【中山最後の御奉公】極端な馬体減さえなければ、
リッカルドが連軸を死守。現級2着連対は前走を含め3回。時に風船が萎むように、ふっとパワーが削げ落ちてしまう時があるが、この中間はトレセンに在厩。レースの翌週から調教タイムが出ている。中山1800ダート限定馬だけに、馬券でもここが最後の御奉公か。
詰めの甘さを突かれるとすれば、
マルケサスの強襲。ムラはあるが、1800ダートの持ち時計・1分49秒8は、メンバー中ピカイチ。離されたとはいえ前走の上がりは最速。リズムのいい戸崎なら、直線入り口で射程圏の位置にノシ上げてくるかもしれない。
ポイントブランクは前走楽勝。ポテンシャルは現級レベル。脚元を気遣う大型馬だけに、使える時が走り時というタイプだ。
勢いなら
アバオアクー。2400mから1800mに短縮というローテは歓迎とはいえないけれど、東京マイルで勝ち鞍もある。
タムロミラクルも
鹿島特別くらい走れば好勝負。逆に
ファドーグは、時計1秒の更新が課題。