今週の最終追い切りのラップを見て注目した◎プレミアステイタス。美浦坂路で1F15.2秒から徐々に加速してラスト1F12.5秒という、きれいな加速ラップの追い切り。2走前の東京芝1600mでは3F目まで加速しながら、4F目で大幅に減速していたので、それと比較しても今回の方が状態が上向いていることは明白。

　1回東京開催の芝1600mは3歳時のクイーンCで経験して4着。勝ち馬から0.3秒差でしたが、当時が稍重の時計を要する馬場。この実績を考えると仮に馬場が悪くなったとしても「こなせる」と判断しました。

1.ニシノオタケビ
今回：標準トラック
前回：標準トラック

2.ジュエルプラネット
今回：馬ナリ平均坂路
前回：乗込坂路

3.ネオヴァロン
今回：標準少めトラック主体
前回：標準多め併用

4.ダイワスキャンプ
今回：馬ナリ平均併用
前回：馬ナリ平均トラック

5.カスクストレングス
今回：標準坂路
前回：標準併用

6.プレミアステイタス
今回：標準坂路
前回：標準トラック主体

7.サンマルティン
今回：標準少めトラック
前回：標準少めトラック

8.タピゴン
今回：馬ナリ平均坂路
前回：軽目併用

9.ウインスラッガー
今回：急仕上げトラック
前回：標準トラック

10.シークレットベース
今回：連闘
前回：標準少めトラック

11.マリーズケイ
今回：馬ナリ平均トラック
前回：馬ナリ平均併用

12.マコトギンスバーグ
今回：標準少め坂路主体
前回：標準坂路主体

13.コウソクコーナー
今回：標準トラック
前回：標準少め坂路

14.トーホウスマート
今回：一杯平均トラック
前回：標準少めトラック

15.アンジュデュバン
今回：軽目トラック
前回：急仕上げトラック

16.ストリートオベロン
今回：標準少めトラック
前回：標準トラック

【伏兵注意】マリーズケイは底力上位の存在。休み明けから使われつつ状態は上向いており今度こそ。サンマルティンは弱さあり出世遅れるも素質非凡。状態も前走以上で差し切り十分。ダイワスキャンプも休み明けだが動き軽快で好勝負を見込める。ストリートオベロンは距離短縮で見直しが必要。ニシノオタケビも好調キープで、マコトギンスバーグやシークレットベースなどにも注意したい。

【資質信頼】休養明けの前走も、思わず目を瞑りたくなるような大出遅れ。サンマルティンの危うさは、相変わらずだ。しかし、馬体はこの兄姉たちの中でも随一。新潟の新馬戦の上がり33秒0という数値も、堂々のOP。中間の攻めも唸るようなデキ、最終追い切りで柴山も感触を確かめている。

　相手本線はマリーズケイ。ただ、東京でも2着2回はあるが、使える脚は一瞬。府中は追い出しのさじ加減が微妙だ。前走マリーズケイとコンマ1秒差のニシノオタケビが、東京替りで咆哮。ダイワスキャンプは前二戦で500万にメドが立っている。

　モツれてストリートオベロン、タピゴン、マコトギンスバーグも連下圏内。

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【波乱含み】マコトギンスバーグは休み明けも乗り込み入念で距離短縮もプラスと判断。サンマルティンは差し脚非凡でメンバー的にも注目できる。マリーズケイは詰めひと息だが今回も善戦以上が十分。ストリートオベロンは前走案外も立て直してスピード発揮なら残り目がある。地力秘めるジュエルプラネットが連下の穴。善戦タイプのニシノオタケビも押さえたい。

平均値上位が前走低。軸に平均値トップ◎マリーズケイを置き、前走高指数まで押さえる作戦がいいだろう。90台を2回出している▲サンマルティンが面白い。

去勢放牧明けになるが雰囲気がいい4ダイワスキャンプが狙い目。集中力が増してきた現状から終い勝負で差し切れる。対抗は7サンマルティンで決め手を生かせれば逆転も。