【末脚見どころ】
小倉2歳S時
ヴァイザーは、気持ち重目残り。スタートが決まらず、加速に時間がかかり、前に入られブレーキも踏んだ。直線さあこれからというところで、外からぶつけられてしまった。ただ、終いの脚は見どころいっぱい。
能力のベースである新馬戦は、1000m通過が57秒2-1200m通過・1分9秒0というHラップを三番手追走から、もうひと脚使って差し切り勝ち。1分21秒9という走破タイムも、例年の6月の阪神開催・7F新馬の水準を大きく上回っていた。ほんのひと絞り、もうひとつ前のポジションを奪えれば外差し十分。
リュウノユキナとの叩き合いが第一本線。洋芝が合っていたのは確かだが、
すずらん賞・1分10秒8は、同週の古馬500万と0秒2差。数字的にも能力を証明できている。
単穴は
ペイシャルアス。1位降着もあるように、
小倉2歳Sは難しさを出してしまった。ただ二走前の1分8秒7(稍重)は、
小倉2歳SよりHレベル。脚を突っ張ったりしなければ上位争いになる。輸送がカギになるが、
セイウンリリシイは、5F通過・57秒6のタフなペースを前走で経験。
ニシノコデマリは、11秒5-11秒5で二枚腰を使った。
オジョーノキセキも、積極的に行けばかわる。