【ソフトなアタリ】極端なイレ込みさえなければ、ナムラアンで順当。デビュー戦の上がり34秒2の中に、10秒台のラップも類推できた切れ者。テンションの高さを慮り、道中あまり動かさないよう、末脚温存策を選んできたため、勝ち上がりに若干時間を要し、君子蘭も出遅れてカッとなったぶん、0秒1差詰め切れなかったが、やや間隔をあけたことで気分転換。ドイツ人シュタルケより、フランス人のルメールのほうが、たぶんアタリがソフト?(笑)。

対抗はエニグマバリエート。山吹賞は上位二頭とは、決定的ともいえる3馬身差の3着。1800mは気持ち忙しいけれど、東京2000mを2分1秒3で勝ち切った実力が第一本線。単穴は小倉のあすなろ賞を2分0秒6で3着のジャストフォーユーの逃げ残り。

アイファーサンディは、末脚温存でチョイ差し。クレスト、グレースドゥモナコの流れ込みと、小頭数ながら連下・3連単はけっこう難解。

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【伏兵注意】ナムラアンの前走は掛かり気味だったが、しっかり追い上げた。昇級2戦目で首位争い。サーサルヴァトーレの前走は外枠で外を回った。時計は詰めており、クラス2走目で前進あるのみ。グレースドゥモナコの前走は先手を奪ってしぶとい競馬。脚質的に今の馬場は合う。エニグマバリエート、アイファーサンディを押さえる。

【順当決着】近3走の内容がいい03ナムラアンを素直にトップ評価。センスのいい走りをする馬で、昇級戦の前走でも好内容で3着と、結果を残した。いかにも展開が向きそうなここは、順当に勝ち負けだ。相手も、02エニグマバリエートと05グレースドゥモナコが上位と、順当決着の公算が大の一戦。ひねらず素直に。

【小波乱】エニグマバリエートの前走は上位2頭が強かった。しっかり伸びており能力はある。内枠を生かして抜け出す。良化一途のナムラアン。ハナを切ればジャストフォーユーが一変。

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前走は高レベルのメンバーと戦って3着と好走した3ナムラアンが主力。確実に地力がアップ。時計が速い芝にも対応は可能なのでチャンスはあるだろう。○は格上げになるが能力は互角の5グレースドゥモナコ。