【波乱含み】キクノソルは、伊丹S・下総SSと、準OPで連続3着。梅田Sは、さすがに蓄積疲労がたまり、9着に凡走したが、ひと息入れてリフレッシュ。鷹取特別3着をひと叩きした上積みも期待できる。

アスカノロマンは、前回の1分52秒4で、現級古馬を上回っているくらいだが、今回は強力な同型多数。キャリアの浅さを露呈してしまうかもしれない。雁行状態のミドルラップなら、キングブレイクの粘り込み、乱ペースになればタガノビリーヴィンやセイスコーピオン。連下争いは波乱含み。

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【上位拮抗】アスカノロマンの安定感を評価する。ダートでは5戦してすべて4着以内を確保。3歳限定だった前走の走破時計(1分52秒4)は、前週の古馬1000万下の勝ちタイムより0秒1速かった。初の古馬相手でもヒケは取らない。キクノソルの前走早めに外から押し上げた分、直線で甘くなった。それでも見せ場十分の3着で、ひと絞れできればもっと粘れそう。タガノプリンスは立ち回りひとつで反撃。上昇ムードのキングブレイクに、ラフィングインメイ、セイスコーピオン、タガノビリーヴィンも圏内。

【小波乱】アスカノロマンは先行力に加え容易にはバテないスタミナがある。マノワールは控える競馬もでき地力強化が著しい。キクノソルは流れに乗って前進。

　ラフィングインメイはまだ揉まれた時に不安が残るが、力は十分。このところ右回りではコーナーで外に逃げてロスがあるので左回りに替わるのがいい方に出れば変身可能。

　相手は、上積み大きそうなキクノソル、長く脚を使えるタガノビリーヴィンが有力だが、タガノプリンス、セイスコーピオン、アスカノロマン、キングブレイクも押さえておきたい。

穴馬の本命:◎スズカウラノス
人気馬の本命:◎キクノソル

穴馬の本命:◎スズカウラノスは追って切れるというタイプではないが、強引に仕掛けてもバテない強みがある。前走はその強引さがちょっと足りなかった印象で、中途半端な仕掛けになってしまったぶんの負けと見る。今回は有力馬に前で流れに乗りたいタイプが揃い、早め早めの仕掛け合戦が予想される。同馬にとってはもってこいの展開で、息の長い末脚を武器に勝ち負けが期待できる。

人気馬の本命:◎キクノソルは、降級となった前走でプラス12キロと明らかに仕上がり途上。にもかかわらず自分から動いて行く正攻法の競馬で3着を確保してみせた。やはりこのクラスでは能力上位は明らかだ。ひと叩きされた今回は、馬体も絞れて上積みも大きいだろう。普通に回ってくれば勝ち負けだ。

※印・買い目上は人気馬の本命◎を○として表記しております。ご了承ください。