【なるほどダイナカール一族】ハッピーモーメントが唸っている。休み明けの前走は18キロ増。しかし、その増量ぶんがすべて筋肉。500万条件の中に、一頭OP馬が混じっていた。京都新聞杯7着で3歳春を終えたが、ディープ×トニービン、母系はダイナカール。この一族って、やっぱ凄い。見た目だけではなく、1000m通過が1分フラット-マイル通過・1分35秒1という、確からしい平均ラップの上に立ち、大外一気に上がり34秒4。変に構えすぎさえしなければ、資質で連勝V。

ちなみに、対抗に挙げたテイエムダイパワーの、同日の須磨特別の1000m通過は1分2秒8のスロー、上がりは34秒0。走破タイムは1分49秒2とあれば、ハッピーのレースの質の高さは歴然。むろん、テイエムも、阪神の坂、2000mでも結果。3歳春はハッピーに近い評価だった。ただ、若干馬体が減り気味。ガス欠を起こすようだと、サンライズタイセイが一角崩し。

前回は1分3秒8のスローに、折り合いを欠いてしまったが、三走前の中京2000m・2分0秒8は良質。

スミデロキャニオンも、時計の出やすい9月期とはいえ、阪神2000mに1分58秒9がある。

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【小波乱】テイエムダイパワーは2走連続で2着惜敗だが、前走はトップハンデだった。今回は定量の57kgで、メンバー的にも楽に運べそう。今度こそVを決める。ハッピーモーメントは久々の前走が強い競馬。素質はこのクラスでも上位で、叩いた上積みも見込める。スミデロキャニオンは昇級後も安定したレースぶり。中間も順調で上位争いに加わる。サンライズタイセイの前走は休み明けで流れも向かなかった。ベルウッドテラス、ロードエフォールを押さえる。

【小波乱】サンライズタイセイは折り合って決め手を発揮する。スミデロキャ二オンは正攻法の競馬でしぶとさを生かす。流れに乗りハッピーモーメントが浮上。

当レースは印のみの提供となっております。