11R
札幌記念
15:25発走 / 芝2000m (右) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 札幌 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) 定量 15頭
本賞金:6800,2700,1700,1000,680万円
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最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 真夏の大一番・札幌記念。サマー2000シリーズの第4戦にして最大のポイントが付与されるレースでもありますが、過去9回のサマー2000シリーズでチャンピオンとなった馬が札幌記念に出走したことは、函館開催だった2013年のトウケイヘイローただ一頭だけ。このことからも、札幌記念が他のローカル重賞とは一線を画するレースだということがわかります。札幌記念の勝ち馬は、凱旋門賞か天皇賞か、GIへ直行するのが普通(過去10年のうち7頭が該当)です。気が早いように見えますが、じつはGIへのステップレースと考えてまったく差し支えないレースなのです。

1.前走GI組強し

 昨年の札幌記念は、ハープスター(オークス)、ゴールドシップ(宝塚記念)、ホエールキャプチャ(安田記念)と、前走でGIを使われていた馬が1-3着を独占しました。過去10年から函館開催の2013年を除いた9回のうち、前走でGIを走っていた馬の成績は[4-3-4-13]。前走GIII組と比べると勝率で2倍、連対率・複勝率では3倍と圧倒的な成績を残しています。

2.牝馬のためのレース

 札幌開催の過去9回で牝馬の成績は[4-2-2-9]。ざっくり言うと、出走したうちの半分が馬券圏内に入り、そのうちの半分が勝っているという数字です。ちなみに着外9頭のうち3頭は4着で、掲示板を外したのは17頭出走して6頭だけ。さらにその6頭のうち5頭は二桁人気と、最初からほぼノーチャンスの馬でした。人気でコケたのは2005年12着のダンスインザムードだけ。このレースに出走した牝馬は、ほとんどが「いい思い」をして帰っていることになります。

3.スピードレース化進む

 昨年1着のハープスターはその年の桜花賞馬でしたし、3着のホエールキャプチャは1600mと1800mで重賞を5勝。2012年2着のダークシャドウ、2011年2着のアクシオンも1800m重賞に勝ち鞍がありました。対照的に、昨年のゴールドシップは1番人気で2着、2012年のヒルノダムールは2番人気で3着と、長めの距離を得意としている馬は札幌記念に来るとやや苦労しています。ステイヤーよりはマイラーがレースを進めやすい傾向は、近年ますます顕著になっています。



 ラキシスは昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬で、牡馬を相手にしても今年の大阪杯を制しています。前走の宝塚記念はスローペースで脚を残して人気を裏切りましたが、勝ち馬とは0.4秒差。有馬記念も0.2秒差6着と、グランプリでも大崩れしないのですから、牡馬も含めてトップクラスにランクされる馬です。間隔が開いても初コースでも苦にしませんし、位置取りが自在で小回りでも安定感があります。

 ラストインパクトは春の天皇賞路線からの参戦ですが、これまでの重賞3勝のうち金鯱賞が2000mで小倉大賞典が1800m。金鯱賞は好メンバー相手のレコード勝ちでしたし、小倉大賞典も3コーナーでひと捲りからの圧勝と、いずれも非常に強い内容でしたから、むしろこの馬の本領は中距離にあると考えられます。叩き良化型であることは懸念材料ですが、力をつけた今ならば本調子手前でも高い評価が必要になります。

 トーホウジャッカルは昨年の菊花賞馬。8ヶ月の休み明けだった宝塚記念でも4着に好走して、「4歳最強」の呼び声が伊達ではないことをアピールしました。ただ、重賞レベルでの実績が2200m以上なので、このクラスでの2000m戦がどうかという疑問は残ります。追走スピードは互角ですが、小回りで上がりが速くなると器用さで見劣りしそうで、そこをどうクリアーするかがカギになりそう。

 実績で上回る「三強」に割って入るとすれば、ディサイファでしょう。昨年のエプソムカップ(芝1800m)など重賞2勝にくわえ、昨年の毎日王冠でも大接戦の4着があります。今年のエプソムカップはクビ+クビの3着でしたが、例年にない好メンバーだったことを思えば悪いステップではありません。函館競馬場での実績になりますが、洋芝の中距離では2戦2勝。ディープインパクト産駒としては切れ味に欠ける面があり、北海道はうってつけの舞台になります。

 叩かれつつ復調気配のトウケイヘイロー函館記念勝ちが好タイムのダービーフィズ、函館やロンシャンに実績があり洋芝で上積みが見込めるステラウインドが押さえ。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

4

8

9

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

1

相手

4

8

9

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

12

相手

1

4

8

9

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【上位拮抗】混戦だが、ラストインパクトの決め手が上位とみて中心に指名。ラキシスも力量互角でチャンスが十分ありそうだ。トーホウジャッカルは仕上がり良好で上位争いが視野に。差し脚が安定しているダービーフィズも侮れない。ステラウインドは力量的に微妙だが立ち回りひとつで善戦可能。ヤマカツエースは先手主張なら残り目も。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
1ラキシス(2人気)
12トーホウジャッカル(1人気)
9ステラウインド(9人気)
13トウケイヘイロー(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

9

12

13

12通り 各400円

3連単BOX

1

9

12

13

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

4

7

9

11

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

1

相手

4

7

9

11

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

7

相手

1

4

9

11

14

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【これぞG1馬】トーホウジャッカルは、何故GI馬足りうるのか。シルエット、皮膚の薄さ、歩様、そして闘志――宝塚記念のパドックで、なるほどGI馬。その造りに改めて瞠目。なんて、従来の記録を大幅に塗り替える、菊花賞・3分1秒0の大レコードの反動は意外に大きく、予定していた天皇賞(春)は回避。宝塚記念へとローテがずれ込み、調整過程も造りも決して順調とはいえなかったし、外目14番枠で道中は前に壁を作れず。しかし、おっかなびっくり状態で終始外を回されるロスがありながらも、直線一旦伸び掛かる素振り。能力をダイレクトに信頼して競馬を運んでいれば、0秒3差もなんとかなったか。鞍上の酒井も、その思いが強いだけに、今度はしっかりとした、本命馬の正攻法の競馬で臨む。札幌記念は別定のGII、まずは能力ありき。それで負けたら仕方なし。昨年のちょうど今頃、坂路調教の時計上昇とともに菊へと参戦した馬だけに、果たして坂路ではなくコース追いで仕上がるのか。ふたを開けてみれば愕然とする、細い馬体だったりするかもしれないが、宝塚記念で受けたGI馬の感触を大切にしたい。

逆転があればラキシス。休むたび成長を促してきた馬とはいえ、宝塚記念の478キロは少し重かったか。しかも宝塚は、前半1000mは1分2秒5のスロー。上がり3Fではなく4F目から、11秒7―11秒0―11秒6と一気にピッチが上がり、ラスト1Fは逆に12秒4。差し馬や後続各馬も、脚の使いどころを見失ってしまった。ま、ルメールとすれば、有馬記念・0秒2差をビデオで眺めていたろうし、捌き一つで牡馬混合のGIもなんとかなるとの思いは強かったろう。実際GIIの大阪杯では、キズナ等、牡馬GI級を撃破。宝塚は心の内では実は自信満々。追い出して、もうひとつの伸び脚に、重いのか?あれあれ?――だったかもしれないなぁ。タイトな札幌2000m適性が見え辛いものの、大阪杯の馬場をこなせるのなら洋芝は大丈夫。あの宝塚を糧に、今度は仕上げもポジショニングも精緻に油断なく運ぶハズだ。

洋芝適性が見え辛いぶん、三番手評価としたが、ラストインパクト天皇賞(春)を、直線半ばまでは勝ったかに思わせ、見せ場たっぷりに0秒2差。阪神大賞典ではゴールドシップに遊ばれもしたが、別定GIIの2000mなら格も実績も上位にランクされる。惑星はステラウインド。本年の七夕賞は1000m通過が59秒5のミドル。よどみのない平均ラップが積み重なり、結果は過去十年では最速の1分58秒2。GIIに入っても胸を張れる2着だった。

ディサイファはGIII2勝。エプソムCは将来性の高い4歳二騎に遅れをとったものの、僅差の3着と地力は確認。ダービーフィズ函館記念・1分59秒1も、過去十年で3位と質が高い。

 川島康孝の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

4

5

7

11

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

7

相手

4

5

11

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

12

相手

4

5

7

11

24通り 各100円

川島康孝の見解

宝塚記念は10kg増での出走で、馬体重の478kgはデビューからの最高体重。2番人気に支持されながら8着と、期待を裏切ってしまったラキシスだが、力負けではなく余裕があったのかもしれない。ただ、それはパドックで体に余裕があったように映った訳ではない。内面的な問題の公算大。キズナを負かした産経大阪杯の上がりは35秒9。かなり伸びているように見えたが時計は平凡。初の札幌洋芝になるが、切れると言うよりは長くいい脚を使えるタイプで適性はありそう。この相手なら中心視。

G1ではあと一歩だが、G2は2勝の実績。ラストインパクトが相手本線。トーホウジャッカルも、本命馬と同様に長くいい脚が使えるタイプ。この舞台は合いそうで3番手評価。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

4

7

11

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

14

相手

1

4

7

11

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

1

相手

4

7

11

13

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

動画内でピックアップした3頭は当然、予想に反映した。本命に推奨したいのは12トーホウジャッカル。気迫あふれる調教の動きから宝塚記念より状態は大幅にアップ。菊花賞馬が直線で一気に突き抜ける。次位は函館記念2着で復調気配の14ハギノハイブリッド。洋芝は得意で再度、注目したい。▲はGI馬1ラキシス。末脚勝負なら逆転の余地はある。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸2頭流し
軸1

7

軸2

1

相手

9

13

2通り 各800円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

9

相手

4

5

12

13

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

7

相手

4

5

9

12

13

30通り 各200円

須田鷹雄の見解

 札幌記念は格上タイプの強いレースで、函館記念を好走してきたような上がり馬タイプより、前走着順が悪くてもGI常連や別定GII好走歴のある馬を重視したほうがよい。特に宝塚記念組は安定している。ただ、GI馬が意外と勝ちきれないシーンも目立ち、3連単でいうと順番違いの高めが発生する余地がある。アタマ固定の3連単よりも、マルチで買うのに向くレースだ。

 ◎はラキシス。このレースは牝馬との相性が良いので、そこを重視した。最近は差し競馬になっているが、もともとは好位で受けることもできる馬。今回は最内枠を引いたので後方まで下げるというよりは取れる位置を取っていくはず。コース形態を考えるとそのほうが安心感がある。

 △トーホウジャッカルはローカル重賞向きの立ち回りができるかどうか分からないので敢えて下げ、◎○・◎▲からマルチを回す。

血統分析 栗山求の予想

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栗山求

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

4

9

11

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

4

9

11

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ラストインパクトは「ディープインパクト×ティンバーカントリー」という組み合わせ。母スペリオルパールナリタブライアン(四冠)とビワハヤヒデ(菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念)の半妹にあたる良血で、ファレノプシス(桜花賞秋華賞エリザベス女王杯)とキズナ(日本ダービー、ニエル賞)のイトコにあたる良血。キズナと本馬はディープインパクト産駒なので配合構成がよく似ている。

 母の父ティンバーカントリーはダート向きのパワーに定評があり、アドマイヤドンヒシアトラスなど多くの砂巧者を出している。また、本馬にはハイライトフィジー5×4という重厚なクロスが施されている。少しパワーを帯びた配合だけに、洋芝への適性は申し分ないだろう。位置取りにこだわりはなく道中も自在に動けるので、札幌記念に合いそうなタイプだ。仕上がりも上々なのでこのメンバー相手であっても凡走はない。

“直結式” 奥田隆一郎の予想

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奥田隆一郎

予想印
4ダービーフィズ(4人気)
1ラキシス(2人気)
13トウケイヘイロー(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 2500円

馬連BOX

1

4

13

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

ダービーフィズは、3走前に直結コース東京芝2000mの府中S(1600万下)を勝ち、前々走は距離2500mを凡走したが、前走にて直結コース函館芝2000mの函館記念(G3)を制した。3歳時に直結コース中山芝2200mのセントライト記念(G2)を連対して、距離的には2000-2200mがベストといえる。函館記念で小回りコースの洋芝を勝利したことから、札幌の同距離でも勝ち負けになる。

トウケイヘイローは、一昨年の夏に直結コース阪神芝2000mの鳴尾記念(G3)、直結コース函館芝2000mの函館記念(G3)と札幌記念(G2)を3連勝。その後は海外遠征をはさんだことで調子を崩したが、休養明けを叩いた前走で勝ち馬との差を詰めて、良化気配がうかがえる。実績ある北海道開催で適距離2000mに出走、叩き3走目の変わり身を警戒する。

血統ひとすじ 望田潤の予想

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望田潤

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 1000円

馬連流し

9

相手

1

4

7

8

11

12

14

7通り 各1000円

ワイド

7

-

9

1点 2000円

望田潤の見解

 GI馬のトーホウジャッカルラキシスはストライドで走るタイプだから本来は外回りベターで、しかし札幌記念はGI馬の格でゴールドシップブエナビスタが2着に間に合うレースでもある。

 とはいっても、トーホウは一週前の馬体がどうもガレて見えるし、ラキシスもこの内枠はレース運びが難しいだろう。

 となると、重賞3勝ラストインパクトが2000mも洋芝も合っているので有力だが、前走長距離戦を後ろから差しているだけに、ここで好位で流れに乗れるかどうか。

 トウケイヘイロー柴田善臣だから七夕賞のように中だるみペースで逃げる可能性も高く、ここは好位で立ち回れる機動力を重視すべきだろう。

 ステラウインドはヘイロー≒レッドゴッド≒サーアイヴァー≒ドローンのニアリークロス3×5・6・6で、「父中距離×母父マイラー」の配合形でもり、斬れ味というよりは機動力に富んだ脚質で、実は小回り向きの脚質である、というのが七夕賞で◎にした根拠だった。

 ここは隣のヤマカツを追って出していけば好位がとれそうな組み合わせだし、ゼンノロブロイ×スピニングワールドの血統どおりのパワー体質で、6-9月は[3-1-1-2]の夏馬でもある。

 格や実績は一枚下だが、条件は揃っているだけに再度狙ってみたい。

負けない女 山崎エリカの予想

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山崎エリカ

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

12

1点 3000円

馬連流し

1

相手

7

11

2通り 各1000円

馬連流し

1

相手

8

13

2通り 各2500円

山崎エリカの見解

 天皇賞(秋)凱旋門賞に向けてのステップレースとして使われることが多い札幌記念。今年も菊花賞トーホウジャッカルに、エリザベス女王杯ラキシスのG1馬2頭に、昨年、重賞3勝で次なる狙いは、当然、G1のラストインパクトなど、重賞勝ち馬が計9頭も参戦。夏のクライマックスと呼ぶには、相応しいメンバーが集結しました。

 近2年の札幌記念は、それまでの傾向から一転して極端なハイペースになりました。その超ハイペースへと導いた張本人は、今年が3度目の挑戦となるトウケイヘイローです。特に昨年は、押さえきれない手応えで行き切ってのハイペースで、リミッターを振り切るようなレースが堪えたのか(?)、その後、屈腱炎を発症。今年6月に復帰してからは騎手が変わったこともあり、これまでよりもゆったりと行かせるレースをしています。

 しかし、トウケイヘイローは、上のクラスになると切れ負けするから逃げ馬になったのであって、脚を溜める競馬では勝つことを諦めたも同然。さすがに近2年ほどの狂った逃げは打たないでしょうが、外枠に先行馬が入ったこともあり、ある程度は行き切るでしょう。また、札幌芝はハイペースの芝1200m・500万下戦でも1分08秒9も時計が掛かっているので、トウケイヘイローがある程度行ききれば、必然とハイペースになります。

 よって、◎には今年初戦の大阪杯では、あのダービーキズナに2馬身差をつけて、トーホウジャッカルが勝った菊花賞同等の高いPP指数で勝利したラキシスを推します。そのキズナ大阪杯で2着と激走したために疲れが残ってしまい、1番人気を背負った天皇賞(春)では7着に凡退。そのくらい今年の大阪杯はタフでハイレベルな激戦でした。事実、ラキシスキズナ同様で続く宝塚記念では2番人気に支持されながらも本来の行きっぷりがなく、8着に敗れました。しかし、今回はその大阪杯から約5ヵ月の時間が経ち、疲れも抜けてきた様子。今回も大阪杯同様にハイペースが濃厚となれば、勝ち負けが濃厚でしょう。

 ○は昨年の菊花賞トーホウジャッカル。今年初戦の宝塚記念では万全の態勢ではないながらも4着に入線し、高い底力の持ち主だということを強烈にアピールしました。今回は前走から上積みが大きいのでは(?)という評価で、1番人気に支持されそうな気配を感じます。しかし、初戦の宝塚記念で想定以上に走ってしまったために、やや疲れが残ってしまったのではないかということが、今回の札幌記念に向けての中間の調教メニューから感じ取れてしまうことが懸念材料です。高い底力は認めるものの、今回は対抗評価あたりが無難でしょう。

 ▲は前走の函館記念でオーバーペースで逃げたマイネルミラノを負けしに行っての3着ととても中身の濃い内容だったヤマカツエース。今年の3歳世代は古馬混合戦となってからの活躍が、本当に目立ちます。3歳馬の上昇力を加味すれば、このメンバーで展開がハイペースだったとしても、通用して不思議ないでしょう。

厳選予想 ウマい馬券