛漫すぎるほどの、気合い乗りと引っかかりグセがアダ。冬至特別は、その弱点がモロに前面に出てしまったが、たとえスローでも1800mよりは1秒以上速い流れのマイルなら、折り合ってスパリ。新境地を切り開く可能性も考えられる。
サクラディソールは未勝利・特別を勝って、
アネモネS3着。420キロ前後の軽量馬ゆえ、馬体の摩耗を量りながら大事に使われているが、ポテンシャルはひとクラス上。
スタート難がネックだが、
カフェリュウジンも昨年の春先当該マイルを現級レベルの1分34秒台で走破。
単騎で行くと、
コスモミレネールは前走同様のしぶとさあり。