【上位拮抗】ダイワリベラルは2走前にモーリスとコンマ1秒。ここ目標に乗り込み順調で降級戦で勝ち負け必至。マローブルーは力量アップ顕著。勝って同条件でチャンスも十分。ヴェラヴァルスターは青葉賞僅差の3着。状態良好で素質も互角以上。キングストーンはマイペースで粘り込み狙える。ショウナンマルシェも力量あり、タブレットピーシーやロンギングゴールドなども差なく要警戒。

【4頭ボックス】マローブルーの勢いには舌をまく。フローラS・2分0秒3の実績を思えば、1000万勝ちは当然だが、二走前の中山2000mが1分59秒4。東京の2000m・秩父特別も、4F連続して11秒台の脚を駆使し、1分59秒8で一気差し。据え置きの1000万とあれば、極端な体重の増減さえなければ連勝∨も十分。

ただ、ヴェラヴァルスターは、青葉賞3着。競り負けはしたが、ごく近い将来、中距離重賞を賑わす3歳馬。ひとつ年上のダイワリベラルの3歳時の扱いとよく似ている。

割って入ればキングストーン。稲荷特別はラスト3F・11秒4―11秒0―11秒4と、逃げ脚は健やか。馬連・馬単は慎重に4頭ボックスが正解か。ショウナンマルシェ、タブレットピーシーは、恵まれての連下級。

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7か月の休養を挟んで楽勝での2連勝。本格化という言葉が当てはまるのがマローブルー。3歳時から素質の一端は示していたが、大事にされてきたことがここに繋がっている。レースセンスが抜群で、なおかつ決め手に磨きがかかっている今なら3連勝を狙える。秋には間違いなく牝馬重賞戦線に加わっているはず。

1000万とはいえかなり濃いメンバー。すでに前走で同クラスを勝っている馬もいるので熾烈な争いとなりそう。そのなかでも◎マローブルー。前走同距離コース102はここでは最上位。同じく他場であるが前走102で平均値も100超えの○ダイワリベラル、そこに3歳馬▲ヴェラヴェルスターまでが加わるという非常に興味深いレース。

連勝中と勢いに乗る3マローブルーが中心だ。先行力があり速い時計も対応は可能だ。うまく好位で立ち回ればチャンスは十分にある。対抗はスピード能力で勝る9ダイワリベラル。