【追い切りで癖もつかんだ】前走は幾分勝ちに逸ったか。1分49秒8という、重馬場を差し引いても速い流れを勝ち出て、足元をすくわれた形のエアカミュゼだが、パワー勝負の良馬場なら、結果も違ったか。調教メニューを見る限り、気配落ちはなさそう。ルメールも稽古で跨りクセはつかんだとみた。

逆転があればスマートラファエル。レース内容は少し乱暴だが、前走の中京戦は1800m通過・1分54秒8のミドルラップをひとマクリ。同日の500万条件の1800ダート戦の時計・1分55秒5と比較すると、レースの質の高さが浮き彫りとなる。

ススカルパンは、前走エアカミュゼに先着。1分49秒9は立派だが、二番が効くタイプかどうかが微妙。惑星はショーグン。冬場と違って温暖な今は、同じ稽古量でも自然といい汗をかき、久々でも馬体の造りはいい。

連穴はシュガーヒル。脚元の弱い馬が、これだけ順調に使えるのは珍しい。スズカウラノス、セルリアンサーロスも3連単のヒモ要員なら。

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【伏兵注意】エアカミュゼの前走は着順を落としたが大きくは負けていない。馬力がありパサパサの良馬場で巻き返す。スズカルパンの前走は4角で動けなかったが、最内を突いて伸びた。ショーグンの前走は脚抜きのいい馬場で前が止まらなかった。スズカウラノスは展開が向けば反撃可能。キングスクルーザー、シュガーヒル、スマートラファエルを押さえる。

【中心不動】前走の先行内容がいい11エアカミュゼを素直に信頼。先行指向の強いメンバー構成でもなく、ここは展開利も十分に見込める。相手は08スズカルパンと01セルリアンサーロスの2頭を上位に評価。◎からのヒモ荒れを警戒しておきたい一戦である。

【小波乱】エアカミュゼは一戦ごとに走破時計を詰めている。上昇一途。地力強化ぶりが目を引くスマートラファエル。ショーグンはいまの季節が合う。

当レースは印のみの提供となっております。

1000万では能力上位の11エアカミュゼを狙う!今度は良馬場で多少、時計を要するなら巻き返しは必至。先行策から抜け出す。対抗は格上げだが能力は互角の7スマートラファエル。