2走前にまんまの逃げ切りを決めた◎フロリダパンサー。昇級初戦の前走は1800mという距離もあってか6着。ちなみに最終追い切りの内容で判断すると、前走は小倉遠征もあり、2走前よりも3F時計がかなり遅くなりました。この影響は間違いなくあったと思います。

　今回は中2週の当日輸送ということで、きっちり2走前と同じ最終追い切り内容。調教タイプも2走前と同じ馬ナリ平均坂路。競られるような展開は厳しいかも知れませんが、1枠1番ならすんなりと競馬ができるはず。ハンデの後押しもあれば、十分勝ち負けになります。

1.フロリダパンサー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

2.バンドワゴン
今回：標準少め坂路
前回：標準少め坂路主体

3.フロムマイハート
今回：馬ナリ平均坂路
前回：馬ナリ平均坂路主体

4.ギモーヴ
今回：標準少め併用
前回：乗込併用

5.ショウナンバーキン
今回：標準少め併用
前回：標準少め坂路

6.シャドウダンサー
今回：標準坂路主体
前回：標準多め坂路

7.ベルニーニ
今回：急仕上げ坂路
前回：標準少めトラック

8.グランアルマダ
今回：標準坂路
前回：標準少め坂路

9.サトノケンシロウ
今回：標準併用
前回：一杯平均併用

10.スズカルパン
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準多め併用

11.ジャズファンク
今回：馬ナリ平均トラック主体
前回：標準併用

【波乱含み】稲荷特別でテッポウ勝ちを決めたサトノケンシロウ。休み明けで、仕上がりは半信半疑の八分。それでも押し通すところが血統馬ということか。昨夏の小倉戦で、現級レベルの能力も見えている。サトノダイヤモンドに調教で遊ばれたりしているが、この馬とすれば時計自体も上々。昇級Vの用意は整った。

　先手を奪いさえすれば、バンドワゴンは常に巻き返しの余地あり。長期休養を余儀なくされたように、腰の造りは理想とはいえない。出遅れと腰の甘さは連動しているし、何よりもハナを切らないと、走りが小さくなり嫌気をさしてしまう点がネック。しかし2000mの流れなら、単騎先頭策から結果も出せる。

　割って入ればギモーヴ。パワー型だけに、高速決着はやや分が悪いが、53キロなら切れも違ってくるか。シャドウダンサー、ジャズファンクの決め打ち。ショウナンバーキンは、ハンデ戦でこその先行流れ込みタイプ。

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【混戦模様】どの馬も決め手に欠ける難解なメンバー構成。本命は前走以上にパフォーマンスを上げてくると信じて9サトノケンシロウ。現在3連勝中と勢いはあるものの前走も僅差。良血馬特有の覚醒が起こって欲しい。2バンドワゴンは、とにかくスタートがすべて。ただ新馬も圧勝しているように使い込むよりは間隔をあけた方が良いかも知れない。4ギモーヴは得意の阪神コースで一変が可能。

【勢い乗る】現在3連勝中である09サトノケンシロウ。さすがに準オープンでハンデ55キロだと楽ではないが、それでも突き抜けてしまいそうなポテンシャルを感じる。少しずつ芯が入ってきたのか、稽古での動きも良好。相手は、02バンドワゴンと10スズカルパンが上位評価組だ。◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい。

【小波乱】サトノケンシロウは体力がつき軌道に乗った。コースが変わりバンドワゴンが浮上。しぶといグランアルマダが続く。

2走前同距離コースを89で走り、前走は馬券にならなかったものの102を出している◎ギモーヴ。これは狙ってもいい範囲だろう。相手に平均値トップ○バンドワゴン。こちらを軸にする手もあったがこれでトップハンデというのはどうなのか。続いてまだ指数は出ていないが連勝中で▲サトノケンシロウ。指数は高い☆ショウナンバーキン一発候補に。

目下3連勝と勢いに乗る9サトノケンシロウが主力。55キロは魅力で叩いた効果は必至なら期待できる。対抗は4ギモーヴでクラス2戦目で上積みは十分。