【天を仰いだ】ゼンノワスレガタミの前走痛恨。和布刈特別は、好スタートは切ったいいが、道中は内のポケット。断然人気に支持され大事に乗りたい気持ちもわかるが、そこに行くと前が詰まる。直線コースを切り替えたものの、うーん…。ただ、当該1700ダートは1分44秒9という好記録で勝ち鞍があり、現級の西日本スポーツ杯を2着、京都の1900ダートも2着に踏ん張った「ご当地馬」。鞍上は小倉で勝ち星を量産している藤岡佑、その起用に結果でこたえたい。

　カフジキングとの追い比べが本線。昇級の形はとるが、1000万クラスで連対歴があり、福島・函館1700ダートで2勝。ローカルのこの距離は慣れている。

　クルークハイトは、前走時計上々。後続に0秒9差、この距離にも勝ち鞍があり、藤田菜七子の気風の良さも単穴としての武器になる。惑星は中央場所の1400ダートに良績のあるトウカイシュテルン。ディグニファイドの変わり身、キングズアフェアーの前残りも押さえておきたい。

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【相手探し】前走は明らかに直線でスムーズさを欠いて脚を余した13ゼンノワスレガタミ。距離損しても外をスムーズに回れるこの枠は歓迎。力が抜けている印象だ。4カフジキングは昇級気になるものの、このクラスでの実績あり。初の小倉もセンス高い馬だけにクリアしてくれるだろう。9トウカイシュテルンは距離延長になるが、ペースも流れそうなここはスタミナロスも最小限に食い止められる。魅力のほうが不安より大きい。

昨年は人気馬が総崩れで荒れた同レース。上位にきたのは人気そこそこの4歳馬3頭だった。今年も4歳から前走小倉同距離コースで惜しい競馬をしている◎ゼンノワスレガタミ抜擢。前走値90台は多いがそのなかで同距離コースというのであれば有利なはず。相手○クルークハイトと▲イイトコバカリ。一発に☆カフジキング。

久々を叩いた効果は大きい13ゼンノワスレガタミを推す。小倉は相性が良くリズム良く運べればチャンスはある。次位は9トウカイシュテルンで決め脚が生かせれば面白い。▲は1キングズアフェアーで積極策から逆転を狙う。