【晴れて勝ち負け】前走
京阪杯は大雨、馬場は田んぼ。しかし
メラグラーナは、重馬場の京都1400mで一気差しを決めたことがある。ひょっとして、水かきがついているくらい道悪は上手いんじゃないかと思っていたが、想像を超える、重馬場だったんだなぁ…。前走の負けでローテーションを前倒しにした感じが少し気になるが、良馬場なら決め手上位。三走前の
フィリピンTの走破タイムは1分7秒9、後続に0秒4差、最後はジョッキーの腰が浮き上がるほど悠々の楽勝を思えば、同開催開幕週のGIII・
CBC賞の1分7秒2と内容的には遜色のない内容だった。当該コース適性も
セプテンバーSで証明済み、中山の急坂でも上がり33秒3を計時している。
当面の目標は
ナックビーナス。オーロCは、横山典の技あり。マイペースに持ち込み、7Fでもまんまの逃げを完遂したが、本質は
葵Sの1分7秒9にある。6Fなら小細工なしでも勝ち負けに持ち込める。単穴は
レッドラウダ。本年1月に当コースで2勝目を挙げた3歳馬、もう
ワンステップアップを期待していい。
セカンドテーブルは、前走チギれた2着争いの中、ラスト100mまで一杯に踏ん張った。デキのよさなら
イッテツ。乱戦になれば、
アクティブミノル、
アースソニックのベテラン勢が連下争いに突入。