【ポテンシャルは重賞級】
ワンブレスアウェイは、1800mは〔2100〕と連対
パーフェクト。二走前の
初音S・1分46秒9という走破タイムは、東京1800mの牝馬重賞なら、
府中牝馬Sに匹敵する好タイム。実際
初音Sの勝者は
福島牝馬S2着。左回りを中心に使っているが、中山の
スピカSに快勝歴あり。同レースは1000m通過が1分2秒5という超スローのため全体時計は地味。ただ、11秒8-11秒1-11秒6(3Fは34秒5)という良質な上がりラップを計時している。55.5キロのハンデでも、平坦に近い福島なら伸び脚は鈍らないだろう。
対抗は
サトノスティングのひと差し。
ジューンSは強敵相手に0秒4差、力勝負の東京2000mを1分59秒5と頑張った。福島9Fは〔3110〕という高い連対確率を誇る。追い込み型だけに戦績にムラはあるが、
ザトゥルーエアーは、コース形態の似た小倉の中距離で結果を残しており、ハマれば一発が期待できる。
オコレマルーナは一昨年の
阿武隈Sは7着に終わったが、不器用な馬だけに小頭数はありがたい。福島なら9ハロンも守備範囲だろう。少し距離不足だが
ペンタトニックも今状態はいい。