【軸不動】ウインヴォラーレは現級勝ちの実績持ち近走も安定。中1週も活気十分でデキ落ちなく57kgでも中心。サーレンブラントは末脚堅実。動き素軽く気配も良好で自己条件なら巻き返せる。タガノアシュラは久々も仕上がり十分でマイペースなら粘り込みも。ネイチャーレットも底力あり条件も得意。サウンドメモリーはコース替わりプラスで、ライトファンタジアやビービーガウディなども押えたい。

【がっちりキッチリ】ウインヴォラーレが、がっちりと連軸は確保。春の東京・陣馬特別で現級勝ち。本夏もコースを問うことなく、3・2・2着と好走。57キロのハンデも背負いなれている。何かに差し込みは許しても、馬券連対から外れることはまず考えにくい。

　逆転の単も見込める対抗が、3歳馬サーレンブラント。セントライト記念は7着に終わったが、二走前の信濃川特別・1分57秒4は、なかなかの好記録。「左回りのほうがフットワークがスムーズ」と、レース後ジョッキーがコメントしている。ビービーガウディも新緑賞を快勝した3歳馬。

　チェスナットコートの勢い、タガノアシュラの逃げ残り。サウンドメモリーも54キロなら上位争い。

　ハンデ戦なので斤量を意識した予想をしてみる。いまのハンデ戦だと能力差を斤量差で埋めきるには至らないので、基本的には背負っている組が強い。また、背負っている組のほうがハンデでお客さんに嫌われる傾向があるので、回収率も高くなりがちだ。

　このレースの場合、◎ウインヴォラーレのように57キロで既に好走している馬がトップハンデの57キロというのは競走上問題ない一方、軽ハンデ馬に票が流れるので少しだけとはいえむしろお得な存在になりやすい。

　ハンデ差に注目するならば、斤量の額面だけでなく前走からの流れや過去走にも注目する必要がある。今回、馬齢重量よりも2キロ以上軽いハンデになっているのは半数の6頭。そのうち前走から2キロ以上減なのは3頭だが、うち2頭は前走で負けすぎている(11着と15着)。残った○サウンドメモリーはハンデ戦54キロで2,3着→定量57キロで7着→ハンデ戦54キロなので当然今回は買い。54キロでもコースによっては危ない馬だが、東京は得意でもある。

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【伏兵注意】7ウインヴォラーレは現級実績上位で引き続き首位争いの可能性が大。6サウンドメモリーは前走案外も叩き2走目でこの条件なら善戦以上が可能だろう。12サーレンブラントは決め手上位で今回も差し脚発揮に要警戒。1シンボリタピットは距離延長がカギだが楽逃げの形なら残り目が考えられそうだ。4チェスナットコートは昇級戦だが地力的に要注意。

【小波乱】サーレンブラントはコースが変わり持ち味を生かす。しぶといタガノアシュラ。追い比べでマイネルフレスコが浮上。

平均値が100超えで同距離コースも105がある3歳馬が平均値トップ。しかもハンデが53キロならば◎サーレンブラント勝負だろう。相手はハンデトップ2頭○▲。さらに3歳で前走102☆ビービーガウディ。

2着続きが示すように能力は上位の7ウインヴォラーレが有力。スタミナは豊富で先行力が発揮できればチャンスは十分。対抗は4チェスナットコートで昇級戦でも差はない。