11R

鳴尾記念

15:35発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:曇 / 馬場:良
3回 阪神 1日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 別定 12頭
本賞金:4000,1600,1000,600,400万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井内利彰の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 2000円

複勝

7

1点 5000円

3連複軸1頭流し

7

相手

1

3

4

5

10

10通り 各300円

井内利彰の見解

 鳴尾記念の施行時期が移動したのは、2012年。過去2回しか行われていない重賞ですが、その2年の優勝馬はいずれも最終追い切り場所が栗東Cコース。開幕週に行われる内回りの2000mということで、トラック調教のタイトなコーナーリングが重要になるレースということでしょう。ただし、ベストは直線の急坂もカバーできる栗東坂路を併用している調教タイプ。

 ◎エックスマークの調教タイプは乗込坂路主体。最終追い切り場所がCコースですから、レースに対する調教適性は文句なし。その上、最終追い切りが3頭併せの真ん中で、持ったままの手応えで内、外の馬に先着。その動きは、並びかけられようとすると、自分からハミをとって、前へ出ようとする前進気勢旺盛なものでした。これは角居勝彦厩舎の勝負調教に該当。最終追い切りの鞍上にいたのは、浜中俊騎手。このジョッキーとの相性も非常に良いと思います。

1.トーセンジョーダン
今回:標準多め坂路主体
前回:標準併用

2.フラガラッハ
今回:急仕上げ坂路
前回:標準多め併用

3.カレンミロティック
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

4.トゥザグローリー
今回:標準多め併用
前回:標準多め坂路主体

5.サクラアルディート
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

6.ロードオブザリング
今回:スパルタ併用
前回:標準併用

7.エックスマーク
今回:乗込坂路主体
前回:標準多め坂路

8.シゲルササグリ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

9.トウカイパラダイス
今回:標準多め坂路
前回:乗込坂路

10.アドマイヤタイシ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準坂路

11.エアソミュール
今回:標準坂路主体
前回:乗込坂路主体

12.メイショウナルト
今回:標準併用
前回:標準併用

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

img_yoso

丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

3

5

7

9

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

3

相手

1

5

7

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

9

相手

1

3

5

7

12

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【一年越しの鳴尾】エアソミュールは、使い出して2戦目までは競馬は健やか。昨年の鳴尾記念4着(0秒2差)より、狙い目がずっと大きい。二走前のディセンバーS、そして白富士Sは、好位の内で構え、前が開き、すり抜けるのを待つだけの、比較的易しい競馬ではあったが、ゴール前は手綱を押さえる余裕。鞍上の戸崎も、少し気の勝った、こういうタイプをコントロールする術に長けている。戦績をひも解くと、使い出して3戦目あたりからテンションが上がり、二桁着順に下降する傾向があるように、中山記念もガス欠を起こして10着に失速してしまったが、リフレッシュ効果で中間の動きは抜群。OP特別は着々と4勝、一年越しの鳴尾記念、GIII奪取も視界に入った。

当面の敵はカレンミロティック金鯱賞当時の唸るような造りにはひと息だが、大阪杯4着で復調モード。昨年のちょうど今頃、3回阪神の垂水Sを1分44秒5のレコードで駈けてもいる。

パンチ不足のぶん、単勝を嫌っての三番手としたが、トウカイパラダイスは、中日新聞杯が0秒1差、大阪杯キズナの2着。56キロの別定戦なら当然勝ち負け。

新潟大賞典6着のサクラアルディートも、ひと雨降りパワー馬場になれば出番。エックスマークも2000mでこの組み合わせなら。トーセンジョーダンは、力量は認めても今回は連下止まり。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

img_yoso

須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

9

2着

3

11

相手

1

3

4

5

11

12

10通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

3

11

2着

9

相手

1

3

4

5

11

12

10通り 各500円

須田鷹雄の見解

 天気と馬場状態が微妙な情勢。さらに確固たる逃げ馬もおらず、それでいて先行タイプはそれなりにいるというメンバー構成だ。

 先行馬が多くても開幕週だし、差し馬に勢いのある馬はいないし、とりあえず位置を取れる馬を重視しておくのが定石だろう。ここは◎トウカイパラダイスだ。中日新聞杯こそ最後の最後でバテたが、大阪杯はほぼ同じ位置にいた○カレンミロティックを競り負かす好内容。速い上がりを使えない馬なので、誰が逃げるにしても自身でプレッシャーをかけてタイトな展開にしていくことだろう。

 ○は前走が不慣れな逃げ、しかも強敵と想定していなかった◎が思わぬ強さを見せたことで最後は崩れてしまった。ただ、金鯱賞のように△メイショウナルトが親切な逃げを打ってくれてその2番手というような形になるとこの馬はしぶとさを発揮してくる。▲エアソミュールともども、◎と組んで1-2着に来ると想定したい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

img_yoso

コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

3

9

11

12通り 各400円

3連単BOX

2

3

9

11

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

img_yoso

netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

4

9

11

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

9

相手

1

2

4

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

11

相手

1

2

4

9

12

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【小波乱】カレンミロティックは昨年の金鯱賞で重賞初制覇。2000mは【2102】で、阪神コースも【3122】と良績がある。先行してしぶとく、レコード勝ちの実績から時計勝負も歓迎だ。トウカイパラダイス大阪杯2着とカレンミロティック(4着)に先着。7歳でも衰えは見られず、メンバー的に展開利も見込める。エアソミュールは4勝を挙げているオープン特別で巻き返す。トーセンジョーダンは昨秋のJC3着で健在ぶりをアピール。久々だが地力で踏ん張る。トゥザグローリーフラガラッハメイショウナルトを押さえる。

 栗山求の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

5

9

11

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

5

9

11

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎カレンミロティックは「ハーツクライ×エーピーインディ」という組み合わせで、ヒカルアマランサス京都牝馬S)の4分の3弟という良血馬。ハーツクライはシアトルスルーと相性が良く、このパターンからはアドマイヤラクティカポーティスターマジェスティハーツなど多くの良駒が誕生している。シアトルスルー系の硬質なスピードの影響かハイペースに強い持続力タイプで、開幕週のスピード競馬を得意としている。

 ちょうど1年前の3回阪神開幕週に行われた垂水S(準OP・芝1800m)は1分44秒5のレコード勝ち。4走前の4回中京開幕週に行われた金鯱賞(G2・芝2000m)は1分59秒6のタイレコードだった。きれいな芝で行われる時計勝負の中距離戦にずば抜けた適性を示している。開幕週の高速馬場で行われる今回はベスト条件。おそらく2番手追走の得意パターンから抜け出す作戦だろう。絶好の3番枠を引いたので池添騎手に迷いはないはず。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 一昨年から夏開催に移動しましたが、施行距離も1800から2000へ、コースも外回りから内回りへと、施行条件も大幅に変わりました。基本的には、新潟大賞典からエプソムカップへと連なる裏街道に位置するG3重賞ですが、ここをステップにG1路線へのカムバックを目論む実績馬の出走もあったりして、年によるメンバーレベルの上下差が激しいレースとなっています。

 カレンミロティックにとって重賞初制覇となった昨冬の金鯱賞が開幕週。また、ちょうど1年前のこの週の阪神でも準オープンを勝ち上がっている「開幕週巧者」です。パワー馬場となった中山記念では大敗しましたが、近走は有馬記念を含めて良馬場ならば安定した走りを見せています。開幕週の阪神で他に逃げ候補も見当たらず、すんなりと自分の形に持ち込めそう。この馬本来のしぶとさを存分に発揮できるでしょう。

 エアソミュールは去年のこのレースの4着馬。オープン特別はすでに4勝もしていますが、重賞では人気を裏切る結果が続いています。間隔を詰めて使うよりもゆったりしたローテーションで臨んだ時のほうが好走確率が高いという傾向が出ており、今走は3ヶ月ぶり。ちょうど走り頃と言えます。トーセンジョーダンは天皇賞秋を始め、G1レースで再三好走経験があるビッグネームです。きっちり仕上がったらこのメンバーで負けるほうが難しい、というクラスの馬ですが、今回は有馬記念以来半年ぶりの一戦になります。典型的な叩き良化型で、目標はもちろん次の宝塚記念でしょうから、今回は評価を下げたほうが無難です。

 サクラアルディートディープインパクト産駒としては力強いタイプで、前走の新潟大賞典は上がりの切れ味で劣ったという形です。立ち回りが上手な馬ですし、阪神の内回りは悪くないはず。アドマイヤタイシはG3での2着が5回もあるようにどのコースでも安定していますが、最も得意にしているのがこの小回り2000で、今走は一変が期待できます。トウカイパラダイスはあとワンパンチが足りないものの、大阪杯ではキズナエピファネイアの間に割って入る健闘を見せました。上がりが掛かるようならここも馬券圏内に入ってきそう。トゥザグローリーはかつて天皇賞でも1番人気に支持されたほどの実力馬ですが、長期スランプに落ち込んで出口の見えない状況です。鳴尾記念は2年前に快勝した縁起のいいレースでもあり、なんとか復活の足がかりをつかみたいところです。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

img_yoso

藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

3

4

5

9

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

10

相手

3

4

5

9

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

4

相手

3

5

9

10

11

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】エックスマークは前走の流れを経験したことが大きい。この距離で持ち味が出る。上積み十分のアドマイヤタイシトゥザグローリーは立て直され体調がいい。

 小原靖博の予想

img_yoso

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

3

7

9

10

12

90通り 各100円

小原靖博の見解

 エアソミュールの前走は相手が揃っていたが、一番の敗因は折り合いを欠いたこと。あれが実力ではない。立て直しを図って落ち着きが戻り、仕上がりも良好。この枠でも内に潜り込んで馬込みに入れることができれば折り合いはつくはず。巻き返しを期待。

 相手は、タメが利けばひと伸び利くカレンミロティック、安定して走れるトウカイパラダイスが有力だが、トーセンジョーダンエックスマークアドマイヤタイシメイショウナルトらも押さえたい。

厳選予想 ウマい馬券